【決勝大会ベスト32】黄エネル
はじめに
初めまして「と」と申します。
チャンピオンシップ2023エリア予選宮城大会において、予選8-1で9位、決勝トナメベスト16でキッドを獲得するができたので、構築と思考の共有としてnoteを書かせていただきます。
また、チャンピオンシップ2023東京大会 大学3on3にて、個人9-1チーム9-1で優勝致しましたので、その時の構築についても追加しております。
加えて、決勝大会においても、予選4-1で24位、決勝トナメベスト32でルフィを獲得することができましたので、その時の構築も追加しております。
前提として、デッキ選択の理由から記載させていただきます。エリア予選東京や福岡でのデッキ選択の思考に役立てば幸いです。
宮城CSは新弾発売直後で環境が固まっておらず、自分に合うリーダーを探す時間がありませんでした。そのため、5弾から使用していたサカズキを引き続き使用する予定でいました。
しかし、実際に調整を始めた結果、8モリアの登場により、5弾までのサカズキとはプレイ方針がかなり変わってしまい、構築、プレイ共に1週間で詰め切る自信がなくなってしまいました。
また、サカズキはミスなくプレイすれば全ての対面に有利に動くことができる反面、少しのミスでどの対面にも負けてしまうという弱点がありました。
調整期間の短さや、予選9回戦というところから、再現性のあるデッキを使用する選択肢を考えた結果、以前触ったことのあった、紫ルフィ、黄エネルが短い期間で自分が調整可能なデッキであると判断しました。
黄エネルはリーダー効果の性質上攻め方を知らないとライフを削り切ることができません。予選9回戦において、自分より練度の低い人に確実に勝っていかないと決勝トーナメントには上がれません。予選序盤は確実に勝つことが求められていますので、相手のミスを誘い、勝ちを拾いやすいのが黄エネルであると考えています。
それに対して、紫ルフィは序盤からドンを加速して、自分の強い動きを押し付けるのが強みです。しかし、中盤から5コストのキャラを2体並べたり、大型を1体置いたりと、プレイの分岐がおおく黄エネルより自分がミスをしやすいデッキであると考えています。
これを踏まえて、黄エネルが最有力候補として上がりました。
また、5弾環境の覇者である青黒サカズキ、調整メンバーで使用者の多かった黒モリア、以前から使用者の多い黄カタクリ、注目されている新リーダーの緑黄ヤマトが宮城CSでは大半を占めるという予想のもと、この4つに負けにくいのはエネルである(理由は各対面にて記載致します)という予想が立てられました。
これにより、紫ルフィにさえ当たらなければ(1回までなら負けても良い)勝ち残れるという予想のもとエネルの使用が決まりました。(CS4日前)
実際に宮城CSベスト16の分布は上記4つのリーダーに加えて、黄エネル2、白ひげ(赤ニューゲート)1となり、13/16が有利対面という結果でした。
宮城CSでは配信卓で黄エネルが黒モリアに負けていることもあってか、黒モリアに不利という世間での認識がある模様なので、エリア予選東京でも立ち位置の良さは維持していると予想しています。
主な戦績
12/2 チャンピオンシップ2023
エリア予選 宮城大会
予選スイスドロー
黒モリア先○
黒モリア後○
紫ルフィ後○
緑黄ヤマト先○
黄カタクリ後○
青黒サカズキ先×
黒モリア後○
緑ウタ先○
黒モリア後○
決勝トナメ
黄エネル先×
予選8-1(9位)ベスト16
12/9 チャンピオンシップ2023
大学3on3 東京会場
予選スイスドロー
黄エネル後○3-0
青黒サカズキ先○3-0
青紫レイジュ後○2-1
黒モリア先○2-1
黒モリア先○3-0
黒モリア先○2-1
黄カタクリ後○2-1
黒モリア先○1-2
決勝トナメ
黄カタクリ後×2-1
青黒サカズキ後○2-1
個人9-1チーム9-1優勝
1/21 チャンピオンシップ2023
決勝大会
予選スイスドロー
青黒サカズキ後×
黒モリア先○
青黒サカズキ先○
黄カタクリ後○
青黒サカズキ先○
決勝トナメ
青黒サカズキ先×
予選4-1(24位)ベスト32
2/3 フラッグシップバトル
ゲームスペース鶴岡
黄カタクリ先○
黄エネル先○
青黒サカズキ後○
白ひげ先○
青黒サカズキ先×
トーナメント4-1(2位)
2/10 フラッグシップバトル
シーガル気仙沼
青黒サカズキ先○
赤紫ロー先○
黄カタクリ先○
青黒サカズキ先×
黄エネル先○
スイスドロー4-1(2位)
2/25 非公認
ザキオカ杯3on3
予選スイスドロー
青黒サカズキ先○3-0
黄エネル後○2-1
青黒サカズキ先○2-1
青黒サカズキ先○2-1
青黒サカズキ先○2-1
黄エネル先○1-2
決勝トナメ
青黒サカズキ先○2-1
青黒サカズキ先×0-3
黒モリア先○2-1
個人8-1チーム7-2(3位)
3/20 フラッグシップバトル
バトロコ盛岡
青黒サカズキ先○
黒モリア後○
緑黄ヤマト後○
緑黄ヤマト後○
青黒サカズキ先○
スイスドロー5-0(1位)
デッキ概要
このリーダーは大型の連打に戦術を依存しているため、大型をできる限り多く引かなければならないにもかかわらず、9ヤマトのサーチができないというリスクを抱えています。そのため、このリーダーは再現性がない、トリガー頼りのデッキという印象を持つ人も多いかと思われます。しかし、リーダー効果による耐久力に頼ったライフの全受けや、実質的な手札の入れ替えにより、手札に加えられるカードの枚数が他のリーダーより多く、サーチなしでも中盤から終盤にかけて引きたいカードを引くことができます。(サカズキのリーダー効果を想像していただくとわかりやすいかと思います。)
また、リーダー効果により、毎ターン一度だけ、相手の攻撃を吸収することができるため、ライフの取り合いにおいて、リソース差を広げることができます。このリソース差を利用して耐久しながら大型を展開し、盤面を整えて相手のライフを削るデッキとなっております。
デッキリスト
6弾環境において見かけた黄エネルのリストとは採用カード、不採用カードが一部異なりますので、構築は有料部分とさせていただきます。
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?