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【おすすめの書】洗脳~スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック~の重要ポイント①

この本の著者である苫米地英人さんは
2008年の時点ですでに
スピリチュアルはカルトであることを認め、
警鐘を鳴らしていました。

この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。

危険なスピリチュアルブーム

はじめに、カルトを誘発する危険性が高い、
否、カルトそのものと化しつつある
スピリチュアルから述べていくことにします。

今現在、このスピリチュアルという言葉を、
テレビやラジオ、新聞など、
メディアで見聞きしない日はありません。
自称スピリチュアリストたちが書いた著作を
興味深く読んでいる人は少なくないでしょう。
また、スピリチュアルをテーマとした
テレビ番組を視聴している人は、さらに多いはずです。
私はこの状況を快く思っていません。
むしろ、非常に危険な兆候だと感じています。
スピリチュアリストたちをテレビ番組に
出演させることなどもっての他です。

その理由の一つとして、スピリチュアリストたちが
用いるテクニックが挙げられます。
彼らは、その所作の中に相手を洗脳するテクニックを仕込んでいます。
当然人前ではごく自然に振る舞っているかのように見せかけているため、
テクニックを仕込んでいることなど、
見ている人には微塵も感じさせません。

では、なぜそのようなテクニックを仕込む必要があるのでしょうか。
それは、自らのフォロワーを獲得し、金儲けを行うためであり、
また、そのテクニックがカルト教団が
信者を洗脳する際に使う手法と共通しているためなのです。

つまり、カルトの洗脳手法が、普段私たちが何気なく目にし、
耳にするメディアから日々垂れ流されていると言えます。

2008年になって、スピリチュアリストである江原啓之氏の番組が、
放送倫理・番組向上機構(BPO)の
放送倫理検証委員会で取り上げられるなど、
ようやく社会的に問題にされはじめましたが、
それでもまだ警鐘を鳴らすまでにはいたってません。

本章では、スピリチュアルとカルトの共通性、差別思想に繋がる考え方、
本物の宗教との根本的な違いなどを説明し、
私たちが置かれている危険な状況を述べていきます。
危険な洗脳から逃れるには、知識が必要となります。
まずはスピリチュアルをよく理解するところからはじめていきましょう。
スピリチュアルの本質を知ることは、
カルトから身を守るための私の脱洗脳テクニックを
理解する手助けにもなるのです。

洗脳~スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック~ 苫米地英人著

2008年の時点で苫米地さんはこのように述べられていました。
江原啓之氏の番組がBPOの放送倫理検証委員会で取り上げられましたが、
ずっと野放しにしてきた結果、
スピリチュアルに傾倒する人が増え続け、
バブル状態になってしまいました。

シリコンバレーで日本を想うさんなど、
ブログでスピリチュアルの危険性を訴えてきた方もいますが、
焼け石に水だったのが実情だと思ます。

私もアンチスピリチュアルの立場ですが、
やはり焼け石に水だと感じています。
それでも目を覚ます方が少しずつ増えているので、
スピリチュアルの危険性を訴えてきてよかったと思ってます。

現在、スピリチュアルはバブル状態です。
スピリチュアルリーダーは自己肯定感(=インチキ自己肯定)
が好きなので、収入を公開している人もいます。
やはりトップの人は年収が億単位になっていますね。
俯瞰して見るとこんな感じです。

兵隊をスピリチュアルジプシーに置き換えてみてください。

スピリチュアルジプシーの方々は
自分たちは良い結果に繋がらない
ということを何回も経験してきたはずです。

結果が出ないからまた情報を探し、
期待を膨らませて懲りずに手を出してしまい、
また失敗する・・・そして繰り返す

あのスピリチュアル界の元大御所のドリーン・バーチューも
「悪魔がスピリチュアルを運営している」と言っています。

スピリチュアルの世界に足を踏み入れて
結果が出なくて悩んでいる方は
スピリチュアルを敵視してみてください。
マイナス要素を引き算する効果により
何が害悪なのか少しわかるようになると思います。
そして引き算を繰り返すと
邪気発生源のヤバさがわかるようになります。

実際のところ、正しいことを言っていようが間違ったことを言っていようがそんなものは関係なく露出した者勝ちです。これは政治家と同じです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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