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スーツの上にどんなコートを着ますか?

秋冬といえば、そろそろコートの準備ですね。昨年まで着ていたコート、まだまだ着られると思っていたけれど、「どれどれ」と試着してみると、なんだか少し古くさい…そんな「コートあるある」で慌ててしまうことも多いのではないでしょうか。

コートが古く感じてしまう理由の一つは、肩幅や着丈、お腹まわりのゆとり感が、実は全体の印象に大きく影響するからです。特に既製品の場合、そのブランドのトレンドに合わせたサイズ感やデザインを購入することになるので、数年後に「今っぽさ」がなくなり、少し時代遅れに見えてしまうこともあります。

そこでおすすめなのが、オーダーメイドでスタンダードなサイズ感のシンプルかつ上質なチェスターコートを一着仕立てておくことです。流行に左右されないデザインであれば、長く愛用することができるのが魅力です。

もちろん、毎年トレンドに合わせたコートを楽しむか、自分らしい一着を長く愛用するか、どちらも一長一短あります。しかし、トレンドを気にしすぎないコートを求める方が増えつつあり、その流れで注目されているのが「ラグランスリーブ」のコートです。

ラグランスリーブ

ラグランスリーブとは、肩回りのデザインに肩パッドや肩幅の概念がないため、肩のラインでトレンド感が出にくい、伝統的なデザインです。肩幅や肩パッドの厚さで印象が左右されがちなチェスターコートとは異なり、ラグランスリーブは時代を問わず着られる安心感があります。

基本的に、スーツの上に羽織るコートとしてはチェスターコートが最も綺麗に収まり、相性が良いとされていますが、近年はラグランスリーブを取り入れたコートを見かける機会も増えてきています。この秋冬、街中での「ラグランスリーブ率」をぜひチェックしてみてください。


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