見出し画像

エッセイ『「他人に期待するな」の“他人”ってなに?』への応答

この文章は、脱輪氏のエッセイ『「他人に期待するな」の“他人”ってなに?』への応答であり、「文学サークル“お茶代”10月課題」のために書かれたものである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「他人に期待するな」の同義語は、「社会は厳しいんだよ」「世間は冷たいから」「それが大人になるってことなんだよ」であり、“社会をサバイブしてるつもりの自称強者たちの自己弁護”なのだと、脱輪氏はこのエッセイの中で断罪する。

彼らは自分の言葉で語らず、主語の「私」「俺」を放棄し、代わりに「他人」「社会」「世間」という、“顔も知らない知らないへのへのもへじ”を主語にする。
何を隠そう!隠れられると思うなよ!あんたも“へのへのもへじ”の仲間入り!おめでとうございます!君は存在しない。他者に知覚されなければ、存在しない。君の名前は“匿名希望”。有象無象の誰かと同じ。ゴキブリみたいにうじゃうじゃ群れてる!

“へのへのもへじ”たちが他者に与えるものは何も無い。持ち合わせていない。そして「クレクレ」と何でも欲しがる。彼らは誰から欲しがるのか?お仲間の“へのへのもへじ”から?残念でした!彼らも君と同じで、な〜んにも持っていない。
持たざる者の等価交換!ゼロを与えてゼロを与えられる。君は立派な社会人だ!“クレクレ病患者”だ!サナトリウムは無い!社会の荒野を彷徨う夢遊病者よ!

“クレクレ病”に罹患していない人間は贈与を知っている。“贈与を知る健常者”が”クレクレ病患者”に出会った時、患者は何も差し出さず、欲しがるだけ。患者は与えているつもりでも、何も与えていないのだから、等価交換は成立しない。やっかいだね〜。

“クレクレ病”の病原は“社会システム”だ。最近、ワクチンが開発されたらしい。冒頭に記した脱輪氏のエッセイと私が書いたこの文章である。

これらのワクチンは製薬会社「“お茶代”【公式】@お金がもらえる文学サークル」で製造されている。ワクチンは多種多様。あなたにピッタリのお薬を処方します。接種会場はこちらです。https://x.com/ochadaiofficial

保険証の代わりに必要なのは、2か月に一度出題されるテーマに沿ってnoteに投稿し、接種会場のTwitter(現X)にnoteのURLとハッシュタグ「#文サお茶代 #お茶代 」を付けて、投稿するだけ!簡単でしょ!?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こちらの文章には、一部に差別的だと捉えかねない文言が含まれていますが、筆者が深夜2時に書いた“おかしなテンション”という時代背景を考慮し、そのまま表記しています。

筆者に差別の意図はなく、この文章には、ひとりでも多くの人に充実した人生を歩んで欲しいという想いが込められています。


ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?