【31.名前に込められた想いを知りたい♪】

こんにちは!木佐木勇志(きさきたけし)です!

久しく名前から記事を書き始めるのを控えていましたが、今回は名前から書き始めたのは、僕の親はどうゆう想いで名前をつけてくれたのだろう、目の前の人の名前はどんな想いが込められてつけられたのだろう、と年齢を重ねたいま考えることが多くなったからです。

僕の名前も両親が、内側も外側も人として誠実で強い人であるようにとの想いを込めて「勇志(たけし)」と名づけてくれました。実際のところ小さい時は、漢字が画数も多く書きづらいなと感じたり、読み仮名を間違えられること多いなと思っていました・・・多くの経験をしてきて捉え方が変わったのは少しでも成長できた証なのだろうか。

大切につけられたそれぞれの名前に込められた想いをもっと知りたいです。


1.早口言葉ではなく人の名前?

大人になってから、これは人の名前だったのか!、と知ったことがありました!
皆さんは落語の噺(はなし)で「寿限無」をご存知でしょうか。
地元の市民館の壁にも飾られていて、小学生の時に僕の周りのクラスメイト達はこぞってこの長い早口言葉を覚えていました。ただ、僕自身はそもそもこの言葉が何か分からず、調べることもしなかったので、早口言葉だけとしか思っていなかったです!
壁に飾られたりしている文字も子ども向けにひらがなで書かれていたので、特に意味はない文字が並べられているのだと考えていました笑

成長してからはいろいろな物事に対して興味が出てきたおかげで、気になったことを調べてみたりするようになり、「寿限無」が落語の噺であったことを知りました!

まさかあの長い文字の羅列が人の名前だとは考えもしなかったです\(^o^)/

2.想いが詰めこまれた名前♪

「寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚、水行末、雲来末、風来末、食う寝る所に住む所、薮ら柑子のぶら柑子、パイポ、パイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」

一度言われただけでは人の名前とはやはり考えつかないですね!
それでも、この名前は生まれた子ども良い名前をつけたいと考えて、子どもの親がお寺の和尚に相談へ行き、縁起のよい候補を次々に教えてもらった全てをそのまま名づけた名前になります。

「寿限無」は無期限の寿命として長生きするようにと

「五劫のすりきれ」は三千年一度おりてくる天使の羽衣が大岩を擦り切る一劫という時間の五つ分というので終わりがないと

「海砂利水魚」は海の砂利や水にいる魚は数えても数え切れないと

「水行末 雲来末 風来末」は水も雲も風も行く末に終わりがないものと

「食う寝るところに住むところ」は生きていくうえで大切なものであるからと

「藪柑子」は百両金を表す植物でめでたい印だからと

「パイポパイポの(中略)」はパイポという国の王様シューリンガンと后グーリンダイの間に生まれた子どものポンポ コピーとポンポコナがとても長生きをした話があるからと

「長久命」「長助」は長く久しいものであるからと、案を出し切った和尚が振り絞って出した言葉というところでしょうか・・・

とにかく子どもを大切に想い過ぎて愛があふれてしまったまさに親バカの噺です!
それでも、真っすぐに相手のことを想える人を僕は素敵だなとも僕は感じました(*^^*)
気になって自分自身で調べてみて知ることができてよかった。

僕自身も親からもらった大切な名前に恥じない、誇れる人生を目指して明日からも一日一日を大切に積み重ねていきます(*^^*)

みなさま読んで下さりありがとうございました。

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