何度も訪れたい世界を書く

ごきげんよう、國枝志帆です。

月に一度、
モーニングページを読み返します。
私の好きな習慣です。

なぜかというと、
執筆中の小説のメモが散らばっていて、
読むのが楽しいから。

私は
自分の小説を読み返すのが好きです。
自分が書いて
楽しいものを書いています。

それは自分が読みたいものであり、
何度も訪れたい世界です。
『盗作家』の雪の店もそんな世界の一つ。

　雪の店を訪れるときもノートは手放さない。
珈琲の香り漂う、深海の空間。この店で書くと調子がいい。自分の中に深く深く沈み込める気がする。自分の中のはじまりの闇へと。

國枝志帆『盗作家』

盗作家

雪の店を書いてから
苦みの深い珈琲がより好きになりました。

最後まで読んでくださって感謝します。

あなたの今日が、
幸せな一日でありますように。