思い出
これ、なんていう名前かな?
何年か前に、たまたま見つけて子どもたちにせがまれて買ったこちら。
昔からこれ好きなんですよね。
私の通っていた小学校は2年毎に持ち上がり。
小学校入学のタイミングで他県から引っ越してきた私は、知ってる子が誰もいない飛び込み(気分)の入学。
仲良くなったIちゃん。
学校でもずっと二人で仲良しで、毎日一緒に帰って、帰ってからもよく遊んだ。
3年生でクラスが離れて、また5年生で同じクラスに。
私は1年生、2年生で仲良かった記憶のまんまだったけど。
もちろんたくさんの友だちと一緒のグループで遊んではいたけど、
それぐらいの年頃あるあるなのか、
「親友」として思ってたし、
思われたかったのかもしれない。
私にとって親友なIちゃんなのに、
Iちゃんにとっての親友な私ではなかったんでしょうね。
アラフォーの私達には、よくあったいじめや、クラス崩壊も
もちろん私のクラスにもありまして。
いつからか、私はクラスの女子全員からシカトされる日が来た。
だから、Iちゃんも、私とは口も聞いてくれなくて、辛くて辛くてたまらなかった。
でもね、あとから聞くと、違ったんだって。
「Iちゃんは、あんたのこと嫌いなんやって。
シカトされてるのとは違う理由で離れたんやで。」って。
これがまた、私にはとんでもない衝撃。
このクラス全員女子からのシカトが、
その後の学生時代全て、
今で言う「陽キャ」から「陰キャ」へ転落させた。
もう忘れたくて仕方ないから、はっきり覚えてないけど、6年生の私の誕生日に
学区外に引っ越しした家まで、わざわざ誕生日プレゼントを持ってきてくれたIちゃん。
プレゼントを持ってきてくれただけでも嬉しいのに、
開けたらこれが入ってたんですよね。
もうそれはそれは、社会人になってからもずっと大事にしてたな。
誕生日が近くって、確かクラスが離れた3、4年生にもプレゼント交換をしてたから、義務だったのかな?
家にも遊びに行くこともあったから、お母さんから言われてしゃあなしやったのかな?
また、時間が経って、高校のバイト先にこのIちゃんが来た。
このときのわだかまりも、お互い特に話すことなく、
お互いに別の仲良しな子もいたから、当たり障りなくうまくやってた気がしますが。
そのわずかあとに、Iちゃんが結婚するって、噂で聞いた。
もちろん式に呼ばれることもなく、その後子供が生まれたのもなんにも連絡なんて貰えず。
やっぱり、彼女の人生に私が登場することは今のところないわけですが。
今でもこれを見たら思い出すのですが、
未だにわからない。
あのとき、子供の足で歩くには30分以上も遠いのに、
わざわざプレゼントを用意してくれた、
わざわざ持ってきてくれた、
あのときの気持ちが知りたくてたまらない。
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