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2021年3月11日

2021年3月11日。

東日本大震災からちょうど10年が経過しました。
間接、直接、目に見えるもの見えないもの…どのような形であれ、何らかの被害をうけた皆様には、改めてお見舞いと応援を申し上げます。
10年前の今日、イスラエルでもこの未曽有の大災害はニュースで大きく取り上げられました。
そして、イスラエルからは被災地に対して、政府、NGO、民間企業から、それぞれ緊急援助および復興のための支援がありました。
簡単にご紹介します。

政府からは、IDF(イスラエル国防軍)が医療支援チームを派遣。
外国政府としては一番最初に支援を実施した国となっています。イスラエルでは、緊急支援は初動が最も大切であるという知識を経験から身に着けていて、イスラエルの緊急支援の迅速な対応は、国際的に高い評価を得ています。

NGOからは、IsraAID(イスラエイド)がトラウマ克服のための心のケアを行う専門家たちを派遣しました。
被災4日後にはすでにメンバーは日本に到着。表面に出ることの少ない内面の問題に取り組み、持続可能な自助力が重要との考えから日本イスラエイドが設立されました。東日本大震災の被災者たちの中には、今では他国、他地域で起きた震災の支援に向かう人たちもいます。

民間企業では、灌漑農業を代表とするネタフィーム・ジャパン。被災した三県の農家に役立てればと、灌漑システムセットを寄贈しました。

癒えない傷を背負った方もいらっしゃれば、いつまでも被災にとらわれずに次に進みたいと思う方もいらっしゃると思います。
この様な災害で被害をうける方が少しでも少なくなりますように。

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