人見知りがスニーカーを買う。
さぁ、乗り越えようか。
人見知り人間ギャートルズ仲井翼のえいやーの時間。
今日のえいやーは「スニーカーを買う」です。
人見知り仲間の諸君はすでにスタンディングオベーションを送っていることだろう。
ご存知の通り、これはかなり難易度が高いえいやーである。
しかもだ。
なんと。
2足買ったのだ!!!!!!
「おーーー!すごい!」
「神だ!神が舞い降りたぞ!!」
「なんということだ!人間業ではない!!!」
まあまあ鎮まりたまえ。
簡単に乗り越えたわけではない。それはそれは大変な苦行だった。
たどり着いたのは大きなイオンのABCマート。
まずは一旦お店の前を通り過ぎ、適度に客がいることを確認した。
(これならいける・・・!!)
まずは店先のディスプレイを確認した。
(く、くそう、ここにはNB996しかない。)
(奥か・・・奥なのか・・・)
数年前、僕はZOZOマットによって、ニューバランスの574、27.5cmが96%足にフィットすることを知った。
それからというもの常に574をはいている。
勤務する美容室(室内履き)でも、普段使いのスニーカーも574だ。
今回、普段使いのスニーカーのインソールがすり減って穴が空いてしまった。(初めての体験です)
そのため、この高難度任務を遂行することを決めたのだ。
しかし、店先でさくっと買うことはできなかった。
諦めようかと頭をよぎったが、
このままでは左足の指の付け根の違和感を感じ続けて過ごさなければならない。
よし。
意を決して店の奥まで進んでいく。
ニューバランスはナイキの奥、店の一番深部に配置されていた。
この砦の作りは僕の侵攻をすべて見透かしているような配置だ。
トラップ(店員さんの挨拶)がないか周りを確かめながら慎重にかつ大胆に進んでいく。
色は決めてある。
黒だ!
ニューバランスの棚に辿り着いた僕は目を疑った。
・・・と!?
黒が2種類ある・・・!
どうすべきか。あまり悩む時間はない。悩めば悩むほど声をかけられる危険性が高くなる!
んーー、しかし。
10000円を超えるスニーカー。
ちゃんと考えたい。。。
一度店を出て悩むべきか。
そうだ。27.5がある方にしよう。在庫があるかを聞くんだ。
周りには3組の客。大丈夫だ。猶予はある。よし、心の準・・・
店員「よろしければサイズお出ししましょうか??」
(なに!!!!!!どこから現れた!!!!まだ心の準備が・・・)
僕「いえ、結構です。」
(突然のアプローチに焦って断ってしまったぁぁぁぁ!)
仕方がない。これも人見知りの宿命。
しかし、断ってしまった手前、もう声をかけることが出来なくなってしまった。
本当はどちらでもいいし、在庫次第で決めたかったが、今からそんなこと言えば「さっきこの人断ったよね?さてはテンパってる?もしや靴買うの初めて?」と思われてしまうではないか!!!!
ここから取れる辻褄があう設定は一つしかない。
「どちらがいいか悩んでいた」ということにしよう。
僕はIQ140くらいある。
小学生の頃、知能検査の再テストを受けさせられたタイプだ。その頭脳をフル活用して数秒で答えを導き出した。
そのおかげで誰にも悟られずしれーーーっと方針転換ができた。
この頭脳で産んでくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいだ。
・・・。
・・・。
・・・よし。こっちにしよう!
あとは「これの27.5を下さい」というだけだ。
しかし、先ほど声をかけてきた店員さんしかいない。何となく気まずい。
理由はないけど何となく気まずい。
ここは別の店員さんに対応してもらうのがベターだろう。
一旦この場を離れ、次のチャンスを待つか。
僕は店の状況が好転するのを待ちながら店内をふらふらした。
ふらふらしながら見つけたのはブラウンのエアフォース1。
ナイキのスニーカーは昔好んで履いていたが、僕にとっては幅が狭く、買うとなれば試着が必須になるメーカーだ。
今日は試着する覚悟をしてきていない。でも、これは登壇する時の靴にも使えそうだ。
ニューバランスは見た目がカジュアル過ぎるのが玉にきず。いつもジャケットを羽織ると履くものに困っていたが、これなら履けそうじゃないか???
さぁ仲井よ!!!これは仕事用だぞ!!!仕事だぞ!!!覚悟を決めるんだ!!
・・・。
・・・・・・。
・・・いや、ちょっと今日はやめておこう。死んでしまう。
ん!今が好機!!!!!!
ニューバランスエリアに侵攻だ!!!
店員「サイズお出ししましょうか??」
(きたーーーーーーーーー!!!・・・が!!!これは先ほどよりコミュ力が高そうな女性店員じゃないか!!僕が一番苦手とするタイプだ。でもまぁよい。27.5を出してもらうだけだ)
僕「これの27.5を下さい」
店員「ご試着ですね!」
僕「いえ、そのまま下さい」
店員「(え??)わかりました!」
店員「申し訳ございません。こちらの27.5が店舗に在庫がなくて配送になります。」
(ん!・・・ん!!予想外の展開!)
僕「27cmはありますか?」
店員「(いやサイズはこだわった方がいいと思うけど・・・)あります!お持ちしますね!おかけになってお待ちください!」
僕「はい」
(これは・・・試着する流れのやつやないかぁーーい!!!)
店員「27cmと、色違いの27.5cmをお持ちしました!(絶対試着させないといけない・・・!)」
僕「ありがとうございます」
(いや、もう素晴らしいのよ。素晴らしい店員さんなのよ。大正解なんだけど。もう、なんというか。キャパオーバーなので委ねていいですか。。)
僕「なんだか27.5も少し小さい気がして」
店員「(小さいんかーい!!)少々お待ちくださいね!28cmもお持ちします!黒は在庫がないんですが、別の色がございますので!」
僕「ありがとうございます」
まさか27.5cmも小さいとは・・・。27cmなんて口走った自分を消し去りたい。
あのまま買っていたらどうなっていたことか。
いやぁ、もう恥ずかしいぜ。。。
結局28cmに決めて、配送をお願いしたんです。
後で思ったよね。
「だったらもう1個の黒でよかったんじゃないか??」と。
2択の選択を間違えたような。まぁでもそれが運命か。と思いながら。
言われるままにアプリをダウンロードし、さぁレジへ。
となったところで。
「も、も、もうひとつ履いてみたいやつがあるんですがいいですか?」
いやぁ、勇気を振り絞ったよねぇ。
しかし、タイミングがおかしすぎるなこりゃ。
店員さんも「この人見知りボーイ(38歳)2足買うんかいっ!はよ言えやっ!」と思った事でしょう。
もちろんお願いしたのは先ほど気になっていたエアフォースワン!
やっぱり少し幅が狭くみえるし、店員さんもナイキは少し小さめに作られているので・・・ということで、こちらは28.5cmと29cmをご用意いただきました。
ちょっと迷いましたが29cmに決めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1728989650-XnlOd2PhfxsIQuHABbwU0VC4.jpg?width=1200)
いやぁ、いいすね。
嬉しいですね。
ニューバランスはまだ届いてないので普段使いのスニーカーはもうちょいそのままですが、ちょっとエアフォースワン一回履いてみたいな。
勇気出してえいやーしてよかったですね!
ということで、スニーカーを2足ゲットしたよっていうご報告でした。
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