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すぐそこに!! 来年?? 行くわ~!!! ~ 薬師丸ひろ子 40th Anniversary Tour 2022 ~アナタノコトバ~ ~

子供の頃に好きだったアイドルは?と聞かれたら、頭に浮かぶのは「早見優さん」と「田村英里子さん」と答えます。

アイドルと意味がちょっと違うところでは、「Rick Astley」が青春でした。

さらにアイドルでは無いけど、アイドル的存在として「原田知世さん」が好きです。

そこで、今回の薬師丸ひろ子さんが入って来ます。(急に)


子供の頃に知世ちゃん主演の「時をかける少女」を映画館に観に行きました。

言わずもがなの角川作品です。

当時は同時上映として、角川作品が一緒に上映されているもので、確か知世ちゃんの映画を見に行くと、まるでセットのようにひろ子さんも付いてくるという感じでした。失礼な書き方ですが、なにぶん当時は知世ちゃんのファンでしたので。。
角川三人娘の渡辺典子さんは見た覚えが無いかも。「積み木くずし」のCMが怖すぎて嫌いだった気がします。お顔立ちは一番キレイなのですが。

でもデビューだと恐らくひろ子さんの方が早いので、知世ちゃんがセットだったのかもしれません。

そこは取り敢えず、そっとしておきます。


ある時、気付きます。

多分、知世ちゃんが「時かけ」をボサノバ調にアレンジして歌い始めた辺りから、「往年の歌い方で聞きたい族」としては、ちょっと違う・・と思い始めます。好きなんですが、アイドルから大人路線へ行くことを良しとしないみたいなワガママですね、恐らく。

自分が20代後半辺りからでしょうか、ひろ子さんの「全く変わらない歌い方」に心が動きます。



やすともさんも漫才で言っていました。

「紅白で聖子ちゃんが『あ~な~たに~♪』って普通に歌うんじゃなくて、『あぁなぁたぁっ・・・』ってアレンジして溜めて歌って、なかなか『にぃ~』って言ってくれない、早く『にぃ~』って言って!!!」

「そう!! 仰る通り!!! ともこさん!!」

思わずにいられませんでした。


その、ひろ子さんがほんの20メートル先位で、生で歌ってくれていました。

2階のテラス席だったので、遮るものが無い「ひろ子と真っ向勝負状態」。

近すぎたらドキドキしちゃうと思うので、ちょうど良い距離感。

更に今回は全シングルを網羅したベストアルバムを出されたとのことで、もちのろんで「新曲以外は、ほぼ全部知っている曲」♪

ええ、そうですとも(ダレと会話?)、「あの頃のままで」歌っているんですよ、ホントにテレビで見ていた、あのまんま!!!

声も通る、通る。

オーチャードホールだったので音響最高で響き渡るんですが、耳にキンキン来ない癒しのみが鼓膜を奮わせてくれます。

「知っている曲」を「あの頃のまま」歌うことは、諸刃の剣かもしれません。ですが、むしろ「あの頃の特に高音が出ない」、「滲みでるアレンジしたがり」要素が「ゼロ」。

もう、拝むように手拍子をしておりました。

「メイン・テーマ」「セーラー服と機関銃」「Woman “Wの悲劇”より」は悶絶。

合間合間のMCには、年相応のイイ感じのおばちゃんネタをシレっとぶっこんで来るなど、飾り気の無いひろ子さん。

コンサート終盤で「来年もまた、この場所で皆様にお会い出来ましたら・・」に、拳を握って「来年も抽選に当たりたい!!」と思わずにいられませんでした。


知世ちゃんのコンサートにも2年前に行ったことがあります。

この時も2階席でしたが、NHKホールはやや高さがあり、知世ちゃんはひろ子さんよりもずっと小さく見えていました。それでも、子供の頃に大好きだった人と同じ空間いられる嬉しさは、何だかんだで知世ちゃんに軍配が・・

声はあの頃のままでしたが、「時かけ」はアレンジバージョンで、当たり前に感動しましたが、気持ちとしては「あの頃」で聴きたかった感は否めません。

でも、うるうるはしちゃいました(笑)

思い入れがね、どうしても。。


同じようにイベントゲストで早見優さんの歌を聴く機会もありました。

こちらも「あの頃度」はかなり高かったです。

「誘惑光線クラッ」、大人のお色気がありました。

「夏色のナンシー」希望でしたが、生のYU・HAYAMIも最高でした♪



「あの頃のままで皆さん、聞きたいと思うんです。」と、ひろ子さんが語っておられる動画を見たことがあります。ひろ子さんのコンサート、本当にあの頃のまま、子供の頃のままテレビを見ているかのようでした。

中年の涙腺は年々ユルユルになっていますが、もうちょい年が行って、またひろ子さんのコンサートへ行けたら、号泣すると思います。

本当に楽しい、素敵なコンサートでした♪

来年も行きたいなぁ!!!



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