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#2 強い思いが誰かへの呪いにならないように

ぼくは、言葉で表現することが好き。

誰かへのぼくの思いを言葉で表現することが、その人への誠意だと思っていた。

でも言葉は、発された途端、ぼくの手を離れていく。

相手が言葉をどう受け取るかは、相手次第。ぼくが思った通りに伝わることなんてほとんどない。人と人は、分かり合えない。

ぼくの強い思いから発せられた言葉は、そんなつもりは全くなくても、相手にとっての呪いの言葉になってしまうこともある。相手の行動を縛り付ける枷になったり、相手の視野を狭める覆いになってしまうこともある。

そんな時は、言葉ではなく行動で思いを表現できるといいのかもしれない。相手に矢印を向けた言葉を発するのではなく、自分の行動で表現する。

1年くらい前から、「がんばって」「がんばれ」という言葉を言えなくなってしまった。

ぼくは純粋に「あなたを応援したい」という気持ちでそう言ったとしても、相手には重たい期待になってしまいうるということを身をもって知った。

代わりに、「応援してる」と言うようになった。

相手に矢印を向けずに、期待も願いも込めず、自分の行動を伝える。自分の行動で伝える。

年を経るごとに(とは言ってもまだまだ若輩者だけど)少しずつ使う言葉が変わっていった。使えるようになった言葉もあるし、使えなくなった言葉もある。

それを成長と呼ぶのかはわからないけど、少しでもぼくの言葉で傷つく人が減ったらいいな、と思う。

ひらやまさんのnoteに寄せて

30日連続noteチャレンジ 2日目。

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なかむら
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