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韓国人男性と仁川で2度目の再会

こちらは、下の記事の続きになります。


会う前の段取り

軽く彼のことを紹介すると、彼(S)は28歳(韓国では30歳)の看護師です。

仕事柄、忙しい毎日を送っているためメッセージを送っても返事をくれたりくれなかったり。

それでもやり取りは続いているので、なんとなく関係も続いてる感じでした。

そんなとき、わたしは彼にこのようなメッセージを送りました。

「わたしがもし11月に韓国に行ったら本当に会ってくれる?」

すると彼は「〇〇が来たら会わないと」と言ってくれました。

「忙しそうだからさー不安」と送ると「www 私はいつも忙しいんだ。週末だけ休むから」と言われました。

そして、急遽休みが取れたためわたしが「もし10/5に韓国に行くって言ったらどうする?会ってくれるの?10/5に韓国に行こうと思う」と言うと

「私に早く会いたいの?10/5にはできるよ」と言ってきたので思わず笑ってしまいました。

「自意識過剰じゃん」と思ったのですが、そこには触れず「それもあるし、タイミング的にこの日しかないから」と言いました。

「10/6に行きたいところあるんだけど連れてってくれる?」

「本当に来るの?」

「行く予定でいるよ!でも、会うの土曜日だけでもいいよ。忙しいでしょ?」

「5,6 どっちも可能だよ」

「そっか!じゃぁ、大丈夫か!最終確認して日曜日にブッキング取ったらまた連絡するよ」

そう言ったあとに、わたしは今回も彼が同じホテルに泊まるのか気になりました。

「5日、Sはどこに泊まるの?」

「うーん、その時に見て決めると思うんだけど〇〇はどこに宿を取るの?」

「その時っていつ?ブッキング取る時にホテルの予約も同時にするから日曜日には分かってないと予約ができないよ。前と同じホテルだよ!」

すると彼は「了解しました」とだけ言ってきたので「いつ決めるの?」と聞くと「決めたけど?」と言われたのでため息が出ました。

「どこに泊まるか決めたの?」と聞くと「〇〇と一緒に呪術回転見たい」と言われたので、じゃぁ一緒に泊まりたいのだなと思いました。

そして、次の日の土曜日。

ブッキングを取った報告と行きたい場所があるという詳しい情報を彼に伝えました。

「日曜日は午後1時が2時までしか一緒に居れないけど大丈夫?」と聞くと「それでは土曜日〜日曜日まで一緒にいなければいけないね」と言ってきたので理解してくれてるようでホッとしました。

だけど、安心したのも束の間。

台風18号が韓国に接近してるのを見て急に悲しくなりました。

最悪、日曜日は台風が直撃するかもしれません。

わたしは彼にこの写真を送り「台風が来るかもしれない」と言うと彼は「どうせ仁川には台風がほとんど来ないよ。天気も涼しくなって威力も弱そう」と言ってきたのでひとまず彼の言う言葉を信じることにしました。

「そうなんだね、だと良いけど」

「そうだと思う」

だけど、この台風は後に方向を逆に変え、台湾を直撃したそうなので結局韓国には来ませんでした。

彼の言った通りになったので驚きました。

そして、この日の夜。

珍しく彼から電話がかかってきたのですが出れませんでした。

「〇〇は今忙しいみたいだね」とメッセージが来たので「別の人と電話してる。ごめん」と言うと「大丈夫だよ。今度電話しよう」と言われました。

結局、旅行行く前に彼と電話が出来なかったのですが。

このときのわたしは別の韓国人男性と電話をしていて楽しい時間を過ごしてはいたのですが

平日の夜にSから電話がかかってくることは珍しいことだったのでその貴重な機会を逃してしまったことを悲しく思いました。

次の日。

彼に「韓国って寒いの?」と聞くと「もうそろそろ涼しくなったよ」と言ってきました。

日本はまだ30度を超えていたため、服装選びが難しそうだなと思いました。

彼に「今日は30度超えだよ、日本は」と言うと「少し南の方にいるからだと思う」と言われました。

なので、ひらがなで「なるほど」と書かれたうさぎのスタンプを送ると彼からハングル文字で「ナルホド?」って言ってきたのでびっくりしました。

「ひらがな読めるんだ、すごいね」と言うと「ソウダネ」とまたハングル文字で来ました。

しかも「ソウダネ」と言ってる音声も届きました。

「なんで?勉強したの?前は読めないって言ってたじゃん」と言うと彼は「内容で当てるんだよ」と言ってきました。

「そっちの方がすごいってwww」とすかさず送ると「そっちの方がすげぇだって?」という音声が届きました。

わたしも「やっぱりSは最高!」と韓国語で言った音声を送ると彼から「wwww」と返事が来たあと「明日だね、私たち会うの」と言ってきました。

「そうだよ!大丈夫?」

「うん、迎えに行くよ。到着時間がいつだって?」

前にも言ったのにもう忘れてるよと思ったら本当に大丈夫かなと心配になりましたがとりあえず「14:30だよ!ターミナル1」と言ったら「よくわかった」と返事がきたので大丈夫かなと思いました。

彼の言う通り、いよいよ明日は韓国に行きます。

そして、これが叶うはずがないと思っていた念願の2度目の再会になるのです。

2度目の再会

14:25頃、仁川空港に着いたためわたしは彼にメッセージを送りました。

だけどそのまま移動し、入国審査に着いても彼から返事が来ないので不安になりました。

前回は入国審査まで行くのに1時間半くらいかかりましたが、今回は空港内が改善されたためかスルスルと進んでいくため焦りました。

わたしがハングル語で「どこ?」と書かれたスタンプを送ると14:49に彼から「私も着いたよ」と返事が来ました。

「今回早いよ!もう入国審査!」

「僕はでもここがどこなのか分からないwwww」

「頑張って!わたしもまだ荷物受け取ってないから」

「cエリアの前に着いたよ!」

「分かった!荷物受け取ったら行く!」

この時点ですでに流れてきた荷物も回収していたので、そのままC出口に向かいました。

前回とは違い、土曜日なのに30分で出て来れたのでびっくりしました。

早く出て来れて良かったとはいえ、またしても彼の姿が見当たりません。

わたしは彼に電話をしました。

「今どこ?」と尋ねると彼は「出口の前にいる」と言ってきました。

「わたしもそうだよ」と言って辺りを見渡すけど彼が見えません。

「何が見える?」と聞かれたけど「電光掲示板」という韓国語が分からなかったため「モニター」って答えると彼は「あ、分かった!」とわたしを見つけたような声が聞こえました。

わたしも辺りを見渡すと人混みの後ろから彼がスマホを耳に当てながら出てきたので「おお!」と思いました。

今日の彼は、怖そうな絵が描かれた黒のTシャツを着ていました。

私たちはさっそく合流すると「久しぶり」とか声をかけあいました。

わたしが「先にホテルに行ってチェックインしたい」と言うと彼が「OK」と言ってわたしのスーツケースを代わりに持ってくれました。

電話では日本語を話してくれるのに、前回同様彼は空港に着いてから韓国語で話しかけてくるのでちょっとよく分かりません。

けれど、前と違うのはわたしが毎日韓国語の勉強をしてきたおかげか前よりも話せるようになったため以前よりも会話がスムーズになりました。

駐車場に向かう途中、彼は「元気か?」と日本語で聞いてきたので「元気だよ」と韓国語で答えました。

「Sは?忙しかった?」と聞くと「めっちゃ忙しい!わたしは看護師だから」と韓国語で答えました。

なので、相変わらず忙しい毎日を送っているんだなぁと思いました。

彼は今度は英語で「車のエアコンを直した」と言ってきました。

前回会った時は車の冷房が効かなくて熱い思いをしましたが、今回は大丈夫と言ってきました。

とはいえ、韓国は日本よりも秋が深まっていて寒くなっているので冷房が効いてもあまり意味がないんじゃないかと思ったのですが、

空港内を移動していたら暑くなったので今の時点では良かったなと思いました。

私たちは車に乗車し、前回と同じホテルに着くと、これまた彼が受付の人とやりとりをしました。

何がなんだか分からずとりあえずサインをしたらチェックインが終わりました。

今回はカードキーが2枚渡されたのでびっくりしました。

部屋に着くとさっそく彼に日本のお菓子あげました。

「そして、これはお酒」と言って小さい紙パックに入った日本酒を2つ渡すと彼は「わ〜ありがと!」と言って喜んで受け取りました。

それが終わるとわたしは部屋の写真を撮り始めました。

彼がベッドの上に座りながらピースサインをしてきたので一応その写真も撮りました。

そして、一通り落ち着いたあとはさっそくわたしが行きたかったカフェに向かうことにしました。

海の見えるカフェ

わたしたちは、ホテルを出発するとわたしが行きたかったカフェに向かいました。

運転中、彼が無造作に差し込んだ黒い財布が目に入り、そこに描かれていたワニを見て「これは何?」と彼に聞きました。

すると彼は財布のブランドを言ってきたのですが、わたしはそれではなくワニが韓国語で何て言うのか知りたかったので「動物」と言いました。

すると彼は「動物の名前は악어(アゴ)」と言いました。

イントネーションは違っていましたが、日本語の「顎」と発音が似ていたため、彼の顎に触れながら「ここも『アゴ』だよ」と教えてあげました。

そのおかげか、私たちはお互いに「アゴ」という言葉を学びました。

わたしが「明日は1時までしか一緒にいれないからごめん」と言うと彼は「何があるの?」と言ってきたので「約束がある」と言いました。

すると彼は「約束って?」と聞いてきたので「人と会う」と言うと「新しい男か!?」と日本語で言ってきたので思わず笑いました。

なので、わたしは「そうだよ」と答えました。

彼が「何をするの?」と聞いてきたので「カフェ行ったり観光する」と言いました。

しばらくすると私たちは駐車場に着きました。

とはいえ、土曜日のせいか埋まっていて飽きが見つかりません(路上駐車もしてるくらいです)。

だけど、すこし駐車場内をうろうろとしていると一組のカップルが車に乗り出発したので、そこに私たちはギリギリ駐車することができました。

他にも車が来ていたので焦りましたが、奪われずに済んだので良かったです。

車から降りると彼の後について歩くことにしました。

色々なお店があるため興味がひいたのと、久々に見るハングル語だけの世界に胸を踊らせました。

しばらく歩いていると彼が「海があるよ!」と言ってきたので「え!?本当に?」と思い、その方に目を向けました。

「わぁ、ほんとうだ〜!海だ〜!すごい!」と言うと彼が「近くまで行こう」と言ってくれました。

「うわぁ、すごい!海だ!」

まさか、海が見れると思っていなかったので感動しました。

ただ、漁業が近くにあるせいかその周辺は魚臭かったです。

わたしは「魚臭い」と彼に言いたかったのですが、言葉が出ず「センソン(魚)」だけ言うととりあえず彼は理解してくれたようでした。

彼が「写真を撮ってあげるよ!」言ってくれたのですが、わたしはそれを断り、海をバックにインカメでツーショット写真を撮りました。

海を見て満足するとカフェがあるビルに行きました。

ビルの周辺もエレベーターに一緒に乗ってきた人も魚臭くてびっくりしました。

そして、わたしが行きたかったカフェに到着しました。

店内も広く、窓から海を眺められ優雅だなと思いました。

メニューもハングル語で書かれててよく分からなかったのですが、わたしが飲みたいものや食べたいものを彼に言ったら注文してくれました。

ちょうどタイミングよく窓側の席が空いたので、そこに座ることにしました。

オーシャンビューがとても素晴らしいです。

そして、わたしの後ろも彼の後ろもカップルで、みんな韓国語で話していました。

しばらくするとわたしたちが注文したものが運ばれてきました。

店員が黄色のお茶について、えらく長々と説明してるようでしたが、わたしは1mmも理解できませんでした。

黄色いお茶は、わたしが飲みたいと言っていた木蓮のお茶です。

彼が香りを嗅いだあと、湯呑みに注いでくれました。

初めて飲みましたが、香りも味も良くとても気に入りました。

彼が注文したのはゆず茶で、こちらも飲ませてもらいましたがとてもおいしかったです。

わたしのプレートには韓国伝統菓子の薬菓と油菓があったので嬉しかったです。美味しく頂きました。

彼が「(じぶんの)お菓子も食べていい」と言ってきたので、彼のプレートからまんじゅうみたいなお菓子をつまみ上げ、食べてみましたが、味はまぁまぁでした。

周りを見渡すとあぐらをかいている人が圧倒的だったので「韓国人はあぐらをかく人が多いね」と翻訳機を使って彼に伝えると

「俺は今違う」と言ってきたので彼の脚の方を覗きました。

すると正座を崩したような座り方をしていたので心の中で「なんでやねん」と思いました。

海を眺めながら大好きな伝統菓子を食べ、大好きな友達とゆったりと過ごす・・・

このひとときが本当に幸せで「ほんとうに来て良かった」と言うと彼も「僕も本当に来て良かった」と言ってくれたので嬉しくなりました。

だけど、これだけではさすがにお腹がいっぱいにならなかったので「このあと夕飯を食べたい」と言うと彼はホテル近くにある「ロッテマートで何か買おう」と言ってきたのでそうすることにしました。

カフェを出るとわたしたちは駐車場に向かいました。

彼が突然「今日はあまり体調が良くない」と言ってきたので思わず「え!?なんで!?」と聞き返すと「昨日、酒を飲みすぎた」と言ってきたのでショックを受けました。

「どうしてわたしと会うのに加減を考えないんだよ」と心の中でぼやきましたが、彼には「え、大丈夫!?」とすぐさま尋ねました。

彼は「休憩したら大丈夫だよ」と言ったので「前とは正反対だね」と言いました。

彼が「前?」と言ったので「前はわたしが抹茶を飲んで死んだ」と言うと彼はそのことを思い出したのか「そうだったね」と言って笑いました。

わたしたちは車に乗車するとロッテマートに向かいました。

わたしは心の中で「だから、お菓子をわたしにあげたのか・・・」と心の中で思いました。

ロッテマート

ロッテマートの一階フロアに来ると彼がカートを持って来ました。

韓国のカートは日本のよりビッグサイズなので最初見たときは驚きましたが、わたしはそのカートの上にカゴを載せました。

「カートがあるじゃん!」と彼に言われましたが「これにお菓子を入れるから」と言いました。

わたしは、夕飯の分とお土産用のお菓子の分とで会計を分けたかったので、そのことを説明すると彼は納得しました。

わたしたちは、まっさきにお菓子のある場所に向かいました。

色々なお菓子が置いてありますが、探してもわたしが欲しいと思ったお菓子が見つからなかったのでがっかりしました。

いつも買っている薬菓を2袋とりあえずカゴに入れ、他を何にするか迷っていると彼から「これが美味しいよ」と言ってあるお菓子を指で差してきました。

そこには可愛い鳥のキャラクターの絵が描かれており、ハングル語で「フライドチキン」と書かれてました。

彼はチキンが好きなのでこれを勧めてきたのだなと思いました。

わたしはそこまでチキンに興味はありませんでしたが、フライドチキンのお菓子は日本にはなさそうだし、彼の勧めなので仕方なくカゴに入れることにしました。

「お菓子はこれで終わり」と言うと彼はカートを引いてレジに向かいました。

「あれ?夕飯は?」と尋ねると彼は「出前を頼む。早く休みたい」と言ってきたのでわたしは「わかった」と答えました。

韓国のお菓子は日本のと違いビッグサイズなので彼に「袋」と伝えるとレジの店員に頼んでくれました。

わたしはカバンから現金を取り出しましたが、あまり韓国ウォンに慣れていないため焦ったわたしは彼に現金を丸投げしました。

すると彼がその現金を使って支払ってくれました。

わたしはその間にお菓子を袋の中に詰めていました。

彼がお釣りをもらい、現金が入ったケースの中に入れるとわたしに返してきました。

わたしは「ありがとう」と言うと現金をカバンの中にしまい、カートを片してエレベーターホールに向かいました。

エレベーターに乗るとカートと一緒に乗ったおばさま2人もいました。

日本の場合、会計後、カートの上に商品の入ったピンクのカゴを載せるか、もしくは商品を入れた袋をカートの上に載せて運ぶのが主流だと思うのですが、

韓国の場合、カートの上に直接商品を載せたまま移動しているので驚きました。

あれだと会計が済んでるのか分からないじゃないかとも思ったのですが、気にしないことにしました。

お菓子を後部座席に置き、乗車するとわたしたちはホテルに向かいました。

ーーーー

ホテルのコンビニに寄ると彼はいつものように焼酎とビール、わたしはビヨットと麦茶を選び、会計も彼が全部払ってくれました。

部屋に着くと彼はすぐさま服を脱いで楽な格好に着替えました。

わたしは丈の長いシャツを着ていたため、履いてたジーンズだけ脱ぎました。

彼がスマホをいじりながら「どれがいい?」と出前の表示画面を見せてきたので「これが美味しそうだな」と思い、画面に向かって指を指しました。

彼は「分かった」と言うと注文してくれました。

そのあと、彼がリモコンを持って操作し始めるとテレビ画面にNetflixが映りました。

彼が「呪術回転を観よう!」と言ってきたので、そうすることにしました。

ベッドの上で二人寄り添いながらしばらく呪術廻戦を観ていました。

だけど、しばらくしたらそれがイチャイチャに変わり、彼がわたしの上に覆い被さってきました。

彼がわたしの胸を触ったり、その上に頭を置いて休憩したりし始めました。

彼がわたしの胸の上に頭を置くと骨が当たるため「痛い痛い」と言ってやめさせました。

すると彼は顔を上げ「今からやるか?」と言ってきました。

わたしは「出前が来るから」と言って断りました。

彼は今回すんなりと諦めました。

夕食

しばらくすると出前が届いたので、彼がテーブルの上に並べてくれました。

韓国料理が食べたかったので焼肉になりました。

ごはんはお赤飯みたいな感じだったので嬉しかったのですが、彼の分がないなと思いました。

彼が「このタレに付けて食べるよ」と言ってきたのでタレにつけようとしたら手が滑ってしまいタレの中に落としてしまいました。

彼が「あ〜それはやりすぎだよ」と言ってその肉を彼がもらいました。

「こうやって少しだけ付けるだよ」と言って実践してきたので「一体、このタレはなんなんだ?」と心の中で思いました(塩が入ったタレでした)。

焼肉も玉ねぎの酢漬け?もたまごスープもどれも美味しくて満足しました。

ご飯も平らげましたが、さすがにお腹いっぱいだったので肉を残したまま、わたしだけ切り上げました。

彼に「まだ食べる?」と聞くと「食べるよ」と彼が言ってきたので、わたしは彼をその場に残し、ベッドのところに行きました。

だけど、呪術廻戦のアニメを観ながら彼は食べているため、なかなか箸が進みません。

わたしが時々、進捗確認のために覗くと彼が「どうしたの?」という表情をするのでわたしは気にせずにベッドに戻りました。

さすがに何度も覗いてくるので気になったのか彼が「何を待ってるの?」と聞いてきました。

わたしは図星をつかれ、びっくりしましたが「何も待ってないよ!まだ食べるの?」と聞くと彼は「食べるよ」と答えました。

なので、わたしは「まだ終わらないのか」と思うとそのままテレビの方に顔を向けました。

すると彼が突然「綺麗だね〜」と言ってきたので、わたしは彼の方を見ると「何が?」と聞き返しました。

彼は「〇〇が」と言ってきたのでわたしは「ありがとう」と言うと「Sも素敵だよ」と韓国語で言いました。

すると「格好いいか?」と聞き返してきたので思わず笑ってしまいました。

わたしが「そうだよww」と言うと彼は喜んでるようでした。

ようやく彼が立ち上がったので「食べ終わったの?」と聞くと彼は「食べ終わった!ちょっとトイレに行く」と言ったので彼がトイレに行ってる間、わたしは片付けをしました。

彼がトイレから出てくると彼は「あ〜待たせたね」という感じでわたしを抱いてきました。

その状態でベッドに押し倒されました。

彼はそのあとむくっと起き上がるとじぶんのリュックサックからあるものを取り出し、わたしに渡してきました。

手のひらサイズの薄くて白い箱でした。

「これ何?」と尋ねたのですが、尋ねなくてもなんとなく分かっていました。

だけど、彼はその質問には答えず照明を落とし、お互いに待ちに待ったアレをし始めたのです。

待ちに待ったアレ

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