My Hair is Bad横浜アリーナ公演(2019年4月16日)でダイブするものが続出!正しい見方とは?
2019年4月16日に行われたMy Hair is Bad横浜アリーナ公演に参加してきました。
これからお伝えすることはスタンディング席のBブロック中央で目撃したことです。
ライブ中の事件
簡潔に言うと、
アップテンポの曲でクラウドサーフ(以下ダイブ)するものが続出したということです。
そしてダイブする人よく見ていると同じ人が同じ曲の中でダイブをしていました。そして彼らのダイブというのは一度ダイブをして走ってモッシュピットに戻って再びダイブをする行為です。ラウドやメロコア等のライブに行ったことがある方ならよく見る光景ではありますが、ロックバンドのライブではここまでスポーツのようにダイブをする方は中々いません。
またダイバーが流れずに滞っている場面もあり危険でした。
更に衝撃的であったのがサークルを作っていたグループがいたことです。フェスにおいてはバンドを選ばず大サビのところでサークルを作ろうとするグループがいると言うのはままありますがワンマンでは中々いないと感じます。
そもそもモッシュ、ダイブ(クラウドサーフ)とは?
モッシュ(英: mosh)とは、主にロック・コンサートにおいて見られる現象の一つ。興奮した観客が密集した状態で無秩序に体をぶつけあうこと。
引用元:ウィキペディア
クラウド・サーフィング (crowd surfing) とは、主にロックコンサートにおいて、体を支えられた人間が他の観客の頭上を泳ぐように移動する行為である。モッシュと同様に、ライヴ中に興奮した一部の観客によって自然発生的に行われる。
引用元:同上
上記のことからモッシュやクラウドサーフというものはライブにおいて観客が興奮し、自然発生的に行われるものです。
マイヘアのライブにおけるダイブは?
マイヘアのライブにおけるダイブは、
先に述べたように一度ダイブをして走ってモッシュピットに戻って再びダイブをする行為でした。
この行為というものが自然発生的であるのでしょうか。どことなくスポーツのように取り組んでいたように感じました。
今回のダイブが受け入れられない理由
理由は3つあります。
1つ目は、ダイブの本質から離れた恣意的なダイブであったためです。もし自然発生的にダイブをしたならば同じものがフロアとモッシュピットを走り回ることはないと思います。
2つ目は、マイヘアの曲がダイブする曲ではない。マイヘアの曲は、忘れられない恋愛、社会で生き抜くための葛藤、近頃は人生とは何かについて語るバンドです。ライブは普段の自分との葛藤であり、観客とマイヘアによる一対一の戦いであり他人が介在しない表現です。その中で自分勝手にダイブするというの如何なものでしょうか。
3つ目は、マイヘアを純粋に見にきたファンがダイブを受容できていない。
これは大事なことです。マイヘアのファンは女性が多くかつダイブが出るようなライブを経験が薄いように感じます。今回のライブでも中々な人が流れていなかったのを見ると経験が薄いのではないのでしょうか。そして経験のダイブされる経験が少ない人は怪我もしやす大変危険です。
マイヘアはロックバンドだからダイブしてもいいと思う人へ
今回の件に関してロックバンドなのだからダイブをしてもいい。ロックは「自由」だという意見のツイートがありましたがこれはハッキリと言って間違えです。
ロックの中に「自由」の要素があるのは間違えではないし、バンドの示す理想や自らの心情を掲げ行動していくことです。
しかし、忘れてならないのはワガママを言っていいということではありません。
ロック、ライブとは一人で成り立っている訳ではありません。バンドがいてオーディエンスがいて初めて成り立ちます。そしてこの作り上げた空間の中だけは「自由」でいようというのが本来です。
ダイバーが出ると想定していない仲間がいるにも関わらず身勝手にダイブすることは「自由」ではなくて自己中心的なワガママです。
ロックを、自由を、履き違えていています。
ダイブをしてきたらどうするの?
マイへアのライブに今後行く方に向けて書きます。
まずダイブがきたら身を守ってください。
ダイブが流れてくることに慣れていないと首を痛めたり、アザができたりします。さっさと自分の頭の上から流すことを検討してください。
家に帰ったら冷やしましょう。
これは高難易度な対応ではありますが、
発射台になりそうな背の高い人はダイバーに肩を叩かれても無視をしてください。また腕とかを掴まれたら払うようにしましょう。
最後に
マイヘアは好きなバンドであるため純粋に楽しんで終わりたかったのですが一部の身勝手な輩によって考えさせられました。
自分自身モッシュやダイブについてはバンドを選ぶのであれば行っていいことだと思いますし、ラウドやメロコア等のライブでは最前線に行っています。
ライブハウスという場所が、バンド、観客全ての人が楽しめる場であることを望んでいます。
何よりも怪我をせずに無事終われますように。
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