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ジャケットデザインの名称について:ラペルとは?

本日はジャケットのデザインについてお話しします。【シャツの襟型の選び方】についての記事を書く予定ですが、実はシャツの襟型はジャケットの「ゴージライン」と深く関係しています。

しかし、「ゴージライン?」と聞いてもピンとこない方も多いと思いますので、まずはジャケットの各パーツ名称について簡単にご説明します。

ラペルって何?

ジャケットのデザインでよく目にする「ラペル」という言葉。ファッション雑誌などで使われることが多い名称ですが、雑誌を見ない方には馴染みがないかもしれません。

ラペルとは、ジャケットの前身頃の折り返された部分を指します。
図でいうと、赤い線で示した部分です。


赤い線の部分の折り返されている部分の名称を「ラペル」と言います

「衿」とは違う?

「折り返された部分なら、衿で良いのでは?」と思うかもしれませんが、ジャケットには「上衿(うわえり)」と呼ばれる別の部分があり、それと混同しないために専門的にはラペルと呼びます。

少し専門的な言葉ですが、知っておくとジャケット選びや着こなしのポイントが分かりやすくなります。自分に合ったデザインを選ぶためにも、ぜひ覚えていただけると嬉しいです!

次回は、ラペルと深く関わる「上衿」について解説していきますので、お楽しみに!

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