第99回「読書のすすめの落語のすすめ」ありがとうございました
2月9日、第99回「読書のすすめの落語のすすめ」、会場に足をお運びいただきました皆様、オンラインZoomでご参加くださいました方々、ありがとうございました。
時代の波に流されることない心の根っこをつくる読書、時代が変わっても変わらない人間の生き方を先人から学ぶ“縦糸の読書”をおすすめする「読書のすすめ」での、
日本人の心・縦糸の伝統話芸「落語のすすめ」です。
三遊亭神楽師匠と兄弟子の三遊亭全楽師匠をお迎えしての贅沢な落語会で、9年目に入っております。
落語は、
座布団一枚の上の宇宙と言われています。一人ひとりの想像力で無限に広がる世界です。
緩やかにまた激しく流れる水のような語り口、そして絶妙な“間”に、心地よく運ばれて行きます。
いつしか浮き世を忘れ、捉われから解き放たれて、泣いたり笑ったり心の躍動が、狭い頭を飛び出し、本来へ還り、自由を羽ばたきます。
演目
三遊亭神楽師匠 「六尺棒」
三遊亭全楽師匠 「味噌蔵」
「落語のすすめ」の前に、「読書のすすめ」の甲州さとみのおすすめ本紹介コーナーでは今回、
『量子「人間」学』田中耕太郎著
と『信念の奇跡』中村天風述を、ご紹介させていただきました。
この世界の最小単位 「量子」から見る「人間学」、
量子には、粒の性質と波の性質があり、人間でいえば、粒の性質は目に映すことができる姿形、波の性質は何となく感じる雰囲気や気配といったもの。
現代は、見えるものに捉われて、見えないものに心を向けることが少ない。神仏や歴史の、私たちを大きく包み込む流れ。
粒の性質の物質の目に見えるものに大きく傾いた現代社会、
波の性質の目に見えないものに心を向けて、偏って歪んだ世界を変えて行こう。
『量子「人間」学』田中耕太郎著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=166281099
「信念の奇跡」 中村天風述
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=164118612
また、恒例となりました我らがトリーマンによるアコーディオン演奏、心を潤し温めていただきました。
次回の「読書のすすめの落語のすすめ」は、3月9日(水)、お陰さまで100回目を迎えることになりました。
三遊亭全楽師匠、三遊亭神楽師匠の順番となりますが、
100回記念で、「百」のつく噺を、三遊亭神楽師匠が演んじてくださいます。
次回も、感染予防対策をしっかりとりながら、会場とオンラインZoomでの両方で開催させていただきます。
ご参加を心よりお待ちしております。
今のところ、お問い合わせ・申し込みは「読書のすすめ」にお願いいたします。
03ー5666ー0969
「読書のすすめの落語のすすめ」
https://note.com/tsubaki3103/m/mde19e3b06f83