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先生は魔女 ープロの目ー 

私が慕う語学学校の先生のお話です。"魔女"という表現は失礼かもしれませんが、言い得て妙。
重要な場面で指をパチンと鳴らす姿は、まさしく魔女です。

予習をして臨んでも、全ての説明を聞き取るのはなかなか難しいです。この先生を除いては。
分からない単語が出てきても、流れるように補足が入ります。心を読まれているのでしょうか。

ライティングの添削では、青色のペンをさらさらと走らせ、私の平凡な文章を深いものへ変えてくれます。まるで魔法です。

口癖は、"いつでも質問して"。
毎回のように言ってくれるこの言葉は、"授業前なのに…"、"休憩時間だしなぁ…"と気後れする心をふわりと軽くしてくれます。

たくさんの留学生を見てきているでしょうから、ミスしがちなポイントや躓きやすい箇所を熟知しているのだと思います。
"いずれは私も、何かのプロフェッショナルになれたら…"と、つい羨望の眼差し。
まずは、目の前の課題をコツコツと。

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