「夢」は叶えるもの?あきらめるもの?

椿えりです

私は絵を描くことが好きです
中学生の時にノーマン・ロックウェルの作品に惹かれて
20代前半までは
絵を描いて生きていきたいと
地元で活躍されている先生に師事していました

7歳で母子家庭になり
若くして未亡人となった母は
苦労して私たちを育ててくれました

そんな母が大切な子供たちに望むことは
安定した職について生きること
でした

私のきょうだい達はそれぞれに努力して
日本では誰もが知る会社に就職し
母はとても喜んでいました

私は自分の夢を叶えるため
アルバイトを掛け持ちして
絵を学んでいましたので

母の一番の心配の種となりました

絵の世界は
よほど才能がある人だけが生きられる
そんな不安定な生き方は早く見切りをつけて
ちゃんと就職しなさい

面と向き合って説得されるというよりも
出かける準備をする私の背中に向かってだったり
食事をしているときに
ブツブツと独り言を言うような音量だったり
寝る時におやすみを言うタイミングで
布団の中から呟くようにだったり

そんな風に呪文のように言われ続けました

反発していた私でしたが
いろんな公募に挑戦し続けて
なかなか思うようにいかず
自分が母親を苦しめたり悲しませたりしている
そんな風に思うようになって
絵とは全く関係のない職業に就きました

私なんか無理

が理由でした

定職につきながらでも絵は描けばいいと
趣味で続けました

今日までの間に
絵本作家になりたいと思い始めて
アメリカで絵本のサークルに入り
知り合った仲間と定期的に作品を発表し合う
クリティークグループを作り
今もその関係は続いていて
出版社に原稿を送ってみたりしていますが

送る時に必ずと言っていいほど

私なんか無理

と心で囁いてしまいました

これで人生終わるのかなー
後悔しないのかなー
でもさ
私には無理だよ

なんて思いながら生活していたある日
これまで生きてきて味わったことのない
人生の転機と今は思える出来事が
4年の間続くことになりました

人生のどん底を味わっていると
思いました

そこからの日々は苦しくて
もう人生を終えたいと思うほど
落ち込んで
朝が来るのが怖くてたまらない
そんな時間が続きました

こうしている今は
あの時の日々があったから
私は今の自分とつながることができたと
わかりますし
あの時の日々があったから
今の自分の心に再会できたと
逆に感謝すらできるほどになれましたが

ここに来るまでの過程で

私なんか無理

がどこから来ているのか
そうじゃなかったんだなと
私は無理なんかじゃないんだなと
理解できました

夢は叶えなきゃいけないものでも
あきらめるものでもないんだな

と思いました

叶う叶わないは置いておいて
夢を抱く自分を
自分が理解者となって
応援してあげる

ことなんだなと思いました

やってみたいと思う自分に
楽しんでやってみて!と
応援するよ!と
言ってあげることなんだ

と思いました

私を愛して味方でいてくれる人たちほど
私に幸せに生きてほしいと思うからこそ

それ大丈夫?
それって厳しい世界だよ
それで生きていける人って一握りだよ

そういう言い方をして
心配してくれているんだなと
今はわかります

実際私がカウンセラーになりたいと
話したとき
近しい人からそう言った言葉を
かけられました

そしてこれらの言葉は
私が私自身を試しているからこそ
そういうことを大切な人に言わせている

と解釈しました

私のエゴが
またそんなこと思い始めたの?
私には無理に決まってるじゃない
ダメダメ信じちゃダメ
っていう囁き

今週末はまた絵本仲間との
クリティークミーティングがあります

今日は換気扇の油を拭き取りながら

カウンセリングも絵本も
応援してるよ!
どんどん楽しんで続けてみよう!

と自然と心の中で自分に言っていました

その時に
今日の記事の内容が浮かんだんですよね

あなたには夢がありますか?
やってみたいことありますか?

もし良かったらお話しに来てくださいね
私あなたの夢を応援します


☆あなたがあなたらしく 笑顔で過ごせますように☆

皆さんの心の平安をお祈りしています

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今日の日めくりカレンダーの言葉
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