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#35 本当に何を話してもいい場って、中々ないよなあ

先日、ちょっと久しぶりにカウンセリングを受けました。その日は朝から抑うつ感が抜けなくて、自分で出来る、いつもの対処をやってみたけれど、あまり気分も晴れず、「これは頼りどきだな」と思って、すぐにその日の夜のカウンセリングを予約しました。(まじでその日の夜にオンラインでカウンセリング出来るのってほんま素晴らしいなって感動した)

そのカウンセリングの中で、カウンセラーさんから何度か、「思っていることをなんでも話していいんですよ」と言われた。

ぼくは日々のコミュニケーションの中で、とってもいろんな気を使いながら話している。まあみんな一定そういう節があるんだろうけど、ぼくもそうだ。

ぼくの気の使い方にはいくつかの方向性がある気がする。

・目の前にいる人を傷つけたくない
・その場にいない誰かに関して、偏った情報を与えたくない
・世の中的な「こうあるべき」に合わせてしまう

この辺に気を使いながら話しているので、回りくどい言い回しや丁寧な言い回し、あるいは保険や留保が多くなりがちだったりする。

それはそれで、日常のコミュニケーションにおいては、すごく大切なことでもあるが、「カウンセリングでは気を遣う必要はない」ということを、カウンセラーさんは繰り返し伝えてくれた。

カウンセラーさんから何度も「本当の気持ちを話してみてください」と言われるに従い、自分の中でも「ぼくの本当の気持ちってなんだろう」という気持ちが芽生え、心の中を覗いてみると、蓋をしてきたいろんな気持ちがあることに気が付いた。今までこれを抑圧してきたんだなあ、と気づけた。

少しずつそれを伝えていくこと、それを受け止めてもらえることは、とても安心できるプロセスだった。一回では変われないと思うけど、今回のカウンセリングではすごく安心できたし、時間をかけて少しずつ、自分の気持ちに向き合えたらと思う。

本当に何を言ってもいい場、って中々ない。もしかしたら、全くないかもしれない。日常でそれをするのは、確かにちょっと歪だ。

でも同時に、ぼくの中には「何を言ってもいい」と伝えられることで初めて見つけられた気持ちがあった。そしてその気持ちをじっくり見つめたいと思う。

だから、これからもカウンセリングは使い続けるし、もしかしたらそんな気持ちがあるかも?と思う人には、ぜひカウンセリングを使ってみてほしい、と改めて思う。

毎日note、もう少し。


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なかむら
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