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ミッシング・チャイルド・ビデオテープを見ました~!


※ネタバレ注意です!!














面白かった!
The・ジャパニーズホラーって感じかな?
ジャンプスケアが全く無くて、じわじわとした恐怖が這い寄って来る、そんな作品だった。


幼い頃に弟と共に森へ入り、弟が行方不明になってしまったことを悔やんでいる主人公。そんな主人公を傍で支える、霊を見ることができる親友。
弟が居なくなったことでおかしくなってしまった両親、主人公を追っている新聞記者。
彼らの日常を少しづつ蝕んでいく恐怖を見ることができた。

ビデオテープでの演出が、どことなくバックルームを連想させられた。
荒い画質に映し出される深い森や廃墟。何か映るわけでもないが、何も映らないからこその不気味さが際立つ。
主人公は森に入ってしまった時から、あの山に魅入られてしまったのだろうか。


麓の村が行っていた、いらなくなったものを山へと捨てる風習。彼らがいらない判断し捨てていったモノには際限が無かった。服、食器、大型家具、遺骨、生理。
村の男性が語ったおばあちゃんのお話。長い話だったが、聞いた後にゾクリとした恐怖を覚えた。
生理を捨てた祖母は、一体誰の子を孕むことができたのか?祖母と交わって産まれた彼の母は、そして男性は、一体誰の皿を引いているのか。

答えが明かされないこともまた不気味。
面白い映画だった~!

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