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自己紹介|しようとしてやめた|はじめてのnote
初めましてこんにちは。つむぐと申します。
私は銭湯を愛するキャリアコンサルタントです。
・・・って書いたら、途端に気持ちが冷めた。
あれだけ色々書いてみたいと思ってnoteのアカウントを作って、さあ初っ端は自己紹介だ!と思って書き始めて10秒で。
もうつまらない。
いざ色々書きたいと思っても、もうすでにnoteっぽさみたいな暗黙の認識がある。
記事を書くなら価値提供しなきゃ読んでもらえない。noteはブログじゃない。それで目次があって構成があって、画像やリンクをあれこれつけて、書いたことにはエビデンスが必要で。
別に誰かを傷つけたいわけじゃないし、不快にさせたいわけじゃない。マナーやルールが大切なことはよくわかる。とはいえアウトローに破滅に向かってぶち壊れたいわけじゃない。しかも役に立てば、喜んでもらえたら、ちやほやされたら喜ぶ小市民。
ただ一つだけ言いたいことがあるとすれば、私にとって世界は、人間は、そんなに整然としたものじゃないということ。無駄だらけだし、デッドスペースだらけだし、ブレることばかりで揺らぎ続けるもの。
文字を書いて解き放たれたいと思って始めたnoteなのに、開始10秒で窮屈に感じて息苦しい。
私が書きたいことは、言葉にしたいことは何かと考えたら、その窮屈さや息苦しさがしんどいんだということ、そしてそのしんどさを溶かし流してくれてきたのが銭湯なんだということ。
熱めのお湯に肩まで浸かると、こわばっていたものが少しずつほぐれていくような。ふわっと湯気に包まれるだけで、少し呼吸が楽になるような。そんな時間瞬間のことを書きたいのだと思う。
老若だけじゃない。こんなにいろんな人がいる。そして何よりも銭湯は、いろんな人たちがみんな裸で無防備だからこそ、許し許され成り立つ場なんだということ。
東京という、互いに冷たく無関心なくせに、互いを見張り、ミギニナラエの息苦しい街が、銭湯めぐりをするようになって、生きやすくなった。カラフルに見えるようになった。東京に住んでても東京を旅することができることを知ったし東京から出る旅もさらに楽しくなった。
何かそんな私の思いや経験、たまには知っていることも織り交ぜて、思うままに、ただ書き続けようと思う。
初めましてこんにちは。つむぐと申します。
私は銭湯を愛するキャリアコンサルタントです。