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【ゼンゼロ】まな板アンビー VS デマラ式アンビー

まな板も結構良い感じだな~と思ったので比較してみました。計算は合ってるかわかりません。


衝撃力

まな板の鯉

凸数で変動するステータス。★1~★5の範囲で1重につき

2%~3.2%

アンビーの強化特殊スキルに必要なエネルギーは60pt、まな板の効果は最大8重なので6~8重で使用すると考えます。

[12%-16%]~[19.2%-25.6%]

デマラ式

レベルで変動するステータス。Lv.0~Lv.60の範囲で

6%~15%

考察

凸が進んでいくと、まな板の鯉のほうが優位だと思われます。無凸でも大きな差はないです。ただし、早めに引っ込む運用限定と言えます。エネルギーが無い状態でパリィ等したときに若干下がることはありますね。デマラ式は条件なしで安定しているのでそこは評価点。

エネルギー回復

まな板の鯉

レベルで変動するステータス。Lv.0~Lv.60の範囲でエネルギー自動回復

20%~50%

デマラ式

凸数で変動するステータス。★1~★5の範囲でエネルギー獲得効率

18%~27.5%

考察

エネルギー自動回復バフは基礎値1.2に対してかかるのに対して、エネルギー獲得効率は最終的なエネルギー自動回復値に対してかかります。つまり、エネルギー自動回復値が大きければ大きいほどバフで増加するポイントも大きくなります。

では、どれくらい大きければ良いのか。まな板Lv.60(50%)、デマラ式完凸(27.5%)の場合で考えると、

1.2 * ( 1 + 0.5 + X ) < 1.2 * ( 1 + X ) * ( 1 + 0.275 )
X > 0.8181…

これは約82%以上のエネルギー自動回復バフがあればデマラ式はまな板のエネルギー回復を超えるという意味です。

この約82%という数値はスイング2セット(20%)、ドライバ(6)エネルギー(60%)の合計である80%に非常に近い値です。前記事で書いたエネルギーガン盛り運用であれば大きな差はないようです。

ちなみに1凸効果(12%エネルギー獲得効率アップ)が発動している状態で考えると、

1.2 * ( 1 + 0.5 + X ) * ( 1 + 0.12 ) < 1.2 * ( 1 + X ) * ( 1 + 0.275 + 0.12 )
X > 1.03636…

となり、100%以上のバフがないと回復が並びません。アンビー単体では実現不可能なのでまな板に軍配が上がります。1凸効果を発動するのが面倒である点は置いておいて…

ここまでの話はエネルギー自動回復のみの話です。実際は敵を攻撃することで補充されるエネルギーもあり、エネルギー獲得効率はこのエネルギーも上昇させます。

攻撃で得られるエネルギー量が具体的にどのくらいかは分からないので、

  • 通常1のみ振り続ける

  • 通常1~3+落雷を振り続ける

でエネルギーを60ptためてみたところ、

  • 通常1:19回ヒット、24秒

  • 通常1~3+落雷:4セットヒット、10秒

という結果になりました。この時の自然回復が2.16だったので攻撃によって貯めたエネルギーはそれぞれ

  • 通常1:60 - ( 24 * 2.16) = 8.16

  • 通常1~3+落雷:60 - ( 10 * 2.16) = 38.4

となり、ヒット数で割ると

  • 通常1:8.16 / 19 ≒ 0.43

  • 通常1~3+落雷:38.4 / 4 = 9.6

このことから技ごとに得られるエネルギーが異なると考えられます。コンボの後半の大技ほどエネルギーが多いと考えるのが自然だと思います。

検証の正確性はさておき、今回の結果を見ると落雷コンボで9.6の27.5%、つまり2.64ptエネルギーを追加で獲得できるわけです。これに加えて回避反撃やパリィ、支援突撃なども合わせていくとそれなりにありそう(適当)。

「まな板の自然回復割合 * 1サイクルにかかる時間(t1)」分のエネルギーを「デマラ式の自然回復割合 * 1サイクルにかかる時間(t2)+攻撃で得られるエネルギー(Y) * 27.5%」が上回れば優位、といったところでしょうか。

1.2 * ( 1 + 0.5 + X ) * t1 < 1.2 * ( 1 + X ) * ( 1 + 0.275 ) * t2 + 0.275Y

ここでX=0.8(スイング2、ドライバ(6)エネ)とすると

1.2 * ( 1 + 0.5 + 0.8 ) * t1 < 1.2 * ( 1 + 0.8 ) * ( 1 + 0.275 ) * t2 + 0.275Y

2.76 * t1 < 2.754 * t2 + 0.275Y

左辺と右辺のエネルギー量が等しいとき、サイクル時間も等しくなる(t1 = t2 = t)ので、

2.76 * t = 2.754 * t + 0.275Y

0.006t = 0.275Y

Y = t * 0.021818…

サイクル時間 t = 25[s]と仮定すると
Y = 25 * 0.022
Y = 0.55
つまりこれは、サイクル時間25秒の場合、実際に攻撃で得られるエネルギーが0.55pt以上であればデマラ式が優位と見ることができます。そしてこれは攻撃さえすれば確実に達成できる数値であると言えるでしょう。

あまりなさそうですが、1凸効果が常に発生している場合は
1.2 * ( 1 + 0.5 + X ) * ( 1 + 0.12 ) * t1< 1.2 * ( 1 + X ) * ( 1 + 0.275 + 0.12 ) * t2 + 0.275Y
ここで、X = 0.8, t1 = t2 = tとすると
3.0912t = 3.0132t + 0.275Y
Y = t * 0.283636…
サイクル時間 t = 25[s]と仮定すると
Y = 25 * 0.284
Y = 7.1
つまりこれは、サイクル時間25秒の場合、実際に攻撃で得られるエネルギーが7.1pt以上であればデマラ式が優位と見ることができます。私の検証では落雷コンボで9.6pt得ていたので誤差を考慮してもこの7.1ptを超えることは現実的だと思われます。

非常に長くなりましたがつまりは、スイング2セット(20%)、ドライバ(6)エネルギー(60%)を装備している場合はデマラ式が優位ということです。

別パターンで計算しやすいようまとめておきます。気になる方はこれで確認すると良いかも。

1.2 * ( 1 + 0.5 + X ) * t1 < 1.2 * ( 1 + X ) * ( 1 + 0.275 ) * t2 + 0.275Y

において最初から t1 = t2 = t と置いておくと
1.2 * ( 1 + 0.5 + X ) * t = 1.2 * ( 1 + X ) * ( 1 + 0.275 ) * t + 0.275Y

Y = ( 270 - 330X )t / 275

Y:(まな板とデマラ式の回復量が釣り合う時の)攻撃を当てることで回復するエネルギー量[ pt ]
X:(ドライバの)エネルギー自動回復バフ量(60%なら0.6)
t:1サイクルにかかる時間 [ s ]

t は自動回復( 1.2 * (1+X) )を考慮しつつ大体の値を入れる感じで。
実際に1サイクル中で攻撃を当てて回復したエネルギー(バフによる上昇分は含まない素の回復)がYの値を超えていればデマラ式が優位となります。

その他

基礎攻撃力

まな板:40~594
デマラ:42~624

電気属性ダメージバフ

まな板:なし
デマラ:15%~24%(★1~★5)

考察

衝撃力バフはブレがあるものの、まな板のほうが優秀と言えるでしょう。エネルギー補助は意外とデマラ式のほうが高かった(スイング2セット(20%)、ドライバ(6)エネルギー(60%)を装備している場合のみ確認済み)です。

さらなる考察が必要なのは、デマラ式の火力要素です。ブレイク貢献と火力貢献を合わせて総合的に評価するのは難しいので今回は行いませんが忘れてはならない部分だと思います。

アンビーの2凸と6凸には与ダメージバフがあり、設計としては火力もそれなりに出せるキャラクターなのかもしれません。ここで言う火力が会心を使うタイプなのか異常ダメージなのかは定かではありませんが。ただ、火力貢献ができるようになるのはドライバディスクやパーティをきれいに揃えることのできる育成の終盤だと思います。

おすすめ

エネルギー自動回復を確保しつつデマラ式より高い衝撃力で機を見て強化特殊スキルを撃ちたい人は「まな板の鯉」、私のように高倍率の強化特殊スキル(できれば落雷も)を高頻度で撃ってブレイクとダメージを重ねたい人は「デマラ式電池Ⅱ型」という感じです。

おわり

アンビーのドライバはコロコロ変えまくって遊んでます。ファッション感覚で取っ替え引っ替えしてます。たのしい。