【日記・雑文】溶接に挑戦してみました。
今日は、雨が降りそうな雰囲気だったので、
午後から山を下りて、溶接仕事。
丸太を運ぶのに何年も使ってるユニック。
その荷台がめげて、だんだんと前に倒れてきてしまったので、
金棒を溶接して、支えにします。
※「めげる」って、鳥取に来て、よく使うようになりました。
「めげる」=「壊れる、ダメになる」は、一般的かもしれませんが、
「めぐ」=「壊す」という他動詞でも使います。(壁をめぐ、など)
方言なのでしょうか。
溶接をしよう、と言いながら、
唯一やったことのある親方も、苦手だと言っていて、
とにかく「習うより慣れろ」方式で、順番に挑戦。
溶接のときに出る火花を、直接見ると「目が焼ける」そうです。こわ。
最初はなかなかうまくくっつかないものですが、
なんとか要領を得て、3時間ほどで完成。
やってる間は、ずっと線香花火の匂いがしてました。
素人仕事ですが、どうにかこうにかする技術が、
こうやってひとつずつ上がっていったらいいなぁと。
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と、ぜんぜん話は違うけれど、
いまの時代に林業をやろうと思ったら、
やっぱりある程度このくらいの機械(2tとか、3tが最小クラス)が必要で、
それでも、何百キロっていう木材を
ググッと持ち上げて、どんどんと積んで、オラーっと運んで。
それでも機械は傷むし、こうやってメンテナンスを続けて、
でも長くは保たなくて。
いや、ぜんぜんそれが悪いとかいう話じゃなくて。
ただの事実として、そういうものなんだなぁと。
なんというか、
昔、社会の授業とかで、日本の高度経済成長のときに、
「重厚長大」なモノづくりから、「軽薄短小」へ、
とか習ったじゃないですか。
スマホ1台で、10万円とかいうのに、
木材1本で、数千円とかいう世界なんですね。
もちろん素材か加工品かとか、
スマホは精密機械だとか、いろいろあるので、
そんな単純比較はナンセンスなのはわかってるのですが。
スマホが1㎥あったら、すごい額だなぁと。
(木材は、だいたい1㎥で、スギが1万弱、ヒノキが1万円くらい)
第一次産業、重厚長大な木材というもの。
加工が最小限の、素材を搬出する仕事。
そういうものを扱っているんだなぁと、事あるごとに実感するのです。
言っても、農業は、収穫物が重厚長大ではないし、
加工せずとも、そのまま消費者に届けられる。
木材は、丸太のまま使う消費者はまずいない。
必ずさらなる加工工程が、ものすごく必要。
そんなところも、違うなぁと思います。
あくまで、良し悪し、ではなく、特徴として、の話ですよ。
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つばさ
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