「好きを仕事にする人」たちのイベント活用法
わかりやすいイベントの魅力
初対面のコミュニケーションは正直あまり得意ではない僕ですが、異業種交流会などのイベントが大好きです。会社を立ち上げてからは随分と参加する機会が減ってしまいましたが、前職(金融)にいた頃は週1回位のペースでイベントに参加していました。
イベントの何が好きかといえば、全く違う世界の人に多く出会えること。例えば、クリエイティブ系の人の仕事着をみて、スーツじゃなくていいの?!フリーランスが家から出ないという話を聞いては、満員電車に乗らなくていいの?!といった感じに会う人の話すべてが新鮮でした。
全然違う業界の人の話はいつも新しい発見があって世界を広げてくれたし、一方で自分のいる世界がどういうところなのか客観的にみられるようになるのが嬉しかったものです。わかりやすいイベントの魅力です。
「好きを仕事にする」人はイベントで繋がりを得る
上記以外にもイベントには大きな魅力があります。むしろこっちのが大切かもしれません。それはイベントに参加した人同士で繋がりを作ることができること。
会社を立ち上げてから気がついたのですが、好きを仕事にしてうまくいっている人たちは多くの人と繋がっていることが多いもの。
どうやってその繋がりを生み出しているのかといえば、やはりイベントがメインです。たくさんのイベントフットワーク軽く参加して、その場で出会った人と繋がる。時にはその場で仕事に繋げてしまうのです。
イベントで生まれた繋がりから、別のイベントに呼ばれてそこでまた繋がりを作る。それこそ数珠繋ぎ的に知り合いが増え、できる仕事も広がっていく。気がつけばすごい大きなことを成し遂げるというシーンを何度も目にしてきました。
その場限りで終わらないコツ
とはいえ、イベントで知らない人と話をすることはできたとしても、その後に繋げるのはなかなか難しいもの。イベントで繋がりを増やしている人たちはどうしているのでしょうか。
それは、イベントに参加した際に「自分はどういう者で、どういうことをやっています。」といった自己紹介で終わらずに、さらに一歩踏み込んで「だから、こういうことを一緒にしませんか。」と具体的な提案を相手に伝えているのです。
自己紹介だけだと話はその場限りですが、具体的な提案をすることで「今度じっくり話しましょう」とか「知り合いのあの人と話したら面白いから紹介するよ」とトントン拍子で話が展開していくのです。
誰でも繋がりを作れる
具体的な提案など会社員にはできないと考えがちですが、企業に属しながらでも提案は可能です。要するに個人として会社とは関係ない内容を提案すれば良いのです。
例えば個人の趣味でブログ書き始めたので取材させてくださいでもいいし、自主勉強会主催するので、スピーカーになってくれませんかでもOK。(相手の仕事に)興味があるからボランティアで手伝わせてほしいでもいいし、今度こういうイベントに一緒に行きましょうでも良し。とにかく個人レベルで次のアクションに繋がることを提案すれば良いのです。
初対面の人にいきなり提案というのもちょっと気が引けますが、遠慮してその場で関係が終わる人と、図々しくも一歩踏み込んで次のステップを提供する人とではその後の繋がり方で大きな差が生まれます。
せっかくリアルタイムで交流できるイベント。新しい知識・情報に出会えることはもちろんですが、それよりも参加者同士繋がることを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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