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今更聞けない!「mix」のあれこれ~パラメトリックEQ~

みなさんこんばんは、tsubasa.addことつーちゃんです。
本日はパラメトリックEQのついてです。

パラメトリックEQは、ミキシングやマスタリングにおいて広く使用される重要なツールであり、特定の周波数帯域をピンポイントで調整することができる優れた機能を提供します。このEQは、音源の特定の周波数成分を強調したり、カットしたりすることで、サウンドのクリアネスやバランスを向上させることができます。

まず、パラメトリックEQには、周波数帯域、増幅(ゲイン)、およびQ値(帯域幅)を個別に調整できる複数のバンドがあります。これにより、ユーザーは特定の周波数帯域を選択し、その帯域のゲインを増減させることができます。また、Q値を調整することで、選択した帯域の幅を狭めたり広げたりすることができます。これにより、周波数帯域の微調整が可能となり、より精密なサウンドシェイプが実現できます。

パラメトリックEQの一般的な使い方の1つは、不要な周波数帯域をカットすることです。たとえば、ミックスにおける低音部分にノイズや不要な低音が含まれている場合、パラメトリックEQを使用してこれらの周波数帯域をカットすることで、ミックス全体のクリアネスを向上させることができます。また、特定の楽器や音源の周波数帯域を強調することで、その音源を他の要素から際立たせることができます。たとえば、ボーカルの存在感を高めるために、ボーカルの特定の周波数帯域を増幅することができます。

さらに、パラメトリックEQは、クリエイティブな目的にも使用されます。例えば、楽曲の特定のセクションで特定の周波数帯域を強調することで、そのセクションのエモーションやムードを強化することができます。また、周波数帯域を広げることで、特定の楽器や音色の幅広いサウンドを実現することもできます。

総括すると、パラメトリックEQは、ミキシングやマスタリングにおいて非常に重要なツールであり、サウンドのクリエイティブな調整や微調整に幅広く活用されています。正しく使用することで、サウンドのクリアネスやバランスを向上させ、楽曲全体の品質を向上させることができます。


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