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ザ・ドキュメント ~ 石鹸洗髪の道 七日間の挑戦 ~

去年読んでいた記事にて、興味深い一文があった。

「固形石鹸でシャンプーをしてみたらサラサラ」と。

ほほぅ・・・

気になる記事ではあったが、使用中の液体シャンプーがこの時点でまだ十分な量が残っていたため、スタートは断念していた。


1月14日、とうとう液体シャンプーが尽きたのである。

そして、牛乳石鹸良い石鹸(青箱)は、つい三日前に新しいものを下ろしたばかりである。


時は来た。


ここで挑まねば、いつ挑むのであろう。

そして、いつものようにきちんと調べずに挑むことが自分らしさである。


1月15日 日曜日、初日。

洗顔時の石鹸泡立てネットにて、洗面器にコシコシコシっと「適量の泡(推測)」を溜めて洗うことにした。

この日は日曜であり、用事の無い一日であったため(スマホ歩数計「0歩」)、整髪料の類は未使用であり、洗髪も1回で問題無いと推測された。

「適量の泡」を洗面器から髪にザバふわ~っと流し込み、髪に馴染ませてシャンプーブラシにて頭皮を入念に洗い、その後いつものリンスを使った。

お風呂を出てドライヤーをしたところ、ハードなゴワゴワ感に見舞われる。

「リンス、、洗い流せていなかったのだろうか・・・」


1月16日 月曜日、二日目。

本日は業務に従事していため、整髪料を使用していた。

そのため、洗面器に前日よりも多めに2回シャンプー可能な量をセッティングした。

芯から体が冷えそうになるが、ここはグっと我慢の子である。

1回目は整髪料を落とすべく洗髪を丁寧に、2回目はシャンプーブラシで頭皮を時にソフトに、時にハードに擦り上げる。

2回シャンプーの威力だろうか、髪と同様に頭皮もキュッキュし始める。

脂が取れているのだろうか。

リンスを施し、前日の不安を払拭すべく、時間をかけて流した。

ドライヤー後、再度ゴワゴワ感に見舞われる。

「リンス、、流しきってしまったのだろうか。」

同日、母に「あれね、まつたけみたいね」「あれよ、きのこよ」とダメ押しされ、モテモテ☆ヘアスタルについての自信に心乱れる。

だが、同時に「(まつたけが)国産ならば・・」と妥協点を見出す。


1月17日 火曜日、三日目。

本日も2回シャンプー用に牛乳石鹼で泡を作る。

3日目にもなると作業にこなれて来たのか、きめの細かい泡を「適量」作り出すことに長けて来る。

昨日、体の冷えについて書き記してみたが、この「入浴→泡づくり&2回シャンプー→入浴」は、サウナで云うところの「サウナ→水風呂」の繰り返しのような効果があったようで、期せずして「整った」ようであった。
就寝するまで体のホカホカを保ち、ベッドに入ると人間湯たんぽ状態となり健やかな入眠を勝ち得ることが出来た。

今晩もこうありたい。

そして、髪質はごわごわからキシキシへ。

サラサラ感は依然として皆無である。

本日のテーマ曲 ↓


1月18日 水曜日、四日目。

「固形石鹸シャンプー」についてWEB検索をしてしまった。

サラサラ感皆無に焦り、日和ったのである。

「洗う前に丁寧にブラッシングし、お湯で数分流してから優しく石鹸シャンプーをして丁寧に流す。リンスは石鹼シャンプーに合う『酸性リンス』を使う」

見事に全ての定説を打ち破ったやり方をしていると判明した上に、「固形石鹼シャンプーに合う『酸性リンス』」なる相棒が必要だったとは!!

しかし、牛乳石鹼(青箱)だけあればサラサラヘア~だったはず。

課金は如何なものか・・。

そんな思いが頭を掠めると同時に、ドラッグストアのポイントが貯まっていたような記憶がふっと頭を過ぎった。

そして自分は愛用のドラッグストアへ走り、シャンプーの棚に「牛乳石鹸 トリートメントさらさら」を見つけたのである!!

もちろん、全額ポイントにて購入し得たため、無課金である。

無課金の喜びを感じない薄暗さ。
しかし嬉しさの余り、
帰宅してすぐに激写しているのであった。

検索通りに石鹼シャンプーを施し、さらさらトリートメントを使用した。

国産まつたけ(認めたのか?!)には多い気もする量を贅沢に。

ドライヤーで乾かしている段階で、手応えを感じ始める。

仕上がりは?と言うと・・・

あっ!♥


乾かした直後こそしっとりしていたが、徐々にさらさら感が増して来た。

手応えあり!!

あれ・・、えぇ??♥


1月19日 木曜日、五日目。

石鹸シャンプー4日間はゴワゴワかキシキシだった朝の髪に、柔らかさが感じられた。

いつもはヘアクリームを使っているところを、試しにムースにしてみたところ、サラっと感が発生した。

かなり気を良くして仕事に挑んだところ、嬉しい出来事がありニヤニヤして過ごせた。

夜に手順を極めた気持ちが先行し、石鹼シャンプーを2回の後、石鹼シャンプー用では無い普段使いのリンスを「多め」に使用した。

ドライヤーで乾かした現在、やや微妙な仕上がりとなっている。

浮かれてはいけない・・、良い戒めであった。

でも、嬉しい日であった。


1月20日 金曜日、六日目。

お昼に近所の人にベタ褒めされたことで内面からステキが溢れ出し、2回シャンプーと石鹸トリートメントをWEBの手順通りに行い、外側からもステキで包み込んだ。

サラサラに到達していないが、髪はかなりしっとりと落ち着き始めた感がある。

なかなか・・・、イイ。


1月21日 土曜日、七日目。

本日は車で出掛けようと前日の夜までルンルンに過ごしていたのだが、寝る直前に急に週末ゲンナリ症候群が発生し、引きこもって過ごしてしまった。

そのため、最終日はシャンプー1回の石鹸コンディショナーで有終の美を飾ることとなった。

髪をしっかり濡らして泡立てた石鹸をたっぷり頭上に乗せて、髪に馴染ませる。そのままシャンプーブラシにて頭皮も洗いあげて、しっかり流す。

石鹸トリートメントを髪(サカナクション山口さんと藤井隆さんを足して2で割った雰囲気:モテモテヘアー)の長さの割にケチらずにたっぷりと手に取り、これまたしっかりと馴染ませてシャンプーブラシで髪を梳かし、しっかり流す。

ドライヤーでブオーンとしっかり乾かした結果・・・

トリートメントは「さらさら」とあるが、しっとりとまとまる髪質になって来た感がある。

そして、ふと気付いたことは「痒みが無くなってきた」ことである。

以前のシャンプーではシャンプーブラシでしっかり頭皮も洗浄していたつもりでしたが、ドライヤー後に痒みが残っていたものであった。

ところが石鹸シャンプーを始めて3日後辺りから、ほぼ痒みが無くなり、今は更に「花粉」が意地悪をする季節となり、例年だと朝にエアコンを稼動したと同時にエアコンの外気に混ざって雪崩れ込んで来る「花粉」に顔と頭皮が反応して痒みが出るところ、顔は若干痒みが出るところ、頭皮は全く問題無し。ただ、花粉全盛では無いため、ここに関しては様子見が必要である。

髪質も暴れん坊将軍タイプから落ち着いたカフェタイプ(どんなん)にシフトしつつある気がする。


以上が七日間の挑戦を終えた、結果である。

乗りかけた船であるため、石鹼コンディショナーが無くなるまで石鹼シャンプーは継続し、花粉が増えて行くこれからの季節にどの程度「痒み」を和らげてくれるのかも見て行きたいところである。

牛乳石鹼良い石鹸(青箱)で、髪の先からつま先まで洗い上げることが出来、物凄いスピードで石鹸が減っている。

スーパーやドラッグストアの石鹸お買い得デーは確実に押さえて行く所存である。


希望の「さらさら」は・・・・??

まあ、気長に!


待望の(ダレが?)続編 ↓



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