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人生で初めてのフルマラソン(湘南国際マラソン)

先日人生で初めてのフルマラソンに参加してきました。参加したのは湘南国際マラソン。参加者数は約20,000人だそうです。

元々、普段から数キロくらいのランニングは定期的に行っていたし、登山も趣味なので体力に自信はあったのですが、めちゃくちゃきつかった。。。

体力や心肺能力的な部分でのしんどさはあまりなかったのですが、長距離走行による物理的な足へのダメージがとにかくきつい。。。笑

走行距離別での感覚

0~10km

走行によるしんどさはまだないが、初めての大会ということもあり緊張しているのと、42.195kmという未知数の距離感に対する漠然とした不安がありドキドキしながら走る。また、参加人数も多いため、いくつかのグループに分けられ出走タイミングが時間差になっているものの、非常に人口密度が高く、密集した状態で走ることのストレスを若干感じる

10km~20 km

だんだん環境に慣れてきて、ランニングモードに気持ちが切り替わる。沿道沿いの応援が思いのほかすごい。見知らぬ他人をこんなに素直に応援できる人たちって尊いなと感じる。また、普段自分がこんなに応援されるのなんて小学校の時のマラソン以来だったので、正直嬉しい。
折り返し地点は20km地点の江ノ島なのだが、自分が10数キロの時点でトップ集団が折り返してくる。速すぎる!!
気持ち的にはまだ余裕

20km~30km

20kmで折り返し地点。折り返した地点で、半分走ったということに精神的に安堵を覚え、あと半分ならなんだかいける気がしてくる。そして気持ちに余裕が生まれたのでここから少しスピードを出し始める。
そしてこの辺りからお腹がとっても空き始めるので、要所要所で設置されている軽食の補給がありがたい。レーズンやバナナ、チョコなどどれもありがたかった。あと見知らぬ沿道の応援の人にスイートポテトももらった。
25kmくらいからだんだんしんどくなり始める。「足の裏が痛い!」
調子に乗ってあげたスピードを緩め、音楽を聞いて気を紛らわせる。

30km~40km

ここのラインが精神的に一番しんどかった。。
とにかく足が痛いので、心を無にして兎に角足を前に出し続ける。歩いていてもどうせ痛いので、頑張って走る。
周りの人たちもとってもしんどそう。。謎の連帯感が生まれてくる。
この辺りから沿道沿いの応援もヒートアップ。普段割と斜に構えている方だが、この時は本当に応援が心の支えになった。応援ってすごい

40km~Finish

最後の数キロは本当に長く感じたし、正直記憶がない笑 最後が微妙に上り坂になっているのが心底憎らしかった笑
足が本当に痛くて、壊れそうな感じ笑 
そしてようやくゴール!達成感がハンパない!

全体を通しての感想

フルマラソンのしんどさは、ランニングよりも登山に近いと感じました。体力よりも足への物理ダメージ耐性の方が大事。
これからフルマラソンに初出場される方は、5kmとかで早く走ることを目指すよりも、ゆっくりでもいいから10kmとかの長距離を走る練習を重ねるのがいいと思う。長距離走に足を慣らすことが何より重要だと感じました。

また、一番印象に残ったのが、参加者と、沿道の応援の方々のポジティブなエネルギーでした。フルマラソンに出場しようと思うくらいだから、参加者の方からはポジティブなオーラが溢れ出している。そして、沿道の応援がすごいのが一番感動しました。人って、関係のない他人をこんなに一生懸命応援できるものなんだ!と。

フルマラソンに出場して一番良かったと思うのは、こうしたポジティブな空気感の中に身を置けたことでした。あの雰囲気を味わうためだけにもまた出場したいと思うほど。

しんどかったけど、また絶対出場したいと思います。
参加された皆様、お疲れ様でした〜!!




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