日経脱炭素情報#7 日本製紙BECCS
最近はCCS関連の記述が多い気がしますが、北海道にてBECCSに向けてCO2回収装置の共同開発のニュースがありました。
BECCSがどのようなものかについては以前記述しております。
BECCSへの取り組みについてはどのようなメーカーが考えているのかと思っておりましたが、日本製紙社のような製紙業界のメーカーが進めているというのはあまり認識できておりませんでした。
こちら場所はどこかと思いましたが苫小牧のようであり、CCSを実施する場合は苫小牧の30万トンを圧入した実証サイトを想定しているのかなと考えてしまいました。
そもそもCO2の回収については、圧入だけではなく、カーボンリサイクルの観点としては化学品やセメントへの利用なども考えられるため重要な技術になると考えております。
最近気づいた点としては、企業やプロジェクトの目標年について「2030年」という記載をよく見かける印象があります。2050年の脱炭素に向けた途中の目標年として、一旦は2030年を目指しているような気がしました。
今回はここまでになります。引き続きチェック頂けますと幸いです。