【御礼】第125回「読書のすすめの落語のすすめ」
4/17晩、第125回「読書のすすめの落語のすすめ」に足をお運びいただきました皆様、Zoomでご参加いただきました方、有難うございました。
桜の季節ならではの、
神楽師匠のマクラの「日和違い」、
全楽師匠の演目「百年目」でしたね。
三遊亭神楽師匠 「日和違い」
お天気模様を日和(ひより)といい、出掛ける用事のある男が、今日の日和はどうでしょうか?といろいろな商売の人に聞いて回る。すると、その各々の商売の日和違いが返ってくる…
三遊亭全楽師匠 「百年目」
大店の旦那が番頭さんへ諭す、栴檀(せんだん)と南縁草(なんえんそう)になぞられた、人間の上下関係や先後関係の大事なこと。
また、どんな人間であっても切り捨てず育てようする人の情、
深く心打たれ、
神楽師匠と全楽師匠の渾身からの踊り出す座布団一枚の宇宙に、
酔いしれました。
落語っていいなぁ~、心の底からそう思いました。
そして、さすらいのアコーディオン奏者トリーマンの奏でる曲は「少年時代」、それぞれの心を遠い思い出へ飛ばしてくれました🎶
懇親会では、師匠方の出しきった熱の残り火と、皆さんのヒートアップした熱が何重奏にもなって、
落語に酔いしれ、酒に酔いしれた格別な時間でした。
全楽師匠は、大ネタの長い噺「百年目」の後、普段見受けられない疲労感が漂っているようでお聞きしてみると、“俺も年とったなぁ…”と、座布団一枚の宇宙を全身で描き現すことの、今と昔を、しみじみ語っていらっしゃって、私はそのエネルギー量に思いを馳せました。
神楽師匠と全楽師匠と皆さんと、その立ち上ぼり躍動する“いのち”の幾重奏を、胸に深く響く体験を、ぜひ今度はあなたも。
次回、「読書のすすめの落語のすすめ」は、会場&Zoomで、
5月8日(水)19:30~
6月12日(水)19:30~
どうぞお楽しみに🎵
私からの“読書のすすめ”の本のご紹介は、長くなりますので、また別の機会に。
「読書のすすめ」
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「読書のすすめの落語のすすめ」blog
https://note.com/tsubaki3103/m/mde19e3b06f83