第27回 太郎賞受賞者特別展示のこと
東京都港区南青山にある岡本太郎記念館にて展示いたします。
岡本太郎氏や彼が遺した作品と対峙した今回の展示。
私のフィルターを通した"太陽の塔"を発表します。
この機会にぜひ、ご高覧くださいませ。
以下、展示の詳細です。
「第27回 太郎賞受賞者特別展示」
●日時:2025年2月5日(水)〜2025年2月24日(月・祝)
10:00~18:00(最終入館17:30)
●休館日:火曜日
●観覧料:一般 ¥650(¥550)、小学生 ¥300(¥200)※( )内は15人以上の団体料金
●場所:岡本太郎記念館
〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
●TEL:03-3406-0801
現時点での在廊予定は2月5日(水)、6日(木)(いずれも12:00〜18:00)です。
どうぞよろしくお願いいたします。ぺこり。
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『4XXX年』
4XXX年。ここはかつて人類が生きていたとされる場所だ。人類が不在になった地球にはかつての文明の証として「太陽の塔」が立っている。今から2XXX年後の遙か未来、この太陽の塔がどのような目的で建てられたのか知る者は一人もいない。ただ、そこには「文明があった」ということだけはわかるだろう。「未来の何者か」が遺された太陽の塔を見て、どんな空想をするのか今から楽しみだ。
42歳の時、生まれて初めて飛行機に乗った。離陸し、夜の暗闇の中で煌々と輝く空港の光を飛行機の小さな窓から観ていた。初めて観る空からの夜景に興奮しつつも「この眩しくて美しい光もいつか消えていくのだろう」そう思った。明かりは「人の営み」そのものだと思う。これから先、人口が減っていき、空港を利用する乗客、そして空港業務に関わる専門的な知識を持った者も減る一方だろう。華々しくオープンし、一時期は賑わっていた遊園地がいつしか廃墟のようになっていく様に似ている。どんどんと遠く小さくなっていくキラキラと輝く光の群衆を観ながら、胸がギュッとなった。
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注意事項:
駐輪・駐車スペースのご用意はございませんので、公共の交通機関をご利用ください。
館内は靴を脱いでお上がり頂いており、靴は袋に入れてお持ち運びいただいております。
館内ではベビーカーがご利用頂けません。
館内にコインロッカーのご用意はございません。スーツケース等の大きなお荷物は予めお預けの上お越しください。
お荷物のお預かりは行っておりません。
詳細は以下のサイトより、ご確認ください。