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ニュージーランド2日目(NZ生活の準備と観光)

前日にマザーと約束した時間に合わせて起床。渡新したばかりの頃はニュージーランドの真冬真っ盛り。吐く息も白い朝方に最寄りのバス停まで出発した。

この日の目標は学校までの道のりを覚えることと、日用品を揃えることだ。


バス停〜学校まで

 ホスト宅から最寄りのバス停までは10分弱。何回か曲がる必要がある為、GoogleMapには、ホスト宅とバス停の2箇所をピン刺し。

 バスを待つ間、デイリーマートでミントタブレットを買い「Welcome a new super market」と店員さんに声かけするマザー、バス停にて隣に座っていた女子に話しかけるマザー「なるほど、この人いわゆるお節介気質だな?」と人となりを観察。

 バスに揺られながら、日本の結婚事情や産休育休について国際的な情報交換をする。具体的な制度を話せるほど、スマホの翻訳機能は万能ではないため、お互いの所見を話し合う感じだ。

 クライストチャーチに滞在、訪れたことのある方はご存知だろうが、Bus interchange(日本のバスターミナル)で下車。
 4つのプラットフォーム、またそれぞれに4つの乗車口、計16の乗車口を持っている中々のターミナルだ。クライストチャーチ、あるいはカンタベリーの中心部と言えるだろう。

「帰りのバスは必ずこのプラットフォーム。プラットフォームは変わることがないからね。乗車口はアナウンスとこの電光掲示板に表示されるわよ。学校に一番近い出入口はココね。」

 とマザーが細かく教えてくれる。簡単な英語を使ってくれたため、以上のことは翻訳機を使わずとも理解できた。

 学校までの道のりを綴ると特定されるため以下略としたい。

Riverside Market

 ファザーが迎えに来てくれるようなので、それまでの間にRiverside Marketを散策&コーヒーブレイク。Riverside Marketはどのガイドブックも取り上げているであろう観光名所だ。マーケットという名前の通り、国際色豊かなレストランが軒を連ねている。
 店の中で食べることも可能だが、フードコートのように自由に使えるテーブルと椅子が多く並んでいる。Take awayしても、同じマーケット内で食べることが可能だ。

 フードコートと言ったら怒られるだろうか。店内に椅子があるならば、フードコートではないか…?平日ランチはホームステイの契約に含まれていないため、今後お世話になるだろう。

Metro card

 クライストチャーチに1週間以上滞在するならば、Metro cardは必須アイテムだ。
 発行手数料に5NZ$にかかるが、片道2NZ$でどこまでも乗れる。乗り換えが2時間以内に出来れば、追加料金は発生しない。現在のところ、85〜92JPY=1NZ$がここ最近の為替だが、おおよそ20kmの片道を200JPYで乗っていると考えると、懐に優しい交通手段である。

 マザーが着いてきてくれたため、Bus interchangeの有人カウンターでは難なくMetro cardを購入出来た。
 送迎の方に貰った封筒にはMetro card購入用紙も同封されていたため、わからない所は空欄にしたが、それ以外は埋めて来たのが功を奏した。日本だとほったらかしにすることが多い私だが、石橋を叩いておいて良かった。
みんな、初日に渡された物はすぐに開けようね。

 ファザーの仕事の都合がつけば迎えに来てくれるそうだが、今後のtop-up(日本でいうチャージ)の手間を考えて30NZ$を入れておいた。

Lyttleton

 ファザーと合流し(合流地点がピックアップ場所となるらしい)、Lyttletonというマザーが幼い頃に住んでいたという街まで昼食を食べに行く。ちなみに、ホストメイトはお留守番を選んだようだ。

 Lyttletonは坂の多い街だ。街のすぐ下には大きな湾が広がっている。土曜日の朝には朝市が開かれているそうだ。色々と安く手に入れることが出来るようなので、機会があれば訪れてみようと思う。

 坂の中腹にあるカフェに入り、ハムチーズのサンドイッチを注文。ニュージーランドのカフェやレストランでは、お水は無料/セルフサービスが主流だ。日本と同じく軟水のためありがたい。

 休日の昼食は契約内のためホストがお支払い。運ばれて来るまでにお手洗いへ、と思ったが外に通じる扉を開けられない。ドアノブの構造が少々異なるのだ。マザーが助けてくれた。

Woolworths

 ニュージーランドには大手スーパーが3つ存在しており、その中の一つ緑の看板が目印のWoolworths(旧Countdown)に立ち寄る。買うべき物は3つ
・シャンプー
・コンディショナー
・持ち運び用のマイボトル

 日本でヘア&ボディ用品でお馴染みの「ダヴ」や「パンテーン」、保湿用品などでお馴染みの「ニベア」がずらりと並んでいる。もちろん見たことのないメーカーもあるが、日本で馴染みのあるメーカーが並んでいるのだ。買わない手はない。

 シャワー時間の短縮と、シャンプー等の使用量節約の為に美容室に行ったばかりだったため、一番小さいサイズを購入。自分で払えるよ?と言ったが、ヘア用品はホストが出してくれた。ちなみに、2カ月経った今でもまだ使い切れていない。

 マイボトルも陳列されていたため、マザーか勧めてくれた一番安いボトルタイプを購入。500ml、12NZ$、こちらは自己負担。好みのデザインではないが、現状満足して使用出来ている。おおよそ1,200JPY、帰国する際も迷わず捨てられる額だなと思い、マザーに感謝である。

 セルフレジにホストと一緒に並ぶ。何となくで操作し、横目でホストの支払いを見つつ一人で購入できた。カードオンリーのセルフレジが大多数を占めるため、現金派は頑張って有人レジに進もう。

※渡新約2カ月後に初めて、現金可能なセルフレジに出会う

 大手スーパー3つの同系列/別店舗と行ってみたが、どこも食品と簡単な日用品雑貨は売っている。New worldは高品質の代わりに価格設定が強めなため、お世話になることはなさそうだがWoolworthsとPakn’saveには度々お世話になっている。
何となくだが品揃えはほぼ一緒ではないだろうか…?

 という訳で、(多くの留学生がそうであるように)日常的に価格設定が優しいPakn’saveのお世話になることが多い。但し、Woolworthsの特売品はPakn'saveのよりもお買い得になることもある為、バス通学などで広告に目を光らせるようになった。

渡新日の調整(出国前に行うこと)

 エージェントから提案された渡新日は学校開始の前日。おそらくその日程だと、このようなゆったりとした準備日は作れなかっただろう。

 ホームステイ先や寮の空き状態によるが、入国日の翌日に学校が始まらないよう、出国前にしっかりと調整しておくことをお勧めする。



だいたい16時頃に帰宅しただろうか。湯船を洗うのに使っていい洗剤やスポンジはどこ?と聞き、渡新2日目にして風呂掃除をする。

夕食後は湯船に浸かり、ホストから教えてもらった7:15出発に備えて10時半頃就寝。これがそのまま、ニュージーランドでのルーティンとなった。日本にいた頃では考えられないほど、健康的である。基本的に、お肌の調子も良い感じだ。

次の記事からようやく学校生活を綴って行く。

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