見出し画像

完璧人間になった訳

何かのスタートは、いつも自分の大好きなもののプレゼンから始まる。

ユユがいつもプレゼンするのは「家族」

ユユは家族が大好きだ

家族に好き嫌いはない。
家族はユユの一部だから、嫌いになるってことは自分を嫌いになるのと一緒。
人を好きでいたいから、自分も好きでいたい。

が、ユユの概念!

友人に対しても、相手を知ってからじゃないと、好きにならないし、嫌いにもならない。
知るまで3年かかる。

そう思うと唯一、人生で嫌いになったのは大親友だけかもしれない
大っ嫌いになって、大好きになった。大好きだから、大っ嫌いになることもあった。

そんなことよりも!!!
ユユの大好きな家族の話をしよう。

【大尊敬する母】
ユユを産んでくれた
何も言わずにいつも応援してくれる
ユユの絶対的味方でいてくれる
ご飯が美味しい
とても天然だが、とってもポジティブだ
父にだいぶ振り回されてるが、
ずっと父の横にいる
父を選んだ理由は「一緒にいてずっと楽しいだろうな。って思えたから」らしい

私が落ち込んでいた日のこと。
大したことないことで落ち込んでいたとき(財布を落としただけ)「お母さんも落ち込んだことある?」って聞いたら「あるよ!長男が病気になったときと、次男が車で事故ったことが一番辛かったなぁー」と話していた。自分の悩みがあまりにも小さすぎた、、自分のことで悩むなら、人のことで悩みたいと思わせてくれた人だ。

【尊敬する父】
50歳過ぎているのに、
これから夢を追いかけようとしている
夢はいくつになっても叶えていいみたい。
髪の毛は高校生までずっと切ってくれた
料理など、リクエストになんでも答えてくれる人だ。

ずっとお金ない家だったが、小学生のとき100円で買った無地の下敷きに、そのとき流行っていたキャラクターを父が描いてくれた
みんなは市販の可愛い下敷きを持っていたが、私の下敷きは世界で一つだけで、たくさん鼻を伸ばして自慢した
筆箱や習字道具の入れ物にも筆記体やローマ字でカッコよく名前を書いてくれたり、手縫いでキーホルダーを作ってくれたこともあった。
お金がないという幸せをくれた人だ。

【尊敬する長男】
小さい頃の記憶から変わらないが、
とても妹想いな兄だ
よく次男のイジメから守ってくれた。
最新のものを常に手にしてる人で、iPhoneやゲームなどは全て新しいうちに手に入れていた。

兄がバイクに乗ってたら渋滞ができていて、その渋滞の先頭まで行くと、子猫が道路の真ん中で動けなくなっていて、近くの家を尋ねると、その子猫の飼い主が住んでいたが、猫が大量にいる家で「いらない」と言われ、
ウチに子猫を持って帰ってきたことがある。
でも、ウチでは動物が飼えないため、三ヶ月くらい経って、知り合いに引き取ってもらうことが決まった。三ヶ月だったがとっても毎日が幸せだった。
その最後の日に、兄は泣いていた。
実際に見たわけではないが、多分泣いていた。
そのとき私は兄に対して
「なんて、あたたかい人なんだろう」と思った。

【尊敬する次男】
家族会を企画してくれる
誕生日にほしいものをくれる
唯一、覇気が使える。
自分がしたいことに真っ直ぐ
有言実行という言葉をカタチにした人。

お金持ちの知り合いの家に、BMWが止まっていて「この車かっこいいなー!俺もこの車乗りたい!」って、高校生の時にいってて、成人式にはもう乗り回していた。
ユユがベンツに乗りたい衝動は兄の受け売りだ!
貧乏だったウチからしたら、BMWに乗ることは夢のようなことだったが、そんな難しいことじゃないと、視野を広くしてくれた。

だからユユは絶対にマイバッハに乗ってみせる!!

ユユが家族を好きだが、
家族もユユのことを好きだと知ってる。

私は私に生まれてよかった。
ユユはユユに生まれてよかった。

ー完璧人間になった訳ー

あとがき
中学校の「夢」という作文で、
そのとき長男が葬儀屋で働いていて、次男が消防士を目指していて、私は看護師を目指していたので
「もし世界が大火事になったとき、次男が火を消して、私が看病して、長男が葬儀をひらくのが夢だ。」と言ったら、担任の先生に「そんな出来事がない方がいいよ!!」とツッコまれた。思えば、人生はじめてのツッコミかもしれない。

長男がつくる祭壇は本当に素晴らしかった。

読んでくれてさんきゅゅゅゆゆ。

いいなと思ったら応援しよう!