
タケルライコ&オーガポンTAG TEAM
岡山でポケモンカード楽しんでる鶴屋と申します。
10/27に開催されたシティリーグで
優勝(嬉しい!)したので記録を残しておきます。
・環境
様々なデッキが結果を残しています。
自分としては
ライコポン、レジドラゴ、リザードン、ドラパルトの4種の中から4〜5回
他のデッキに1〜2回の計6回
予選で対戦すると予想を立てて、個人的に苦手なロスバレ、サーナイト、古代、ルギア、LOコントロール系は避けるつもりで参加しました。
下の画像が当日のマッチングです。

・デッキ選択
どのデッキを持っていったとしても不利マッチや理不尽が存在する環境だと自分は考えています。
今回デッキ選択で重視した点は4つあります。
1.デッキを使用するストレスが無い
様々なデッキを使っていると、強いけど思ってたのとなんか違う、自分が取りたいゲームプラン、戦いをしにくい等色々感じると思います。
大会でこのストレスや違和感を感じながらプレイし続けるのは拷問です。
デッキによっては使っていくと、このストレスや違和感が無くなる事もあるので、練習の時は、一度だけ使ってポイッではなく程よく使ってみましょう。
その中で環境で戦える1番楽しいデッキを持っていきましょう。
2.最高値と最低値が高い
シティリーグは予選6回戦+本戦3回戦の合計9回戦います。
9回全て自分のやりたい動きをするのは本当に難しい事です。
最高の回り方をする事もあれば手札事故が起こる事もあります。
なので最高値を叩き出した時は必ず勝つ事、最低値の場合でも平均値に戻すまでのハードルが低い事は対戦回数の多い大会においては重要だと考えています。
ライコポンは最高値を出した時の破壊力の高さ、種ポケモンメインかつイキリンコ等による手札リフレッシュ手段がある為手札事故からの復帰もしやすいです。
3.使い慣れてる
予選6回休憩無し、緊張感漂うデッキチェックからの本戦トーナメント3戦。
体力的にも精神的にもキツイです。
使い慣れたデッキを持っていきましょう。
4.不利マッチを跳ね除ける可能性がある
ライコポンは種ポケモン主体のデッキで攻撃までのハードルが低いです。
先2後1から攻撃できる可能性が高くスピード感で不利なデッキにも勝てる可能性を秘めています。相手の事故も許しません。
理不尽な不利デッキが1部を除き存在しないのも良い点です。
以上の4点を今回の大会の時は重視しました。
こんなに長々と書きましたが、今回自分はライコポン以外のデッキを使って無かったのでそもそも選択肢は存在しませんでした。
6月にライコポンのパワーに取り憑かれてから他のデッキを使えなくなっています。
・採用カードについて

大体普通のライコポンです。
最近採用されてるカードや他のライコポンと少し違う所だけ触れていきます。
チヲハウハネ
スナノケガワを押し退けてデッキに入りだしたポケモン。スナノケガワと比較して
スナノケガワだと抵抗で倒せないポケモンを倒せる
闘弱点ex.vを倒すことができる
ピカチュウexを火傷で倒せる
上技によるLO
ワザダメージでなく火傷によるきぜつ
1ターンでの起動がオーリム必須
闘闘の要求が重い
上から5項目は利点、下2項目は不利な点です。
チヲハウハネはやれる事が多い分、起動コストが重いです。
ナンジャモやツツジを使いながらキチキギスを取りたい場合、どこかで1枚闘エネを付けておく必要があります。
ハイパーボール
最近は採用されてないもしくは1枚採用のリストが多いと思います。
初動を考えるとボールは多ければ多いほど良いので2枚。
中、終盤は手札干渉に向けて不要なカードをコストにして、掃除もしてくれます。
ですがボールとして使う時、切るカード無い問題が発生するので要検討枠です。
エネルギー回収札について
今回使用したリストはエネルギー回収2枚と夜のタンカ2枚が採用されています。
一般的なリストと違いスーパーエネルギー回収が入っておらず夜のタンカが1枚少ないです。
自分も構築や練習の時、できれば回収札の枠は合計5枚欲しいと思っていました。
今回はどうしても採用したいカードがあった為、回収札の枠を削ることになりました。
今回のリストだとエネルギー回収2枚の計4エネ、夜のタンカ2枚をエネルギーの回収に使用したとして2エネの計6エネ回収
一般的なリストだとスーパーエネルギー回収で4エネ、エネルギー回収で2エネ、夜のタンカ3枚をエネルギーの回収に使ったとして3エネの計9エネ回収できます。
もちろん夜のタンカはポケモンの回収に使う事もある為エネルギーの回収にフルで回せるとは限りません。
その為今回使用したリストは適当にエネルギーを使っていくとエネルギーが足りなくなります。
自分は1度も足りなくなった事は無いのでサイドの取り方やエネの使い方に注意すればこの枚数でも問題無いと思います。
スーパーエネルギー回収を採用しなかった理由ですが
なんかあわなかったです…
絶対に強いのになんか駄目でした。
干渉の後に使うカードと一緒に引いてしまったり、スーパーエネルギー回収を入れたデッキの山作り、盤面形成が下手くそでした。
上手く使える人はスーパーエネルギー回収を1枚採用するべきです。
自分もまた入れて練習しようと思います。
回収札なんてなんぼあってもいいですからね。
ロストスイーパー
結構悩んだ枠です。
少し前はドラパルトのリーグ本部、リザードンのマント、ミラーのおまもり等に使っていました。
活躍の幅が減りましたが入ってると何かと使い道があるカードです。
ミラーではキチキギスをきぜつさせながらポケストップを剥がしてやりましょう。
元々でていたポケストップ使用後スイーパーで剥がして手札のポケストップを貼れば2回ポケストップが使えます。
自分はサーナイトを意識して採用しましたが当たらずでした。
勇気のおまもり
今回のMVPカードです。
ほぼ全試合で使いました。
他を削ってでも2枚ねじ込んで良かったです。
ミラー後攻の要求を上げる
サイド2枚取った次ターンのリザードン側の要求を上げる
かがやくリザードンでタケルライコ、キチキギスをきぜつさせられない
カースドボムから、かがやくゲッコウガを守る
ドラパルト、レジドラゴにより有利になる
1について
自分は基本的にミラーだと分かっていても先攻を取ります。
サイドを1しか取られないポケモンを押し付けるかおまもりライコでターンを返すようにしています。
2について
リザードン対面では、運良くサイド2枚を取れた場合そのままリザードンが240ダメージ出してきます。
おまもりを付けていればロストスイーパー、カースドボムのどちらかが必要になります。
カースドボムを絡めてきた場合はこちらの残りサイドは3枚となります。
欲を言えば次のターンはサイド2枚でなく1枚(かがやくリザードン)取りながらキチキギスを置いてナンジャモの耐性を少しでも上げたいです。
この時相手のベンチにヨマワルがいるなら必ずカースドボムで取られるポケモンは出さないようにしましょう。
ブライアによる超次元リーサルで吹き飛びます。
サイドを1枚取った場合
リザードンの攻撃は210ダメージで止まります。
ですがカースドボムの50ダメージとサイド取得による素点の上昇で合計290ダメージ出してきます。
このルートの場合、カースドボム込みでサイドを2枚取れているのでこのまま2-2でサイドを取り切るプランが取れます。
リザードンに余裕を与えるともうなんか凄い事されるんでできるだけ要求を上げたいです。
こんだけ書きましたが手札強いと普通におまもりついてるポケモン避けてベンチのオーガポンを取ってくるので許せません。
3について
かがやくリザードンでサイドを2枚取られながら手札干渉をされるのが本当にしんどいです。
最強の行動です。
せめてキチキギスは盤面にいて欲しいのでここも少しでも要求上げたかったです。
4について
対面によってはかがやくゲッコウガをあまり出したくない場合もあります。
とくにリザードン対面ではカースドボムからのブライアで超次元リーサルを決められる事があります。
しかしリザードン対面、アンフェアスタンプナンジャモ祭になる事が多いのでかがやくゲッコウガを置きたい事が結構ありました。
ただブライアの事を考えると普通に出せないので必要なタイミングでおまもりを付けて出してあげることにしました。
アンフェアナンジャモツライです。
5について
ドラパルト、レジドラゴは元々有利寄りです。
この2デッキはとくにおまもりによる恩恵が受けやすいです。
シティリーグではこの2デッキには必ず勝ちたかったのでおまもりねじ込みました。
おまもりがついているポケモンにエネを残しやすくなるのできょくらいごうによるミスも起きにくくなります。
ツツジ
通常ナンジャモが入ってる枠です。
良く言われるのが
ツツジは序盤中盤打つことができず、終盤以外で引いてしまうと腐ります。
ナンジャモは序盤からも手札のリフレッシュで使用できます。
本来オーリムを使いたい序盤中盤でナンジャモを使った場合、盤面にエネが供給できていないので少しキツいゲームになりそうだと考え、終盤に使う事だけ考えればツツジで良いのでは、となりました。
また、サイドを積極的に取っていくデッキなので終盤にナンジャモで手札干渉すると大体手札が減りますし、次のターン使うカードが手札にあった場合山の下に返ってしまいます。
なので今回は相手が作った山を混ぜながら戻したカードも引く可能性を秘めてるツツジを採用して参加しました。
当日1度も使いませでした。
ナンジャモだったとしても使うタイミングありませんでした。
ぶんまわって勝ち、これが1番。
採用されていないトレッキングシューズ
採用理由の欄で申し訳ないですが触れておくべき項目かと思いました。
結構長いことライコポンを使ってます。
もちろんトレッキングシューズを採用したレシピも使いました。
それを踏まえてトレッキングシューズについて自分の評価を書いていきます。
初めに書いておきますがトレッキングシューズはアホつよカードです。
ライコポンにおけるトレッキングシューズはデッキを掘り進める効果、トラッシュに送る効果どちらも抜群に強いです。
自分はトレッキングシューズを4枚採用すると枠4枚+効果で1〜2枚圧縮×4枚分の8〜12枚デッキが少なくなると思ってます。
トレッキングシューズの採用=初めからデッキが圧縮されて試合が始まるようなものです。
つまり根本にあるそのデッキの動きというものが非常にやりやすくなります。
エネを手貼り、緑の舞、オーリムを使い、裏を呼ぶ、この1連の動きがスムーズになるカードです。
オーリム打ってトレッキングシューズを2枚引いたとしましょう。
オーリムのドロー3枚+トレッキングシューズで2〜4枚の計5〜7枚、デッキを掘れます。
オーリムであのカード引けたら強かったのに…がトレッキングシューズのおかげでまだデッキを掘れます。
終盤デッキ内にトレッキングシューズが残っていても手札干渉の耐性を上げることができ、どのタイミングでも腐ること無くデッキを支えてくれます。
トレッキングシューズを採用すると山を掘るスピード、必要なカードに触れる確率が上がっていきます。
弱いところが無いです。
ですが今回は
ハイパーボールで初手のイキリンコの確率を上げたり、勇気のおまもりによるHP上昇の恩恵を優先しました。
とくに今回はハイパーで無理矢理イキリンコ持ってきてプライムキャッチャー巻き込みながらイキリテイクした試合が2回ありました。
しなければ試合になって無かったのでハイパーボールを採用して正解でした。
今後はどこかしら枚数を調整してトレッキングシューズも入れたいなと思ってます。
・練習について
自主大会でも公式大会でも、出場するのであれば勝ちたいです。
勝つ為にはどうすればいいか、自分もまだ分かりません。
いろんなデッキを触って動きを理解する事が強くなる一歩だとよく言われていますが、その時間が無い人もいます。
使えるものは使って、それに近い練習をしましょう。
自分は不定休、友人は土日休みが多いです。
仕事の終わる時間も普通の人とは違います。
予定がバッチリ合う友人もいません。
疲れていてジムバトルに参加する気力が無い時の方が多いです。
対面での練習は限られています。
外に出る元気も、ポケカをする時間もない時は情報収集をします。
X、YouTube、note等をフル活用して対面する可能性があるデッキの情報をかき集めます。
最近は強豪プレイヤーもYouTubeで動画を投稿、解説してくれているので大変助かります。
友人や知り合いにシティリーグで当たると想定してるデッキの練度が高い人がいるなら迷わず質問し、その時は自分の得意なデッキの情報も相手に話しましょう。
言語化する事で自身のデッキの理解度が深まります。
そして、かき集めた情報を脳内で整理しながら1人回しをします。
これをシティ前はめちゃくちゃやってます。
1人回しの試行回数を増やし、どういったハンドでも基本の動きに近付けるようにしておきましょう。
後は1人回しをしながら各デッキが自分の使っているデッキにどういう動きをしてくるか、何をされたら負けるのか、逆に自分はどう動けば相手が嫌がり、勝てるのか、対面ポケカで得られる情報を1人でどうにかして摂取します。
1人でも練習は可能です。
練習できなかったから負けたではなく、1人でできることをしてないから負けたです。
しかし、気負いすぎてやり過ぎるのも良くないので自分のモチベーション、目標に合わせて程々に頑張りましょう。
色々偉そうに書きましたがまとめると
知識は大事、無知は罪。
1人回しはやり続ける。
脳内に最強の対戦相手を飼う。
です。
最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
スマホかつ初めてのnoteなので大変見にくく、誤字もあったと思います。
誤字は頑張って読んでもらえると助かります。
2回目のシティ優勝、嬉しくて形に残しておきたかったのです。
回し方等はもう充分に出回っていると思うので書いてません。
それでもなにか質問あれば、わかる範囲で返答しますのでDMいただければ時間ある時にお返事します。
ありがとうございました。
鶴屋(@tsu_ru_ya_)