ベルハー殺人事件④
(⚠︎これはベルハー殺人事件という題名でつばめが後先を考えずに不定期にお話を更新していくものです。)(今回は④です。初めての方は①から読んでいただけると嬉しいです。)
わたしはそのまま気絶していた…。凄く時間が経っていた気がした。正確には分からないけど、気絶させられていたのかもしれない…
コツ…コツコツ…コツ…
広い建物なのだろうか、歩く音が建物内に響き渡っている。
誰かがやってきた。
私は警戒しながらも、持ち前の好奇心でどんな人が来るのかワクワクしていた。
すると少し体格が良く、ヒゲが生えていてラフな格好をしている男性がやってきて、私たちの前の椅子に座った。
そして次に、茶髪の男性が、その後を帽子を深くかぶりパーマの若い男性が席に着いた。
その音を聞き、私の横のベットにいた3人も目が覚めたようだった。私より少し年下くらいの女の子が3人いた。
そして最初に来た男が口を開いた。
???「えーー。君たちは、今日からアイドルになりました。おめでとうございます!
それと同時に、見て分かると思うけど手術をさせてもらって、不老不死になりました。君たt…」
「ちょ、ちょっとそれは…まだ!!!」
と焦った様子で隣の茶髪の男が、それ以上のことを口止めした。
???「あ、そうだったか。これはまだなのね…あぁ、あとはよろしく。」と言って男はそそくさと部屋を出ていった。
そして、茶髪の男が絶え間なく話し始めた。
茶髪の男「ここに集まってもらったのは他でもない、君たちにアイドルになってもらうためです!なんと、君たちはアイドルオーディションに合格した訳で、ここにいます。そうそう、あんまり覚えてないかもしれないけど、君たちはアイドルを目指していただろう??君たちは逸材だと思ってね〜!いや〜よかったよ〜こんな素晴らしい子が集まってくれてよかったよ〜ほんとに!!!」
と何かを隠しているように、わざとらしい様子だった。きっと本人も焦りから何を話しているのかわかっていないんだろうなと感じた。
私たちは、困惑しつつも自分の身の危険をされされなかったことに安堵した。
男たちの話を聞き、私はアイドルになろうとしてたしていたことをぼんやり思い出した。でも、前の記憶が全然ない。たしかにここに来る前も生きていて、何かをしていたが、それが何なのかぼんやりしていて思い出せない…私たちは何者なんだ…まっいっか〜。
ベルハー殺人事件⑤につづく…
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