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今日も明日も、ぶくぶく日和なんだ。
今日も明日も、ぶくぶく日和なんだ。
ここは、静かにしなくて良い図書館。
何をしてもいい。おしゃべりしたって、お菓子を食べたって。
何に使ったっていい。相談会をしたって、バイオリンを弾いたって。
はじめまして、ぼくの名前は、ぶくぶく!
まだまだ新米だけど、ここに”いいな”がぎゅぎゅっと詰まっていることを知っているよ。 ぼくは、色んな人からのもらいものでここまで育ったんだ。
なんにもないただの部屋に、棚を置いたり、時計を掛けたり、
写真を飾ったりして、今のぼくが生まれたんだ。
本棚を一箱分借りた「一棚オーナー」と呼ばれる人たちが、ぼくを育ててくれる。 オーナーさんたちは、それぞれ自分の好きな本をぼくに置いていくんだ。 まるでオーナーさんが、これから知り合うかもしれない人に自己紹介してるみたい。 ぼくの中には本しかないけれど、人と人の繋がりがある。人と本の物語がある。 そして何より、みんなそれぞれの“好き”がある。
嬉しいとか、悲しいとか、誰かに共有したい想いは誰にでもきっとあるんだ。 オーナーさんたちは、その想いを伝えたくて、
何かのきっかけになりたくて、本を置いていくんだ。
オーナーさん一人ひとりの好きが相手に伝わって、
誰かに新しい気持ちが芽生えたとき、ぼくはとっても嬉しくなる。
だって、ぼくがいないと、なかった出会いかもしれないから。
仕事をしている人も、子育てをしている人も、お年寄りや学生だって。 人生の中に、ほんの少しぼくがいたっていいでしょ?
たまには、きみもゆったり時間を過ごしてみない?
ほっと一息ついてみない?
いつかオーナーさんも変わっちゃう。置いてる本も変わっちゃう。
でも、この雰囲気は変わらない。ぼくは、ぶくぶくであり続けるんだ。ずっと。ずっと。
ぶくぶくの本が生んだ、一つひとつの出会いの軌跡。
きみも、ぼくに会いに来てみない?
2023年2月に 武蔵野大学コピーライティングゼミ の学生が10日間の燕市でのフィールドワークで作成した 「みんなの図書館ぶくぶく」 のメッセージです。
今回、フィールドワークには14名が参加し、3つのチームに分かれ、それぞれのテーマに関わる方、数名にインタビューを行いました。
①みんなの図書館 ぶくぶく
②産業界の若手後継者
③道の駅 国上
学生たちは
NWE燕シビックプライドをテーマに
燕での10日間の生活、取材、街歩きを通して、
①取材の文字起こし
②インタビュー原稿
学生一人が取材した方一人を担当し、取材をまとめた原稿を作成
③スローガン開発
一人30案出して、壁に貼りチームメンバーで付箋で投票しながら絞る
それを2回行い、1回目と2回目を合わせて一つをセレクト
④ステートメント開発
スローガンに続くメッセージをまとめる
⑤NEW燕シビックプライド メッセージ開発
⑥ラブストーリー短編小説 + 詩
街歩きを通して小説、詩を作成、場所を発掘
⑦燕の近隣で愛を温められる場所の発掘
の計7つを作成しました。
今回紹介したのは、「みんなの図書館 ぶくぶく」の5名の方に取材し作成したメッセージになります。
最後まで読むと、もう「ぶくぶく」のことが気になっていませんか?
そんな方は是非、ぶくぶくに立ち寄ってみてください。
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”みんなの図書館ぶくぶく” のInstagram
https://www.instagram.com/buku2_tsubame/