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つぶやき7ー“好きなこと”は“楽しい”がいい

6月の後半はとても忙しかった。仕事で使用しているクラウドがサイバー攻撃を受け、その煽りで仕事が滞ったため、後半一気に遅れを取り戻す作業となった。それに加えプライベートでは、他県に2泊3日で出かけて、こちらは半分修行のような、遊びといえば遊びだけれど、現場で必死にカメラを振り回して練習をしていた。

昨年まで、写真を撮ることは“修行”だと思っていた。何を撮っても常に練習という意識で、休みのたびに撮り歩くような。
いつも人生は“修行”だと思っているけれど、それと同じようにゴールがなく、常に前に進めなきゃいけないような感覚に囚われて、ときどき悶々としていたときもあった。

なぜだったのか、きっかけは忘れた。けれど今年から、写真に関しては“作品を作ろう”と思うようになった。現像して多少の加工も加えながらの自分なりの作品。撮って出しはほとんどしない。ただ、そこまで加工しなくても良いように“撮る”ことは前提。

作品を作ろうと思考を切り替えたら、思いの外自分の気持がスッキリした。以前は撮った写真を誰かが使ってくれると良いなと思ったり、全く使われなかったら少し残念に思ったりしていたのだけど、そういう揺れ動く気持ちがほとんどなくなった気がする。自分の作品の価値を自分の中できちんと認めたような感じなのかな?自己満足?その辺りはよく分からない。他人がどう見るかはまた別問題なのでそこを気にしているときりがない。だけどスッキリすると、撮り歩くのも前よりもっと楽しくなった。

撮ることの楽しさを忘れるとつらいから、楽しいと思える気持ちに持っていくことも大切だな、なんて振り返った6月後半でもあったかな。

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