予兆って?
喘息と自己免疫疾患で通院中です。
半年ごとの血液検査は「IgG4」と「好酸球」の数字が爆上がりで、残念なことに検査は2か月ごととなりました。
喘息の花粉のアレルギー対策として、自主的に2種類の吸入器を使用して発作が出ないようにしています。合わせて1日1錠の飲み薬もありますが、これは薬剤師さんから「要らないんじゃない?」と言われたこともあって、こっそり2週間ほど飲むのを止めてみました。
吸入器は怖いので止められませんが、飲み薬は何か予兆があればすぐに復活させたら良いし、薬剤師さんも言ってたしぃとフランクに過ごしていたところ、雰囲気的に薬剤師さんに軍配。
そんな感じで、約2か月ぶりに定期検診へ出掛けました。
「フラリ診療OK」から「予約制」となって、待ち時間が1時間超えもザラだった状態から脱却出来て嬉しい限り。
受付で体温計を渡されて計ってみると「36.3度」と自転車漕ぎたての割に落ち着いた体温。気温の低さも味方していたようです。
先生の検診前に、事前検診があって血圧を測られます。
看護師さんに「最近気になることはありましたか?」と聞かれたので、「左半身だけかぶれたり、ものもらいが出来たり、調子が悪い」と告白。
「右は何とも無いのですか?」と聞かれたので「右は調子が良い。左だけ。呪われているのでしょうか?」と半笑いで近代医療へ挑んでみました。
「・・・それはわかりませんが、車の運転はされますか?」と聞かれ、「たまに」と答えると「日焼けとかが・・」とやや濁した感じ。
「帯状疱疹とか調子の悪い方へ出ますし」と言われ、「自分もなりましたが、背中の真ん中に出来た」と言うと「え?真ん中?」と驚かれました。
なかなか標準の範囲に入って来ない自分に戸惑っている雰囲気。
結局、「左半身呪われ説」は謎として、そっとフェードアウト。血圧に問題は無く、検査用に血を抜かれて問診を待つことになりました。
名前を呼ばれて診察室に入り、先生から同じような問い掛けがあったので「左半身呪われ説」と「唾液腺の腫れる頻度だだ上がり」と「両耳の中が痒い」を最近の困りごととして告白。
「両耳の中が痒い」は恐らく花粉、「左半身呪われ説」はサラっとスルー。
「唾液腺」については自己免疫疾患から来てるかも、とのこと。
内心「だよねー」と思いつつ、口の中のチェックは清潔に保たれているとお墨付き、聴診器も問題無し。
飲み薬の話も「問題ないならOK」で処方薬から外れました、やったねー!
最近のコロナ事情を「ちょっと長引いていて酷い」と楽観主義な先生から珍しく弱気な話を聞いたりしつつ、「他に何か心配なことはあります?」と聞かれて、「そういえば時々動悸がする」と告白。
「どんな感じに?」と聞かれ、「時間とか横になっているとか仕事中とか関係なく動悸の激しくなる時がある」と答えると「今度、症状が出たら15秒間の回数を測ってみてね、4倍すれば概ねの心拍数が出るから。ちなみにどれくらいの早さでした?」と聞かれ、かなりイライラしている人が机を指でカツカツ叩くリズムを表現。
「・・・それ、早すぎるよ。180とか超えている感じじゃないの・・!」と驚かれました。
「え、大体そんな感じです」と答えると「週に何回位あるの?」と聞かれ「3~4回くらい」と答えると「それは多すぎる」とのこと。
「そんなもん」と思っていましたが、「普通」じゃないことが急に判明。
「さっきのは、ちょっと早いリズムでやったかも」と下方修正を申し出てみましたが、「それが続いたり、調子が悪くなった場合は24時間心拍計測をしましょう」と下方修正は門前払いとなりました。
さらに今回の血液検査で結果が悪かったら「大学病院行き」の可能性もハッキリと言い渡されました。
「普通は予兆があるんだけどね・・」と先生は仰いますが、自分は調子の悪さがMAXになる寸前まで過剰な我慢が出来るようなので、「予兆」にも気付きにくいようです。
帰り際に「おかしいと思ったら連絡をしてね」とピシっと言い渡されました。「予防できる方法ってあります?」と聞くと「無い」と明朗回答。
「左半身呪われ説」なんて言っている場合じゃなかったようです。
自分でどうにか出来る病状では無いので、取り敢えず「乱れた生活」はしないで「落ち着いた生活」を心掛けるしかありません。
冒険出来ないわ(しないけど)。
しかし「予兆」って・・・?
顔がパっと真緑になるとか、目が光るとか、舌が伸びたりすれば自分も流石に気付けるんだけどなぁ。
約2か月後の定期検診の血液検査発表を聞きに行くまで、先生から「すぐに来い」とか連絡が来ませんように。