自社で生地を織り続ける日本のメーカーと商談

今日はご縁があり、日本の職人魂が息づく生地メーカーとの商談の機会をいただきました。

最近は値上げの波が激しく、海外ブランドの生地がどんどん高くなっています。そのため、以前から国産生地ブランドに非常に興味を持っていました。日本のスーツ生地といえば、愛知県一宮市がその産地として有名です。

そんな中、愛知県一宮市で自社で生地を織っている国島株式会社さんと商談できることになり、とても楽しみにしていました。

商談を通して感じたのは、「やっぱり、自社で生地を織っている会社は違う！」ということ。一般的な生地屋さんは、生地を仕入れて販売する「マーチャント（生地商社）」が多いのですが、国島さんは「ミル（工場）」、つまり生地そのものを自社で織り上げているのです。織り手の情熱が詰まった生地の数々は見応えがあり、本当に感動しました。

ずっしり重めの光沢感のある素材

春夏用のシャリッと軽めの素材

こちらのツイード生地は完全日本製のマニアックなツイードです

さらに驚いたのは、その「センスの良さ」。国産生地はどうしてもベーシックなものが多く、お客様が生地選びにワクワクする場面が少ないと感じていたのですが、国島さんの生地は違いました。触り心地、風合い、どれをとっても職人のこだわりが感じられ、その美しさには一目惚れするほど。これぞ国産生地の魅力と思いました。

あまりの素晴らしさに、早速自分用に一着分の生地を購入してしまいました！

これからは生地だけでなく、製品としても皆さまにご紹介できることを考えると、今からとても楽しみです。

皆さんは、日本製の生地についてどんな印象をお持ちですか？ぜひコメントでお聞かせください！