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西東緑赤の晴耕雨読

「遺失物事務所歳時記」「児童養護施設のドタバタ日記」ほか、生活の中で面白いと思った事を共有します。詳しくはプロフィール記事をご覧ください。
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2023年8月の記事一覧

ワンマン化して大丈夫? - 車掌の業務の正しい認識

労組の指摘は正当。 そもそも、車掌の業務とは何だろうか。 世間ではあまり認知されていないが、車掌はドア開閉と放送の係ではない。

母子健康手帳に見つかった、行政のつまらない意識

「お母さんがお父さんに赤ちゃんを任せて外出できるようになると、お母さんも助かります」 「お父さんも赤ちゃんとスキンシップをしっかりもち、おむつを替えたり、お風呂に入れたり、できることから始めましょう。お母さんがお父さんに赤ちゃんを任せて外出できるようになると、お母さんも助かります」 「お父さんも育児を」 2023年にもなって、このような文言が母子健康手帳に載ったそうだ。 Twitterで炎上したのを受けて、元となったこども家庭庁の文書が訂正されたという。 実に嘆かわ

保育の専門学校での生活

政治行政系統を主専攻としていた大学時代と較べてみる。驚くことがたくさんあって、今も慣れない。気づいた点をここにいくつか挙げてみる。 学級がある 学級といっても一学年20名ほどなのだが、決まった教室があり、学生の中から「学級委員長」「体育委員」「行事実行委員」など決められる。わたしは「副委員長」。委員長を補佐するだけの、若干面倒だが基本的には楽な役割である。 「担任」がいる 学級に担任講師がおり、学級のことを全て掌握している。問題や相談事、提案があればまず担任に相談する

「男女交際禁止」という決め事の浅はかさ - 十代の性欲と向き合った施策の必要性

男女交際禁止の校則は減った(あるいは死文化した)のではないかと思うが、部活単位で残っている所は多いようだ。 専門学校のある授業で講師が手を挙げさせたら、スポーツ系の部活出身の子が何人も挙手した。 他にも「登校時から下校時までスマホ没収」「髪色が明るい場合は地毛証明書を運用する」「ネイル禁止」などの意味不明な校則が判明して、なかなか興味深く聞かせてもらったが、そんな所で3年間も過ごすのはさぞ窮屈だったろう。 ところで、男女交際を制限する理由は何なのだろう。