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「口だけ番長」は巻き込むな

昨日のNoteに人の巻き込み方の話を書きました。今日はその続編です。

僕は「やりたい」を見つけた時に人へ企画やアイディアを公開して内容を固めたり、仲間を募っていくことが多いです。

ただ、その初期段階において巻き込まない方が良い相手がいます。そこで、今回は巻き込まない方が良い人の典型である「口だけ番長」をまとめてみました。

「口だけ番長」に注意が必要。

「口だけ番長」にアプローチしてしまうと、せっかく考えたアイディアや企画の実現が遠のいてしまいます。

注)今回の話は何かを始める際に限っての話です。すでに行動を起こしている人や、事業を大きくしようとしている人には当てはまりませんのでご注意ください。

やる気を萎えさせる「口だけ番長」

僕がこれまで出会った中で、実現を遠のかせる「口だけ番長」の特徴を3つほどまとめてみました。

① すぐダメ出しをする人

一番多いのがこのパターンです。どんな素晴らしいアイディアや企画に対しても、必ず否定してくる人です。「良いと思うのだけれど・・・」の後に、ダメな理由をひたすらと語り続けます。

終いには「あなたが成功して欲しいからあえてネガティブな意見を出しておいた」とかマウントを取ってきます。

このパターンの人は、ほぼ間違いなく自分が中心となって行動を起こした経験がありません。

経験がないからこそ新しいことにチャレンジする感覚がわかりませんし、他の人が何かを始めることを認められないのです。

話すだけで確実にやる気を削がれます。

② 主語が私ではない人 & 上から目線の人

このパターンも非常に多く存在します。企画・アイディアを直接的に否定しないのが①との大きな違いです。

本当に行動している人たちは、第三者の意見ではなく「私」を主語に物事を語ります。しかしこの手の人は自分以外の誰か(著名な経営者など)を引き合いに上から目線でアドバイスするのが特徴です。

アドバイス自体は知識としてありがたいのですが、第三者の意見を引用しているだけ、かつ経験が伴っていないためどこか的外れな話をしがちです。

結果的に意見に翻弄され自分のアイディアが良くないのでは・・・と不安だけが大きくなってしまいます。

③ 行動しているつもりの人

案外盲点となるのがこのパターンの人。①とも②とも違い話を持ちかけると全力で肯定してくれます。そのため一見相談相手としては最高に見えます。

SNSなどで多くのつながりを持っていたり、色々な活動に極めて浅く広く関わっているので本人は行動しているつもりになっています。

しかしその実、浅く広くが仇となり各所から信頼を得られていなかったり、不審がられていたりします。

一見頼もしいパートナーになりそうですが、結局は何も一緒にできることはないので梯子を外されたような気分を味わう羽目になります。
(中には本当に物凄い人もいたりするのですが、見極めが難しいのがこのパターン)

「やりたい」の初期段階。どうする?

この手の人たちとは今の段階で一緒にできることはありません。むしろ話せば話すほどやる気を削がれてしまいます。

では、どうすれば良いのか?という点も3つ挙げておきます。

① 「口だけ番長」に「やりたい」を話すのはやめましょう。

別に距離を置く必要はないと思いますが、「やりたい」ことについては話すのはやめておいた方が良いです。話題を選んで話をしましょう。

② 相談相手を変えましょう。

どんなに親しい間柄だったとしても、彼・彼女らに相談することは「やりたい」を形にする上でネガティブな影響が大きいです。

もし、相談できる相手がいないという場合は、僕らのサービスを活用してください。実際に行動を起こした先輩たちが相談に乗ってくれます。

③ 自分だけで始めてみましょう。

初期段階は人に相談するのは控えめにして、まずは自分の手で形にすることもオススメです。ある程度形になれば、周りの反応も変わってくるものです。その点については、下記の記事にまとめていますので、読んでみてください。

僕の肌感ですが、何かをやりたいといっている人の9割くらいが口だけ番長です。これ裏を返せば、行動をするだけで1割の人になれるわけでです。行動することの重要性が良くわかります。

とはいえ、新しい行動を始めようとすると、最初はどうしても不安が大きいもの。だからいろんな人に話を聞いて、企画を改善しようとしたり、仲間を募ろうとしたり・・・。

これらはアクションの一つとしてそれは間違っていません。だからこそ「口だけ番長」に注意しつつ、そのまま突き進みましょう。自分自身に言い聞かせながらもこのブログを書いてみました。

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