2023/9/30(土)東京六大学野球秋季リーグ戦 明治7-2立教、慶應11-1東大@明治神宮球場
第1試合
M001 400 200 =7
R 200 000 000 =2
M)村田、高須、大川、久野、石原
R)塩野目、竹中、佐山、小畠、沖
本塁打 村田1号3ラン(4回表)
明治スタメン
7飯森、9榊原、6宗山、5上田、3加藤、2小島河、4堀内、8直井、1村田
立教スタメン
8桑垣、6鬼頭、3菅谷、5吉野、9鈴木唯、4柴田、7西川侑、2戸丸、1塩野目
9/28(木)に驚きのニュース。立教野球部で6月に、上級生の行為によって下級生が歯を折ったり喫煙を強制されたりのトラブルがあったとのこと。その2日後にはリーグ戦があるが一体どうなるのか。最悪、出場停止などの措置も考えられると思ったが前日(9/29)段階ではなんの発表もなし。大学と六大学野球連盟は試合当日の30日に記者会見を行うそうで、試合前日にやるべきではと思ってしまうが、この問題の行方はどうなるのか。
当日、球場でベンチ入りメンバーを見ると4年生はベンチにも入っていない。少なくともこの明治戦は4年生は出場自粛となったらしい。溝口監督と野球部長もベンチ入りせず、木村コーチが監督代行として指揮を取る。
初回、2死から菅谷右中間二塁打。吉野四球。ここで鈴木唯ライト前にタイムリーヒット。続く柴田もライト線タイムリー二塁打で幸先よく2点先行。沈みがちなチームに活気をもたらす。
3回表、先頭直井四球に一塁牽制悪送球で三進。ここで村田レフト前タイムリーで2-1。その裏、菅谷・吉野連続ヒットも鈴木遊ゴロ併殺で無得点。
4回表、加藤四球、小島センター前ヒット。ここで堀内センター右へタイムリーで同点。さらに村田左中間スタンドへ3ランホームランで5-2。村田はなんと2安打4打点。ここで投手竹中に交代し後続を抑える。その裏、先頭柴田が一塁線バントヒットで出たが西川有三ゴロ併殺で無得点。
5回表、投手佐山に交代。無失点に抑え、その裏2死から鬼頭・菅谷センター前ヒット。吉野三塁前内野安打で満塁の好機も鈴木右飛で無得点。
6回表、小畠登坂しここも無失点。その裏、先頭の柴田ライト前ヒット。西川の代打北田峻空振り三振。戸丸ライト前ヒット。小幡の代打丸山空振り三振。桑垣ライト前ヒットも二塁走者ホームでタッチアウトで無得点。
7回表、三河登坂。先頭の飯森四球、榊原投前送りバントを一塁悪送球。宗山ニゴロ。ここで上田左中間2点タイムリー二塁打で2-7。加藤空振り三振。小島も打ち取りチェンジ。その裏、菅谷四球で出るも続かず。
8回表、沖登坂。堀内から三者凡退。その裏、久野が登坂し柴田の代打齋藤大、北田、戸丸と三者凡退。
9回表、小野が登坂し無失点。その裏、明治は石原登坂。代打攻勢も三者凡退で終了。
立教はもっと重い雰囲気を予想していたが、3年生以下が意外と普段通りにプレーしていた印象。しかし西川晋不在はやはり大きく、中盤以降は力の差を見せられ完敗だった。
第2試合
K 005 001 005 =11
T 000 000 100 =1
K)外丸、森下
T)松岡、平田、青木、鈴木太、三田村
本塁打 なし
慶應スタメン
8吉川、3廣瀬、5本間、9栗林泰、2宮崎、7齋藤來、6水鳥、4斎藤快、1外丸
東大スタメン
9酒井捷、7近藤悟、8別府、3大井、2和田、5内田、4山口真、6青貝、1松岡
1回表、吉川空振り三振、廣瀬右飛、本間遊ゴロと先発松岡は三者凡退の好スタート。その裏、先頭の酒井ライト前ヒット。近藤の時に二盗成功。しかし近藤空振り三振、別府一ゴロ、大井空振り三振で無得点。
2回表、栗林中飛、宮崎空振り三振、斎藤ニゴロとこの回も三者凡退。その裏、和田遊ゴロ、内田左飛、山口空振り三振と東大も三者凡退。
3回表、水鳥一塁内野安打。斎藤快送りバント、外丸ストレートの四球、吉川遊ゴロだったが青貝弾きオールセーフで1死満塁と東大には非常に痛いエラー。廣瀬中犠飛で慶應先制0-1。本間四球で再び満塁。栗林ストレートの四球で押し出し0-2。宮崎フルカウントからレフト線2点タイムリー二塁打で0-4。齋藤来センター前タイムリーヒットで0-5。二塁走者宮崎はセンター別府好返球でタッチアウトだったがこの回5点のビッグイニングとなってしまった。その裏、青貝から三者凡退。
4回表、この回から平田登坂。水鳥空振り三振、斎藤快一邪魔飛、外丸センター前に落ちるヒット。吉川中直でチェンジ。その裏、近藤空振り三振、別府一ゴロ、大井投ゴロとこの回も三者凡退で外丸、東大打線を寄せ付けない。
5回表、廣瀬ニゴロ(山口好プレー)、本間中飛、栗林で三者凡退。その裏和田ニゴロ、内田投ゴロ、山口二直。
6回表、宮崎遊ゴロエラー、齋藤来ニゴロ(宮崎二進)、水鳥一ゴロ(大井好プレー、宮崎三進)、斎藤快三ゴロたったが三塁内田の一塁が送球逸れ一塁セーフで0-6。内田はイニング間のボール回しを見てもどうもスローイングに不安がありそう。外丸凡退でチェンジ。その裏、青貝の代打榎本見逃し三振、平田の代打西前右飛、酒井見逃し三振。
7回表、青木が登坂。吉川ライト線ヒット。廣瀬中飛。本間四球。栗林ニゴロ併殺で無失点。その裏、代打中山・別府センター前ヒット。大井レフト前ヒットで無死満塁。和田ニゴロ併殺の間に中山ホームインし1-6。内田右飛で1点どまり。
8回表、宮崎レフト前ヒット。齋藤来・水鳥中飛。斎藤快レフト線二塁打も外丸遊ゴロでチェンジ。その裏、山口一直、井ノ口の代打藤田遊ゴロ、青木の代打府川四球、酒井センター前ヒットも中山一ゴロで無得点。
9回表、鈴木太が登坂。吉川センターオーバー三塁打。廣瀬ライト前タイムリーヒットで1-7。本間レフト前ヒットで続き、栗林左中間2点タイムリー二塁打で1-9。宮崎レフト前タイムリーヒット(送球間に二進)で1-10。齋藤来センター前ヒットで6連続ヒット。ここで投手三田村に交代。水鳥四球、斎藤快左犠飛で1-11。外丸左飛。吉川遊ゴロでようやくチェンジもこの回も5失点。その裏、別府見逃し三振、大井遊ゴロ、和田ニ飛と三者凡退で試合終了。
結果的には東大は3回表、青貝のエラーで取れるアウトを取れず大量失点となり、失った流れは戻らず大敗となった。
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