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西東緑赤の晴耕雨読

「遺失物事務所歳時記」「児童養護施設のドタバタ日記」ほか、生活の中で面白いと思った事を共有します。詳しくはプロフィール記事をご覧ください。
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2022年7月の記事一覧

あの不発弾は、何を狙って投下されたのか

7月24日の大阪の大規模な不発弾撤去は、とにかく無事に終わって良かった。 大阪は大規模な不発弾撤去作業が数年に一度はあり、その度に鉄道が止まる。

「技能実習制度」に擬態した奴隷制が日本にも存在する

間違ってはいないが、10年以上遅い。 東日本大震災を考慮しても5年以上遅い。 「労働力の需給の調整の手段としてはならない」と法ではっきり定められているにもかかわらず、多くの技能実習生が最低賃金を大きく下回る賃金での労働を余儀無くされてきた。 法務省は、あちこちから指摘を散々受けてきたにもかかわらず、経済性を優先するために沈黙し、法に則った調整や行政指導を怠ってきた。 そもそも、このような奴隷制に近い制度をつくり、「技能実習」という偽の看板をかけた人は誰なのかすら明らか

大規模通信障害の事後処理を考える

ニュースを見てたまげてしまったのだが、数百円の「お詫び」または返金で納得するユーザーは皆無だろう。 例えば、営業上の支障から社員10名を2時間ずつ残業させたとすれば、およそ6万円の損失である。 (社員1名1時間あたりの単価を1500円として計算。あくまでも仮定である) 無論、社員が失ったプライベートの時間は賃金でしか返ってこない。 けれども、通信会社としては数十億円の特別損失となる見込みという。 通信インフラの整備に充てられたはずの資金が、不満を煽る材料として泡と消え

遺失物事務所係員が挙げる、男性として使いたい女性用アイテム(夏季)

遺失物事務をしていなければ、多種類の女性用の衣類や小物には一生遭遇しなかっただろう。 忘れ物としての事務処理のために、ずいぶん色々な品物の存在を知った。 その中で「男性にも売れば儲かるのに」という品物があるので、いくつか挙げてみよう。 読者諸氏のビジネスチャンスになるかもしれない。 今回は夏季の品物を御紹介する。 アームカバー日焼けに神経質な女性が着用するイメージだが、腕はどんな姿勢でも日光をかなり受ける部位であり、防護する意味は大きい。

「山手線止めてんだぞ!」

7月5日20時頃、JR山手線渋谷駅で、ホーム下へ自分の財布を落とし、それを拾ってほしいという理由で列車非常停止ボタンを扱った者がいた。 当然、列車は遅延し、各駅にはたちまち旅客が滞留する。 駆けつけた駅係員は本人をベンチへ誘導して逃走できないようにし、強い口調で咎めた。 本人はその様子を自身で撮影しTwitterへ投稿し、係員の対応を非難した。 …というのが大まかな流れである。