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ジョンソンさん、辞任スピーチより

🔴ジョンソンさん、辞任スピーチより

“I want you to know how sad I am to be giving up the best job in the world. But them's the breaks.

イギリス首相のジョンソンさんが、数々のスキャンダル(コロナ中に飲み会をしたり、彼が指名した政府高官がセクハラをしたり、etc.)により、辞任することになりました。
先週7月7日に彼が辞任スピーチをしましたが、4:17あたりで、上記のパッセージが出てきます。
https://youtu.be/x36nPtTYt5

"Them's the break."とは、一体何でしょうか?
インターネットで辞書を引いてみると、

🔵them's the breaks: 
There is nothing we can do about the way. Things have unfolded, especially bad ones, so there is no reason to be upset about it; that's just the way things are.

…要するに「しかたがありません」「できることは何もない。人生そういうものだから」という意味のようです。
そして、them'sはthose areの短縮形のようです。

アメリカ人やオーストラリア人、イギリス在住の日本人の友人にも聞きましたが、
彼らの話を総合するに、この表現は、ビリヤードが語源のアメリカ英語ですね。イギリスの方は普段、あまり使わないようです。
イギリス人のジョンソンさんが、敢えてこの表現を使ったことが、イギリスメディアでも話題になっているようです。

7月15日発行の英語ニュース教材(高校生用)では、
ジョンソンさんが辞任するに至った経緯をまとめたいと思っています。

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