アメリカの小学生の朝の習慣「忠誠の誓いの言葉」
少し前の話になりますが、先月1月20日の大統領就任式で、バイデン大統領が
"we come together as one nation under God - indivisible"
と演説する場面がありました。
これは、アメリカの公立の小・中・高校で朗誦する「忠誠の誓い」の一部だと、すぐにわかりました。
(※以前もこの掲示板で、忠誠の誓いについて紹介したことがあります)
授業が始まる前、子供達は左胸に右手を当て、星条旗に向かって、
下記の言葉を言います。
I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.
(私は合衆国国旗と、それが象徴する万民のための自由と正義を備えた、神の下にある分割できない一つの共和国に、忠誠を誓います)
私自身はアメリカの小学校に通ったことがないので、詳しくは分かりませんが、アメリカの児童文学小説で、この儀式の場面を何度か読んだことはあります。
アメリカ育ちの日本人の友人は
「小学生の時は、意味も分からずに言ってたよ~」
と言っていました。
カルフォルニアの大学のサマーコースに通った時、現地のクラスメートが
「"one nation under God"の"God"が、どの神を指すか宗教的な問題になって、自分の地域の小学校では、忠誠の誓いの儀式は全面的に廃止された」
と話してくれましたが、アメリカの多くの地域で、いまだにこの儀式はやっているのではないでしょうか?
この動画では、可愛い小学生が暗唱で忠誠の誓いの言葉を言っていますが、結構難しい単語をスラスラ言えて、子供たち、すごいな…と思ってしまいます。
★参照:こちらの動画を見てみて下さい★
https://www.youtube.com/watch?v=_kOEg55vewU
ちなみに、私がallegianceという言葉を学んだのは、20代になって、
Harry Potterの小説を原書で読んでいた時です😅
5巻だと思いますが、Professor Snape(スネイプ先生)が、
Voldemort(ヴォルデモート)に
"pledge allegiance"(忠誠を誓う)する場面がありました。
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