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第3回 産業のGXに向けた資金供給の在り方に関する研究会(METI、2022/10/14)

最近3連休が所々であった気がしますが、2日間の休みだと逆にあっという間に感じてしまいますね。それが普通なのですが…。

先月から山梨と静岡を週一で車で往復するような生活をはじめましたが、やっと運転にも慣れてきた気がします。週1で給油するようになってわかってきましたが、ガソリン代はなかなかの値段ですね…。物価高も含めて、家計にダメージが徐々にきているような気がします。

さて前回は様々な委員会の更新があったので概要の羅列になってしまいましたが、今回は以前の形に戻したいと思います。

第3回 産業のGXに向けた資金供給の在り方に関する研究会

第3回 産業のGXに向けた資金供給の在り方に関する研究会
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/industry_gx/003.html

出典:経済産業省ウェブサイト

1回目は記事にしていましたが、先月の2回目はバイパスしてしまっていたようです。

経産省資料である資料3の事務局資料①の方を見ていきたいと思います。今回はトランジションファイナンスの話になるのですが、私に深い知識があるわけではないためざっくり見ていければと考えております。

出典:経済産業省 第3回 産業のGXに向けた資金供給の在り方に関する研究会
資料3 事務局資料①(産業のGXに向けた資金供給の在り方について③)【経済産業省提出資料】 P7
(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/industry_gx/pdf/003_03_00.pdf)

P7にはトランジションファイナンスの課題と方向性に関する記載がされています。論点は3点あり、①国際的な信頼性向上、②金融機関の環境整備、③トランジション投資の裾野拡大のようです。個人的には、トランジションファイナンスの資金調達額は増えており、世間の理解は進んできたような印象をもっています。

出典:経済産業省 第3回 産業のGXに向けた資金供給の在り方に関する研究会
資料3 事務局資料①(産業のGXに向けた資金供給の在り方について③)【経済産業省提出資料】 P16
(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/industry_gx/pdf/003_03_00.pdf)

P7のスライドにも語句の記載がありましたが、「ファイナンスド・エミッション」ははじめて聞いた気がしました。これは投資先のGHG排出量を指しているようです。

本スライドの意味合いとしては、化石燃料などに投資を控えるもしくはダイベストメントの選択肢をとった場合は経済全体の脱炭素化にはつながらないですが、トランジションファイナンスによる投資は最終的に2050年のネットゼロに寄与するという想定です。しかし、その途中でそのような取り組みに投資をすることで、一時的にはGHG排出量は増加するという形のようです。

出典:経済産業省 第3回 産業のGXに向けた資金供給の在り方に関する研究会
資料3 事務局資料①(産業のGXに向けた資金供給の在り方について③)【経済産業省提出資料】 P28
(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/industry_gx/pdf/003_03_00.pdf)

P28には今後の方向性の記載がありますが、P16のようなGHG排出量が一時的に増加してしまう事項を含む基本的な考え方の整理のうえで、施策検討や国際発信につなげていきたいという感じのようです。

今回はここまでになります。ちょっとあっさりとした確認になってしまいました。その一方で最近はちょっと色々取り組んでいることもあり、Noteの記事を作成する時間を含め、時間配分は少し考えなきゃいけない時がきているような気がしますね…。引き続きフォローいただけますと幸いです。

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