30dayチャレンジと義務感について
以前ツイッターで、30dayチャレンジというものを見かけた。
Googleの創業初期メンバーがTEDにて「小さな事でいいから、30日間連続でやりたいことをチャレンジすると人生が変わるよ」と言っていたそうだ。
なるほど、単純だけど難しい。私が過去に自分の意思で30日間もやり続けられたことがあっただろうか。
ということでまず、noteへの投稿を1ヶ月間続けていきたいと思っています。引っ越しでバタついている一週間後が山場かもしれない。
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ところで、先月は半月の間有休をいただいた。引っ越すことが決まっていたので、今住んでいる街を楽しみ尽くそうと思っていたのだけど、コロナの影響で思わぬトラブルが発生し、そんなのんきではいられなくなってしまった。
そんな中、毎日朝食を作ることにした。私は家事が大の苦手なので、朝食なんてほとんど作ったことがなかったし、なんなら平日に朝食を食べた記憶もあんまりない。
でも有休期間の圧倒的な違いは一日の開始時間がないことだったので、まず朝食だけは何がなんでも食べるという決まりを作った。そして、特別な事情がない限り、朝食は自分で作ることにした。
最初はまた無理なルールにしてしまったと思ったけど、面白いことに、全くストレスなく毎日朝食を作って食べることが出来た。
それだけでなく、一日が全く自由になってしまった私にとって、朝食を作って食べる、明日の朝食の食材を用意する、この2つの目的があるだけで、メリハリと楽しみのある日々になった。
朝食作りはのめり込むほどハマることはなかったが、やらなければならぬという義務感もあまりなかったので、抵抗感が一気になくなった。
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さて話は少しズレるが、自分のやるべき/やりたいことから「義務感」をなくす、というのは非常に困難なことだと思う。
実際、私は働いていた時、仕事のこともプライベートなことも日々義務感を持ってこなしていた。ひどい時は友人との連絡や予定調整も「義務」と感じてしまい、憂鬱になってしまったことがあった。
ではどうしたらこの義務感に潰される事なく、やりたいことを続けられるのか。その答えは出ないけど、今自分にとってはすごくチャンスなのかもしれない。仕事という大きな義務がなくなった今、誰に強制されるでもなく、自分で自分に義務を課すことができる。そしてそのごく限られた義務だけを全うすれば良いのである。
朝食作りは有休後の出社に合わせて終了してしまった(正味2週間程度)が、退職して再び時間が出来た今、気づけばまた朝食を作って食べている。
おそらくこれが30dayチャレンジの言わんとすることなのだろう。
30日間継続することで「義務感」が薄れ、習慣あるいはライフワークになって行く。そうしてゆっくりと自信を取り戻していきたい。
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