初心者のためのマンションのインターネット通信速度を上げる方法
こんばんは、はたけです。久しぶりの記事です。
ブラックフライデーが間も無くということで、何買ったら良いのかわからない方のために急いで記事を書きました。
今回は要約するとこんな感じの記事です。
・マンションのネット通信速度は上限が制限されている
・通信速度を上げる方法がたくさん出てくるけど正直ハブとかモデムとかルーターとか難しい言葉が出てきて何言ってるかわからない。
・結局何を買ってどうしたら速くなるの?
という方(ワイみたいな機械音痴)向けに記事を書いてみました。
なお、専門用語の解説をするつもりはほとんどありません。
なんか似たような記事がのらえもん氏から出たような気がしますが、本記事はもう少し僕並みに知識がない人向けに書いて行こうと思います。
※本記事を読んで全員が速度が出るようになるわけではありません。
※また、この記事の通りやって通信速度が速くならなくても当方は一切の責任をとりません。大人の話がわかる方だけが以下の記事を参考にしてください。
まずは通信速度を測ろう!
大前提として通信速度ってなんでしょうか、なんで速い方が良いのでしょうか。
例えば通信速度はNintendo Switchのソフトをネットでダウンロードして遊べるようになるまでの時間、あるいはオンライン会議での回線の安定性などに影響します。
もちろんみんな大好きDM○のストリーミング再生ボタン押してからアンアン言うまでの平均時間でも良いんますけど、僕なんかはイラチ(※すぐイライラしてしまうせっかちさん)なので結構ストレスです。
せっかくRV(リセールバリュー)だとかなんだで、PS5やiphone最新版、notePCを持っててCPUが優秀でも最新のネットゲームなど遊んだり、動画やソフトをダウンロードする際にしたり通信速度が低いと、宝の持ち腐れになってしまいます。
とはいえ、まずは何事も通信速度を測ってみないことには始まりません。
Google開いて『通信速度』で検索すると以下の画面が出てきます。(Googleまで入れる必要は無い)
どんな結果が出ましたか?
我が家(マンション)で光1Gbpsの契約回線にwifiで携帯電話と繋いだ時の結果です。50-70Mbps。多分一般的な最近のマンションの平均くらいだと思います。
次に有線での速度を測定します。有線はマルチポート電源とパソコンを直接LANケーブルで繋いで測定します。
どうやらここあたり(100Mbps)が我が家の上限付近のようです。そして書いてある通り、非常に高速に分類されますので、困ってない、と言う方も多いと思います。
しかしそれなりの通信速度が必要になるネットゲームだとか動画のアップロード(配信)、ダウンロード(ソフトなど)されてる方は遅い、もしくはたまに回線が不安定になると感じるスピードでは無いでしょうか。
さて、ここからスピードを上げるには大前提があります。
・1Gbps以上の速度が出る回線を契約している
・明らかにどの時間帯でも、有線でも(ここはポイント)無線でも契約の1/10以下の速度である
・使っているデバイス(パソコンや携帯など)が極端に低スペックではない。
などです。これらはあくまで大前提ですので、すべて満たしていても誰もが速くなるわけではないことに留意ください。
なお、有線だけが速くてwifiだけ遅い結果が出た方は
・通信速度の速くなるルーター(もしくはメッシュwifi)を買おう
まで読み飛ばしてください。
さて、マンションを買ったあと、僕は営業経由で管理会社及びマンションが契約する予定のネットサービス会社からこのような説明を受けました。
「デフォルトだと100Mbpsが最高速度(ベストエフォート)になるが、それ以上を求める場合は〇〇光(マンション内で1社のみ、他社との契約を認める)と契約すればもしかしたらそれ以上の速度が出るかもしれない」
とのことでした。
以下の点を確認ください。
・すでに3桁Mbps出ている
・ネットの契約で通信速度の上限が100Mbpsであったり、初期設定の通信会社以外の会社(例えばフレッツ光であったり、ニューロ光であったら)との契約ができない
・現状に不満がない
以上に当てはまる方は残念ながらここでお別れになります。さようなら。
※すでに3桁出ていても少しだけ速くなる可能性はあります。例えば10Gbpsで契約してるのに3桁しか出ていない、有線は速いのにwifiだけ速度が遅い、などです。
※なお、wifiの速度と有線(有線で接続されたパソコンなど)での速度の両方を測ることをお勧めします。
さて、恥ずかしい話ですが、はたけ家では通信速度100Mbpsでは足りないだろう(実家が100Mbpsで遅かったのです)とフレッツ光(最大通信速度1Gbps)と実は新築契約時から契約していました。
しかし先日速度を測ったところ、上記の数字(57、76Mbps)でありました。
最大速度は1Gbps(1000Mbps)なのに、実際には1/10以下の数字しか出せていません。
つまり、なんと1年半もの間、無駄金を捨ててたことが発覚してしまいました。
せやかて工藤、あかんて工藤。
何とかならないか調べた結果、まずは通信速度が抑えられている原因を探す必要があることがわかりました。
最速でアンアン言わせるために
・原因を探ろう
速度が出ない原因は以下のように大別されます
①マンションの光通信(契約内容含む)の限界(さようなら
②デバイス自体の問題(さようなら
③ハブ
④ルーター
さて、①は契約内容を見返せばわかります。100Mbpsって書いてあったらさようなら。
その他、古いマンションだと管理会社に問い合わせると過去に調べた結果〇〇以上は速くならない、など知ってる場合もあります。(わからない場合もあります)
②の可能性を否定するには複数のデバイスで速度を測ればわかります。特定のデバイスで3桁出るとかならさようなら。
全てのデバイス、特に有線接続でも速度が出ないなら本記事が役に立つ可能性があります。
さてここからが実は本回のポイントになります。
・光回線の速度の制限はハブが原因のことが多い
さて、ハブ?ルーター??ってなんでしょう。ハブとマングースとか言うダジャレはもちろん要りません。
まずはハブが何か調べてみましょう。ハブは大体玄関(下駄箱)か、風呂の天井上にあります。
スイッチングハブと呼ばれるものです。
さて、ハブの確認において重要なのはこのハブがどれくらいの速度が出せるかです。ハブをそっと裏返してみましょう。
型番が書いてあるのでこの型番をネットで調べてみましょう。
そしてここが重要です。
詳しいことはわかりません。とにかく100BASEと書いてあります。
この100という数字…つまりこれが100Mbpsまでしか速度を出せない原因なのです。
光回線は1Gbps(1000Mbps)で契約しているにも関わらず、です。
ちなみに何故かのようなアンマッチが起きたかというと、そもそも我が家のマンションの標準装備のインターネット回線の速度が100Mbpsだからです。(そのようなマンションは多いと思います)
そしてハブはマンションの共用設備、もっと言うと最初から設定されていたのです。
本来は1Gbpsも必要ないため、ハブも安く、回線の速度を制限できるように100Mbpsで頭打ちとなるようにこのような措置が取られています。じゃあ標準装備と別に1Gpbs契約させるなよ。
要するにハブが原因の場合はこのハブを交換することで、1Gbps以上の光回線の実力をフルで発揮できると言うわけです。
なお、10Gbps以上で契約していて、理論上出せる可能性があると通信会社も管理会社も言ってて、なおかつハブが1Gbps用のものが使われていたらさらに速くなる可能性は僅かにあります。要は10Gbps用のハブに変えるということです。
さて、1Gbps以上の速度対応のハブに変える前に、以下の点を必ずご確認ください。
・ハブ交換前に必ず確認すること
それはハブを交換して良いのか、交換後のハブをどうするのか管理組合への確認です。
というのもハブそのものは共用設備のため、勝手に改造したり捨てたりすることはできません。また、ハブの交換自体もしても良いものなのか許可を必ずとってください。後々退去後や何かあったときに揉める原因になるかもしれません。
僕の場合は交換の許可が出たため、早速交換することになりました。また、ハブは必ず保管しておくよう通達が来ました(つまり退去前に元の状態に戻すこと)
・ハブを買おう
許可が出た後の話をします。何を買ったら良いのか困ると思います。ポイントは2点です。
①契約している回線の最大速度に対応
②ハブ穴の数は、デフォルトのハブと同じ(推奨)かそれ以上にする
①ですが、1Gbps(1000Mbps)で回線を契約しているので、我が家の場合は100BASEではなく1000BASEに対応するハブを買わないといけません。
また②ですが、デフォルト(最初からある、共用設備)のハブは8ポート(穴)あるので、8ケツ以上のものを買わないといけません。
これはデフォルトでハブについてる回線(各部屋に引き込んだる回線)を後々全て買い替え後のハブに繋ぎ変える必要があるからです。難しい、と思った方は深く考えるな。同じ穴の数のハブを買え、と言うことです
①、②をまとめると我が家の場合、つまり、1000BASEの8穴(ポート)のハブを買えば良いのです。ハブアナ確定な
ネットで探してみましょう。1000BASE 8ポート ハブでOKです。
一応、我が家が買ったやつはこれ↓↓です。
別にこれじゃなくていいですし、買われても僕には一円も入りません。(特におすすめというわけでもないです)
さて、商品が手元に来たら早速配線を付け替えてみましょう。
さて、本当に早くやったのでしょうか。もう一度通信速度を測ってみましょう。
まずは有線(デスクトップPC)から。
圧倒的じゃないか、我が軍は!通信速度が8倍になりました。
皆様本日はご静聴ありがとうござ…と言いたいところですが、多分、大半の家ではこれでは終わりません。
なぜならwifiの通信速度はまた別だからです。特にネット契約した際にルーターをレンタルした方は圧倒的に性能不足だからです。
※モデムに関しては特にレンタルしてるものそのままで大丈夫なことが多いです。
何言ってるのかよくわからない、と言う方。大丈夫です。
とにかく有線とwifiの両方の通信速度測定してください。
有線もwifiの両方速くなってない、と言う方はここでお別れです。おそらくここまでで別の問題があります。光回線の契約、マンションの規約か管理会社、使ってる機器、デバイスなどを全て見直してみてください。
また、両方の速度が速くなった、と言う方もここでお別れです。多分、ルーターが最初から高性能だと思われます。ハッピーエンドにつきここから先の記事は読む必要がありません。
さて、有線は速くなったけど、wifiなど無線の速度は変わらない、と言う方は続きを呼んでください。
wifi(スマホ)の通信速度はほとんど変わってないことがわかります。
これは通信会社が貸してくれたルーターが低性能であることに由来します。
ということで本日最後の項目です。
・通信速度の速くなるルーター(もしくはメッシュwifi)を買おう
高性能のルーターは色々あるのですが、正直なんでもいいのですが、我が家はルーター…というかこれ(メッシュwifiと呼ばれるもの)を買いました。
さて、これはルーターでもなんでないとか色んなツッコミはあるとは思いますが、とにかくマンションの大元の回線側からハブ、モデム、ルーターの順で接続してください。
なお、僕に勧めてくれて人が本来おすすめしてくれたのはこちらです。↓↓(最終たいに無視して↑にでてきたやつを買っちゃいました)
※こちらも仮に買われても僕には1円も入りません。高性能ならなんでもいいです。
我が家が、選んだ基準はメッシュwifiであること、平米数、wifi6があること、同時接続デバイス数が多いことです。
なお、メッシュwifiもwifi6も良く分かってませんが、そんなレベルの僕でもこいつを買っとけば最終的に通信速度が速まった、とだけ理解いただければ幸いです。
※メッシュwifiの場合、普通のマンション3LDKなら一般的な広さで2個setもあれば十分と説明を受けました。100平米数4LDKとかになるとよくわかりません。
※リンク先のは2個セットのやつです。
※メッシュwifiが何かは未だに分かってませんが、それでも僕は元気に生きています。
・wifiの通信速度を測ろう
さあ、最後の通信速度測定です。ドキドキの瞬間です。
まずはメッシュwifiのすぐそばから。
とても速くなりました。これはもはやZoomアプリを開く前から相手が喋り出すレベルです。
さて、色々とインターネッツライフの忙しい寝室では…
もっと速くなってる!!(おそらく中継機が近いせい?)
これで僕のインターネッツライフは薔薇色と言っても過言ではないレベルです。
ウサイン・ボルト…いやシュー・マッハ?いやいや、光速を超えるのも時間の問題と言っても過言ではありません。
※誰ですかその人たちとかいう人は回れ右してください
・ここまでの復習
さてさて、ここで今日の内容を復習しましょう。
①有線、wifiのそれぞれの通信速度を測ってみる。
2桁Mbpsであれば②へ(3桁でも一応②へ?)
②通信速度を早めるためにはまずネットの契約内容、ハブの性能(BASEの前の数字)を確認する。
ネットの契約の速度(MorGbps)>BASEの数字(Mbps)
であれば③へ
※この際、ハブの穴の数も確認。管理会社もしくは理事会へハブを交換していいか確認する。
③ハブをネットの契約の速度以上のもの、かつハブ穴を元のハブの穴の数のものを買う
※はたけが買ったのはこれ
購入したらハブについてる光ケーブルを新しいハブに、繋がってる順番はそのままにして繋ぎ直す。
④有線、wifiの通信速度をそれぞれ測る。有線だけが改善され、wifiが改善しない場合は⑤へ
⑤ルーター(メッシュwifi)を高性能のものに変える。
はたけがおすすめされたのはこれ↓
はたけが実際買ったのはこれ↓↓
⑥wifiの通信速度を測る
以上の手順になります。
いかがでしょうか。皆様該当され、実行されて速くなりましたでしょうか。
※当初3桁出る方家庭は想定していませんでしたが、予想以上に多そうなので一応、可能性として書き足しておきました。
※マンション自体が古い場合、LANケーブルの問題を指摘されてる方もいましたが、それくらい古くなると大元の機械などの問題も出てくる場合もある(この場合、非常に無理ゲー)のと、そもそも個人のできる裁量を超えているため、細かい話までし出すのは本記事の趣旨に沿わないため省略しています。
・最後に
最近マンション関連の記事が滞っていて申し訳ありません。
最近は戸建ての土地ばかり見にいってますが、やはり戸建ては土地も家も唯一無二のものが多く、テンションが上がりますね
マンションはMRにはちょいちょい行ってるのですが、テンション上がるマンションも少なく、そのような状況で誰かにマンションをおすすめするのもなぁってな感じで悩んでます。
元々戸建て派であった(※購入記①参照)のはあるのですが、それにしても数年前に比べて我々の手の届く範囲で大阪でテンション上がるマンションがほぼ無くなってきたなあと思うのも事実です。
まあ大阪のマンションが高くなりすぎて自分がプレイヤーとして半分退場してるからと言えばそれまでですが。
とは言え、もし資産価値に全ブリしない、環境や学区、塾や通学まで含めた地域選びまで悩まれる方はぜひ相談いただけたらなと思います。中々そこまで考えたマンション選びは難しいんじゃないかと思っております。(資産価値全振りの方が悩まなくてすみそうです。)
さて、話が脱線しましたが、この記事がマンションの通信速度に悩まれる皆様のお役に立てれば幸いです。
では、また。