温暖化 膨らむ気候難民(日経脱炭素情報)
今年の春って、なんかいつもよりすごい暑いなと感じてました。少し温暖化の影響が出ているのかな、コロナになってしまっているのかなと色々考えたりしていたのですが、何も考えずにただヒートテックを着ていたからな気がしました…。
さて今回は温暖化の影響で気候難民が増えてきており、最終的には武力紛争の難民数を超えて、2050年までに2億人が気候難民となるという記事がありました。
これはIPCCレポートでも以前より語られていた気がしておりますが、海面が上昇すればそれは住めなくなる人も出てくるのは明らかと認識しておりました。
以前歩いている際に海抜1mの場所を見かけたりしたこともあり、日本も沈むのではと思い、少し調べてみました。
1mの海面上昇にて日本の砂浜の9割はなくなってしまい、大阪の海岸線は水没、江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区のほぼ全域が影響を受けるようです。(本件の引用文献が第5次評価報告書となっており、WG資料の公表が進んでいる今年公表予定の第6次評価報告書ではより大きな影響となっている気がします)
そもそも1mは少し過大な想定かもしれません。1.5℃シナリオでも0.28~0.55mの海面上昇となっており、それでも世界には大きな影響という話になっているためです。
今回はここまでになります。世界の海面上昇の話はIPCCでフォローできそうですが、日本の場合はこれだという資料がなかなか見つからないような感じでした…。情報があればアップデートしたいと思います。引き続きフォローいただけますと幸いです。