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歳は取ったけど、今の自分のが好きと思える理由

上記の左の写真は大学くらいの時の僕。実家の机の奥から出てきました。右は現在の僕。いやぁ痩せてますね。随分と変わるもんだ。自分の中ではあんまり変化していなかったつもりでしたが、気がついたらここまで大きく変わっていたと自分で驚きでした。

僕は今41歳です。あと数ヶ月で42歳です。自分が最初の会社に入った頃、この年齢の先輩をみて、正直おじさんだなぁと思っていたのですが、僕もいよいよその年齢に入ってきた訳です。

美容院にいくたびに白髪が増えましたねって突っ込まれるし、エレベーターのモニターに映る頭頂部が何だか薄くなってきた気もするし、ベルトの穴はどんどん広がっています。

まあ、そりゃそうですよね。それだけの年齢になってきた訳なので。

懐古主義にはなりたくない

久しぶりに同級生と会ったりするとみんな老けている訳です。僕も例外なく「太ったね。」って突っ込まれます。いや、あなたもねとお互い様なのですが。それでもまだ僕だって認識してもらえるからマシな方(中には誰だかわからないくらい変わった人もいるので)だと思います。

余談ですが、自分が30才前後くらいまでは、幹事として同窓会を主催するなんてことも結構やっていたのですが、最近はめっきりと企画をするのをやめてしまいました。

30才の半ばを過ぎると昔の淡い思い出は思い出のまましまっておいた方が良いかな・・・と感じるようになったのが幹事をやめたひとつめの理由。

そして二つめは集まった時に「あの頃に戻りたいな」的な話が増えてきたことでした。その裏に見え隠れする現状に対する不満と、将来に対する諦め。結果的に出てくる懐古主義的な考え方になんとも言えない違和感を感じて、集めるのをやめてしまいました。

今が一番自分に近い

僕は過去に戻りたいと言う気持ちがありません。もちろん、昔経験した何かをもう一度やってみたいとか、その瞬間的に戻りたいと言う気持ちはあります。でも、あの頃に戻ってやり直したいと言うような思いはありません。

それは今の人生がうまくいっているからではありません。正直今の自分に全く納得はいってませんし、うまくいっているとも思っていません。

それでも、昔よりも今の方が一番自分らしい生き方ができているし、自分の進みたい人生の方向に向かっていると思うからです。

40年間の人生の中で、自ら経験したり、経験した人の話を聞いたりと、自分のレベル上げに励んできました。おかげでやれると思うことも、やりたいと思うことも増えています。

もしこれで人生を巻き戻してしまったら、せっかく上げてきたレベルがまた0近くに戻ってしまう。だから過去に戻りたいとは思わない。そんな感覚があります。

気持ちに素直に人生選択

とは言え、もし僕がこれまで自分が進みたい方向に向かわず、自分に嘘をつきながら人生選択を繰り返してきていたらどう思うでしょうか。

あくまで想像ですが、もしかすると過去に戻ってやり直したいと考えるかもしれません。

これはできない、あれはできないと自分の選択肢を狭めていくような生き方をしてきていたら、多分あの頃に戻りたいって思うはずです。

要するに懐古主義になるかならないかの違いは現在の自分の人生の達成具合や到達地点ではありません。むしろ、これまで後悔する選択を繰り返してきたか、してきていないかが一番影響を与えます。

僕は末っ子気質で自由気ままな部分があるので、できるできないよりも後悔するかしないかでこれまで人生を判断してきました。だから、懐古主義の気持ちはわかりません。

それが正解かと聞かれると答えはわかりません。僕がこの先どこまで行けるかは未定ですし。僕の能力のもちろん、運なども関係してくるでしょう。コントロールできるものではありません。

日々不安にかられたり、限界を感じる時も少なからずあります。周りの人たちのすごさに圧倒されて、自分の不甲斐なさを感じる時もあります。結果としてうまくいかないかもしれません。でも、それは問題ではないのです。

結果はどうあれ、今が一番って思える。これって懐古主義になって過去を生きるよりも幸せだと僕は考えています。

肉体的にはとっても衰えてきている感じはしますが、びっくりするくらいにエネルギーが溢れてくる。それを感じて、気持ち的には以前の僕よりも今の方が若いのではないかとすら思っています。(ダイエットの必要性は強く感じていますが)


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たなか つばさ@仕事旅行社
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