ENTPとINFJについて
今回はENTPについてです🍀私情が満載ですのでご参考までに。
はじめに
ENTPから見たINFJについて書かれた記事はかなり多くて驚いた。ENTPとINFJは良くも悪くも似ていると書かれているものが多いような印象を受けた。
共通点は?
この2タイプの共通点は意外と不安定になりやすいところだと考えている。不安定と言っても、INFJは感情において不安なのに対し、ENTPは孤独感・誰からも理解されないことで不安を感じている。ENTPの不安感は特に理解が難しい。社会で平気でやっていけそうなのになんだか上手くいかない、ついつい目立ってしまう、といった感じだろうか。
だからこそINFJとの関係はどちらかが精神的に依存したり、または自分の気持ちを相手にわかってもらおうとしてしまいやすい(のではないか?)
ENTPの男の子
私はENTPの男友達と中学3年の時に出会って、もう5年になる。そんな彼の特徴を共有したい。
・抽象的な話題も楽しめる
・新しい刺激をくれる
・主張はしても、感情任せにしない。あくまで理論的
・討論でないときはほんと穏やか
・意見を出す場面になるとすごく喋る
・P型だけど計画的な人が多くて時間も守る
基本的に不快、疑問、ドーパミンをよく感じているんだろう、と思う。それらと論理が合わさると、不快や疑問といったモヤモヤ感の解決へと即座に向かう。
INFJはENTPに好かれやすい?
INFJはENTPに好かれやすい傾向がある。というか、興味を持たれやすいだけな気もするが。INFJのものの捉え方、考え方、他者への態度がENTPにとって理解し難いためであると思う。
実は、先ほどのENTPの男友達に3回告白してもらったことがある。正直私のことをなぜ好きなのか全くわからない。どこが好きなの?と聞いたことがあるけれど一度も納得する答えは聞けなかった。(ENTPは好きという感情を正確に自覚できるのか?と他の方の記事を読んで不安になった)
ただ一つ分かることは、INFJとENTPが一緒にいると互いに仮面を被らずにいられるということだ。INFJの私は他人に「自分がこうしたい」という思いを共有するのにも躊躇うし、いつの間にか他人に流されていてある時「なんでこんなことしているんだろう」となっていることもある。
だけど彼といる時は、そんなふうに自分を見失ってしまうことが少なくてすごく心地いい。きっと彼が鈍感でいてくれるからだと思う。「こうしたいんじゃないの?」と察せられたことは一度もない(笑)けれど、一度伝えたことは私と関わる上でずっと大切にしてくれる優しさがある。
とはいえ、地雷を踏まれたことも一度ある。受験期のことだった。第一志望がD判定からE判定になってしまった夏休み後半の模試がきっかけだった。確か私の方は結果を彼に伝えたくもなくて、「言いたくない」って言ったにも関わらず、ふざけて何度も聞いてきた上で「ダメだったんでしょ^^」みたいに言ってきたことに腹が立った。
私は一生懸命努力していたし、それを知っているのに笑ってきたことをどうにも許せなかった。「やめて」という忠告を無視してきたのもありえないなと思った。
喧嘩はしたくないので、ことを荒立てることはしなかったけれど嫌だったことはずっと忘れられない。きっとそのことがあるから、告白をされても付き合うのを断っているのだ、、と書いていて分かった。
小さなことだ。だけど、辛い時や大事な局面に味方でいてくれるかどうかは私にとって重要なことだった。
彼は私のことが好きなのは分かっている、嬉しいと思う、なのにいつも味方ではいてくれないような気がしてしまう。突き放されることをどうしようもなく怖いと思っている。私に不安定な瞬間がなければいいのだけど、それが難しい。
話は逸れるけれど、ENTPの彼は私とのデートになるとすごく不器用だ。友達との会話はいつも自信に満ちているのに、思い切った発言はまるでしないし友達以上に発展するような言葉を直接かけてくることもない。(告白は電話やLINEだった)
とても不思議だし、私には理解しきれない部分があると感じる。もっとリードしたっていいし、自信満々でいた方がやはりカッコよく映るのにと思ってしまう。(これらの特徴は大多数のENTPさんとは異なるかもしれないことをご了承くださいね)
INFJがドアスラムしてしまう理由とその対策を考えてみる
ドアスラムしてしまうとしたら、今書いてきたようなENTPの共感性の欠如や突発的な発言から来るすれ違いに起因する。悪気があって言っているのではないと頭ではわかっていてもINFJ側は面白がることができず、ぎこちない関係性になってしまいがちだ。
対策するためには、逐一不満に思った部分をとことん話し合い解決していくしかない。INFJ側は伝えても意味がないと諦めずに根気強く向き合う必要がある。ENTP側にできることは(INFJが大丈夫そうに見えていても)大丈夫かと気にかけることだと思う。なぜなら、日々いろんなことを感じ疲弊しているINFJからしたらその言葉は何よりも救いであるし、そこに気遣いを感じることができるからだ。そして大丈夫でないこともしばしばあるので、聞いておいて損はないという感じだ。
もしINFJが悩みを打ち明けたら、自分なりのやり方で解決に向かわせてあげればいい。ここで詳しく話さなくてもENTPの問題解決能力はピカイチなので省略する。
結局相性はいいのか?
天使(INFJ)と悪魔(ENTP)なんて呼ばれるペアだそうですが、私はENTPの方々が非人情的に見えたことは一度たりともありませんし、論破王に見えたこともありません。むしろその場を明るくしようと気を遣っていることに気づくことが多い。
T型の中で最もINFJの不得意な分野を補ってくれるタイプだと感じるし、何より話にユーモアのセンスがある。ENTPは奥底で「周りにいる人を笑わせたい」という思いが強いような。
一緒にいるのは楽しいのに、自立していないと恋愛に向いていないペア。やはり一定の距離が必要である。
さいごに
ぱっと見社交的で、その場に馴染み、多くのペルソナを使い分けるENTP。頭の回転の速さも尊敬しているけれど、彼らが理解されづらいことが残念だと思う。
擬態していなければ社会に馴染めないのでは?という部分に強く共感するし、私もこれまでに同じことを考えて育ってきた。
しかし、共感できる部分だけではない。INFJは好きな景色をボーッと眺めているだけで幸せを感じるのに対し、ENTPは常に刺激や変化を求めている。理想の過ごし方に差が出やすく、関係が近くなれば近くなるほど違いばかりを意識してしまうのかもしれない。
こんなまとめみたいな記事を書いておいてなんだけれど
この2タイプの関係は上手くいくのか全く予想がつかない。
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