楽しいドライブ。 南会津宿泊編:前編
東日本大震災の年、自分は出来ることが無かったので、せめて観光に行きましょう!ということで、足掛け11年、ほぼ毎年夏に福島県南会津町のとある民宿を常宿にして遊びに出掛けています、母と。
福島と言えば?な、鶴ヶ城や大内宿、あぶくま洞などの名所は大体出掛けています。どんどん地元の方も行かない、東京に住んでいるけど東京タワーは登らないわぁ~、みたいな状態に進み始めています。
そんな感じで、今回はとうとう新潟に食い込むスタートにしました。
最初に向かうは「清津峡」!
南魚沼市の辺りにある景勝地を目指します。
朝の6時に出発して、サービスエリアで休憩を挟みながら、ほんの少し渋滞にハマりながら、11時半頃に近くまで到着。
すると、まさかの「清津峡渓谷トンネル入坑料」なる券が必要とな!!
どうも時期により必要とのこと。
トンネル手前の駐車場で当日券をチェックしてみると、12時半までのチケットは完売、次回入場可能な時間は13時・・・。
さすがに駐車場で1時間半待ちは・・(涙)
また来年か時期を改めて挑みたいということで、トンネル手前の景色を載せておきましょう。
そのまま次の予定で「八海山尊神社」へ車をブイーンと(まだ新潟)。
先ほどのトンネル通過ならずを払拭すべく、旅の無事も祈るべく伺いました。
駐車場へ車を停めて階段を上がると、まさかの駐車場出現!!
走行中は薄曇りでしたが、歩き始めたらまさかのピーカン!!
母と「何で今・・」とフーフー言いながら足を運ぶと立て看板登場。
なんじゃい??っと読んでみると、その駐車場(広場だった様子)で柏手を打つと場内に響き渡るとのこと。
ギンギンの陽射しの下、バッチーンバッチーンと自分が何かの腹いせのように打つと(トンネル通過ならず?)、「バッチーン」の後に「ビーーーン」と良い響き♪
母はなかなか良い音が鳴らず、酔っぱらったオヤジの手拍子のように打ち鳴らしていました。
そして、まさかの本堂への階段も登場!! ドヒー!!
(しかも本堂の辺りにまたも駐車場出現。自分と母、半笑い)
本殿に旅の安全と健康と仕事の向上と楽しく生活出来ることを激しくお祈りしました。
お賽銭の額の割に多く無い?と神様に思われそうですが、上がらなくて良かったはずの階段を2か所も上ったのでお許しを・・・。
フーフー言いながら停めた駐車場へ戻る途中に「霊風殿」があり、母に「弘法大師がいらっしゃるから拝んで行かないと!!」ということで、四国のお遍路記事でお馴染みの旅いこかさんに「自分も大師にお会いしました」と思いを馳せながらご挨拶。
するとお賽銭箱の前に、どなたかが投げ入れる力及ばずだったらしい500円玉が落ちていました。
「どなたかが入れ損じたようです。自分の分じゃないです。」と馬鹿正直に報告しながら投入。
徳を積みました。ムフフ(薄笑いがスケベ)。
宿に向かう前の最後の目的地というか通過したい場所「奥只見シルバーライン」!!
全長22キロの内、トンネル部分は18キロ。
ひと口で言うと「怖い」です。
ゴツゴツした手堀り感な壁面と妙に柔らかい色の照明。
対向車が大型車の場合、割とギリギリなすれ違いのスリル。
夏の寒暖差のせいで時折フロントガラスが盛大に曇る現象に襲われ、一番最初はプチパニックになってしまいました。
たまたまなのか車の走行が少なく、母がやたらと無駄に怯えるため、ハンドルを握る腕の疲労が凄かったです。
残念ながら写真を撮る余裕は全く無かったので、観光公式サイトのURLを貼っておきます。
そして辿り着いたダムへ行けるスロープカーには見向きもせず(トンネルのみで満足)、宿へ向かうべく走ったのですが、車のナビの指示に揺らぎがあり、必要以上に奥只見ダム周辺を走らされました。
思いがけず「本気のドライブ」状態に陥りながら、16時45分に会津湯野上温泉の宿へ到着。
お風呂は先客が団体でキャッキャと楽し気に入っておられたので、部屋でしばし待ち、空いたところでシュっと脱衣&入浴。
こちらのお風呂は源泉かけ流しで、なかなか意欲的なアツアツ温度(笑)
もう慣れているので、足先から様子を伺うようにソロリソロリと入り、膝の辺りまで入ったところで鼻からもクチからもフーフー言いながら、気合で腰まで浸かります。そこで約15秒、忍の一字で身体を慣らします。
そして、時が来て「今だ!!」で、スイーっと肩まで浸かればそこからはお肌ツルツル天国が待っています。
アクセル踏み疲れのふくらはぎをモミモミし、肩をモミモミして、リラックス。
ただアツアツ温度なので、長時間は肩までは浸かれず、半身浴と全身浴をちょこちょこ繰り返して体からツヤが発射し始めたら上がります。
ご飯を3膳おかわりして、気絶するように21時に就寝しました。(早っ)
二泊三日だったので、二日目、最終日の後編はこちら ↓